今回は、伝説のドラマ。現在は映画の方が有名かもしれませんが
踊る大捜査線の1話をみた感想と考察をしていきます。
一応、全話からさらに映画までやっていくつもりです。
ドラマの感想、まとめなどは以下にまとめています。
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第1話 サラリーマン刑事と最初の難事件 青島は異常な人間として描かれている? 青島の吸っているタバコから人物を分析
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第3話 消された調書と彼女の事件
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第4話 少女の涙と刑事のプライド
踊る大捜査線 ドラマ振り返り かなりの問題回? 第5話 彼女の悲鳴が聞こえない
踊る大捜査線 6話・7話 ドラマ振り返り 張り込み・彼女の愛と真実、タイムリミットは48時間
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第9話 湾岸署大パニック 刑事青島危機一髪
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第10話 凶弾・雨に消えた刑事の涙 最終回 青島刑事よ永遠に
サラリーマン刑事と最初の難事件
1997年
刑事ドラマのべたべたな展開の取り調べ・・・・実は実習オチ
青島
26歳で警察採用試験を受けて、3年間交番勤務をしている
強行犯係に配属
すみれさん、盗犯係に勤務
パトカーを使うのに規則が必要、緊急事態でも上司のハンコがいるので、徒歩に現場へ駆けつける青島
健康診断受けましょうねと指示する課長
湾岸署を名乗る青島だが、捜査員から空き地署と馬鹿にされる
和久巡査長、あと3か月で定年らしい
真下警部補、キャリア組で、第一本部本部長の息子で、将来の副署長
ゲーセンで暴れる小学生を捕まえる
「本当だったらなお前留置所送りなんだぞ」
「大人扱いするなよ、俺は子供なんだから」と言い返される。
〇人事件本部の戒名を考える。どうやってインパクトを出すか?
室井管理官との出会い
被害者の娘の病院に事情聴取に行く室井を車に乗せて運転する役割を青島が担う
元営業マンの青島は、自分の名刺をないがしろにされることを気にする
柏木雪乃、被害者の娘。被害者の〇体を目にして、ショックで口がきけない。
強引に柏木について聞こうとする室井に対して、周りの刑事は「田舎者が、そんなに手柄を立てたいか?」と陰口する。
青島はサラリーマン時代、営業先のお得意さんに「君が来るとみんなの手が止まる。君は寄生虫か?」といわれて、それがやめるきっかけになった。
交番時代に仕事して人に感謝されることがうれしくなる。
和久は、昔自分が担当した事件で心残りだったことがあり、それが解決するまで、自分の傷はなおらない。
アメリカンスピリット
室井の策で、柏木の病室にわざと被害者の写真を置いておく。それで青島に「何か思い出したか?と聞け」と指示する。
事件解決のために市民の気持ちなど考えていられないというのが、室井の考え
すみれの後ろに歩かないでとすみれにいわれる青島。なにかトラウマをかかえているのか?
青島がすみれに引き渡された、カギを大量に持っていた保険の営業マンが犯人だった。
犯人は青島が今の仕事に刺激がないことを知っていて、自分も刺激がないから忍び込みと盗みをやっていたが、たまたま見つかり、強盗〇人となってしまった。
青島は「刺激が欲しかったら警察になればよかったのに」といって犯人から「刺激がないって言ってたよね?」といわれるが「あるよ…」と答える。
青島はすみれに「俺はあいつになっていたかもしれない」と吐露する。
踊る大捜査線 第1話 サラリーマン刑事と最初の難事件の感想と考察
ドラマ発であることは知っていたが、いままで映画しか見たことのなかった踊る大捜査線。
そのドラマの1話目だが、この1話目に踊るの魅力というものは確かに凝縮されていた。
刑事ドラマというのは、犯人がどのような人物で、トリックがどのようなもので、どのように捕まえるかみたいな「事件」ばかりが注目されてきましたが
「踊る」は、躍動感のある人物同士の掛け合いや、それぞれに暗い過去を持っていたり、一筋縄ではいかない人間関係がダイナミックに描かれているのです。
後に盟友となる室井と青島ですが、この段階では本店のエリートと所轄という明らかな壁が存在しており、事件解決のために手段をえらばない室井は、刑事全体に嫌われています。
また、青島も青島で、1話の犯人がその裏返しであるように、刺激を求めて刑事になるというちょっと常軌を逸した人間として描かれており、決してまっとうな熱血漢だけでは語れない男になっています。
しかしながら、物語の最後で被害者の娘である雪乃に対して、見捨てないことを宣言したり、営業マンだったことから、人の中に入っていくフットワークの軽さが発揮されたり
青島らしいアプローチや個性が光っており、それも1話ですでにしっかり説明されていて、感心しましたね。
踊る大捜査線 タバコから青島の人間性を考察する
※ここからはあくまで考察であり、本記事は喫煙を推奨するものではありません
90年代ドラマといえば、ドラマ内でも職場で役がタバコを吸いまくる光景というのが当たり前にあったし、実際に店とか職場で吸ってたみたいな話もちらほら聞く。
青島を演じた織田裕二氏もヘビースモーカーのようだが、「振り返ればやつがいる」の司馬も煙草を吸っていたし、青島はかなりのヘビースモーカーらしいです。
そんな彼が吸っているタバコの銘柄は、アメリカンスピリットのレギュラーです。
アメリカンスピリットのレギュラーはタールが12ミリであり、ショートピースなどこれを超えるタールはあるのですが
アメリカンスピリットは無添加たばこといわれており、燃焼が非常に遅いため、12のタールでもかなりどっしりとした吸い心地になります。
これは、青島が刺激を求めているという性格と、逆にせっかちにみえるが、芯のところでは、相手に寄り添う人間であるということを示した、ドラマの描写としても結構説得力のあるアイテムになっているのです。
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第1話 サラリーマン刑事と最初の難事件 青島は異常な人間として描かれている? 青島の吸っているタバコから人物を分析
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第3話 消された調書と彼女の事件
踊る大捜査線 ドラマ振り返り 第4話 少女の涙と刑事のプライド
踊る大捜査線 ドラマ振り返り かなりの問題回? 第5話 彼女の悲鳴が聞こえない
踊る大捜査線 6話・7話 ドラマ振り返り 張り込み・彼女の愛と真実、タイムリミットは48時間