布製マスク2枚配布の理由と効果について ドラッグストアの行列は解消されるのか?

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今回は、現役ドラッグストア店員の私が、4月12日以降行われる政府の布製マスク全戸配布について、思うことを記事にしました。
政府がなぜ布マスクを2枚配布するのか具体的な狙いと効果についての考察。そして、なぜドラッグストアは開店時にマスク販売を停止しているのか、具体的な理由。
最後に、布製マスクが2枚配布された場合、ドラッグストアの商品の販売状況や何が次に売れるかを現場で販売している私が、個人的に予想しています。


このブログでは、現役ドラッグストア店員の私が、コロナウイルス蔓延の緊急事態で、ドラッグストアに働いて感じること、商品の在庫状況、商品紹介についてまとめていることを逐一記事にしています。YOTUBEでも一部ではありますが、情報発信しています。応援していただけるなら、記事やYOUTUBEを見ていただけると幸いです。

 

マスクと接客 ツイッターのバズに対して、ドラッグストア店員が思うこと

 

 

 

 

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布マスクの2枚配布の狙いと効果は? 厚生労働省の回答から読み解く

新型コロナウイルスの感染予防策として、政府は4月12日より、感染数の多い都道府県を中心に、経費466億円を投じ、全戸に布マスクを2枚ずつ配布します。

 

 

「アベノマスク」といわれ、他国の援助政策と比較され、SNSやYOUTUBEで数多く批判されました。安倍政権は、消費税減税、赤字国債発行、一律給付とまだ選択肢があるにもかかわらず、自営業、民間業者の自助努力に傾倒している節があり、それは個別に批判すべき問題ですが、今回は、布マスク配布について、現役ドラッグストア店員が考えるという記事になります。

 

 

厚生労働省の布マスクの全戸配布に関するQ&Aより、布製マスクを配布する理由として

布製マスクは、使い捨てではなく、洗剤を使って洗うことで再利用可能なマスクです。店頭でのマスク品薄が続く現状を踏まえて、確保の目途が立った1億枚程度の布製マスクを、国民の皆様に幅広く、速やかに配布するために、日本郵便の配送網を活用し、全国5千万余りの世帯すべてに一律に、2枚ずつ配布することとしたものです。

 


布製マスク配布の理由として、元公務員や記者の方がネットやテレビで意見された内容を加味すると

  • 薬局・ドラッグストア前の行列、クラスター化の緩和
  • 日本郵便のシステムを使い、ポスト配布で濃厚接触せず、マスクを配布できる
  • 医療機関に不織布マスクを1枚でも多く回す

これを聴くと、確かに偉い人が考えた合理的なシステムに聞こえます。

 

現役ドラッグストア店員が考える 布製マスク2枚配布でドラッグストアの行列、クラスターは改善されるのか? ドラッグストアの開店時の現状

一部ドラッグストア(サッポロドラッグストア)が、「開店時のマスク・消毒液の販売しない」ことを宣言しました。

マスク・消毒液などを「開店時」に売りません…北海道のドラッグストアの“英断”に称賛の声

 

サッポロドラッグの開店時マスク販売停止宣言について

サッポロドラッグストアでは、開店時に100人以上並ぶ店舗もあり、100人以上が密集することで、クラスター、三密状態が形成されていることの懸念や、現役世代が朝一番に並べず、不公平が生まれるということを鑑みての方針といわれています。

 

 

ドラッグストアは、郊外の大型店舗や、商店街に併設されているケースもありますが、ほとんどが大通りに面した場所に設置されており、あらかじめ行列ができることを想定された立地の店舗はほぼなく、整列する場所もない店がほとんどです。

さらに、店内も大型店ならまだしも、小中規模で、品出しがされていない状態の混雑した状態で開店作業にはいるため、開店時に複数人なだれ込むだけで、パニックが起きる可能性があります。

 

 

サッポロドラッグストアの英断や、ほかの大手ドラッグストアチェーン店が、開店時のマスク販売を停止する方向になることで、業界全体が行列対策への舵を切ったといえるかもしれません。

一方で、インバウンド需要により、売り上げの落ち込んでいるドラッグストア店舗も存在するため、早朝のマスク・消毒液販売を続行している店舗があることも事実です。

 

あくまで、いちドラッグストア店員の考えですが、早朝にマスクや消毒液を販売したところで、本当にマスクと消毒液しか購入されないお客様が大半ですし、開店時の行列状態から、お客様が怪我された場合の対応の方が、時間などのコストがかかってしまうのではないかと思います。

開店時は、店員も緊張感の中で開店作業し、お客様もマスクや消毒液を求めて興奮状態にあるため、他の商品をご案内することも難しいです。

 

このような実態は、大型のドラッグストアチェーンであるほど、トップダウンが強くて、現場の状態を把握できてない可能性が高いです。そのため、一部のドラッグストアチェーン店はいまだに納品したタイミングで、すぐにマスクや消毒液を出すという判断に至っているのでは?と推測されます。

布製マスク2枚配布することで、行列に加わっていた層が抜ける可能性はあります。

マスメディアが布製マスクの欠点を指摘すると、結局行列は改善されない可能性がある

しかしながら、一方でマスコミの補足説明で

「布製マスクは不織布マスクより隙間が大きく、ウイルスが入りやすい」という報道だけを鵜呑みにして、不織布マスクを求め続けるお客様が残り続ける懸念もあります。

たとえウイルスカット99%を謳った不織布マスクをつけたとしても、少しでもマスクの位置をずらせば、そこからウイルスが侵入する隙間ができてしまいますし、不織布マスクだけで100%防御できないことを多くの専門家が指摘しています。

 

 

布製マスクであっても、手に付着した菌を鼻や口元といった粘膜に触れる状態を、物理的に防止してくれます。

さらに、転売を禁止しながもマスク不足が長らく解決しない原因として

マスクをとにかくストックしたい不安を抱えている人が多い

コロナウイルスは、4月~5月に終息するといわれながらも、現在は終息未定。1年~2年の長期戦といわれているので、ストックしたいという不安はさらに高まっていることでしょう。

布製マスク配布によって、現在の行列状況がどれだけ緩和してくれるのか?ドラッグストア店員としては、非常に期待したいのですが、吉報を待ちたいと思います。

 

布マスク配布後のマスク、関連製品の販売状況を予想する

実際に布マスクの配布が完了してからのドラッグストアの関連商品の販売状況について、現役ドラッグストア店員の私が勝手ながら、予想したいと思います。

 

衣料用洗剤、漂白剤 布製マスクを洗うために使われる

まず、経済産業省が動画で、布マスクの洗い方をレクチャーしています。布マスクの洗い方動画にともない、衣料用洗剤、漂白剤は多少売れると思います。

布マスクをご利用のみなさまへ

私が勤める店舗では、洗剤系は頻繁に売れるわけではありませんが、それでも漂白剤や洗剤の場所を聴かれる頻度が上がったように思われます。

キッチンペーパー ガーゼ品薄を受けて布マスクの間に当てるために使用される

マスクの間に挟み防御力を高める商品としては、カットガーゼやガーゼ類があげられますが、ガーゼ関連の商品はなかなか入っていない状況です。

高齢者層は、ガーゼだけを求めていますが、主婦層などは早々にキッチンペーパーに切り替え、当てマスクとして活用している印象です。

 

ニュース番組で専門家がキッチンタオルの繊維の細かさを解説していたり、コロナウイルス騒動初期のころに、キッチンペーパーだけでマスクを作る動画などよく流れていました。

一時期、ツイッターのガセ情報で、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、生理用品などの紙製品が品切れになり、その時はキッチンペーパーは踏ん張っていた印象ですが、布製マスクの間に挟む商品として需要があるかもしれません。

不織布マスク 在庫復活の見通しがまだ立たず、在庫不足はある程度続きそう

不織布マスクも気になるところです。

報道で生産元の中国では、供給数が十分な状態になったといわれています。4月下旬から5月上旬に、マスクの入荷が徐々に回復していくという見込みを立てている人もいます。

マスクの在庫に関しては確固たる情報がなく、布製マスク配布と、他産業がマスクを製作して販売する相乗効果で、もともとマスクを手掛けたメーカーの在庫が回復するかどうか?。マスクの在庫は未知数です。

現状では、マスクの入荷は日に日に減っているように感じます。3月上旬~中旬時点では、50枚入りのマスクもまとまって入る日がありましたが、現在は3枚入りばかりで、3枚入りのマスクでさえも個数制限をかけているような状況です。

現場で働いていて、マスクの在庫が復活するビジョンが全く見えないのが本心ですね

マスクと接客 ツイッターのバズに対して、ドラッグストア店員が思うこと