どうも、鬱もヘルニアも経験している、アラサーの司真です・・・
ネプチューンの名倉潤さんが、ヘルニアの手術後の「手術の侵襲」という普段の生活にはないストレスを抱き続け、鬱で2か月休養を取られたみたいです。
非常に心配です。彼を含むネプチューンが司会を務める番組は、ネプリーグ、しゃべくり、ジョブチューンと結構見ていたので…
今回のニュースは、多くの人の共感と同情を集めました。
なぜなら、日本の労働環境でヘルニアにも鬱にもなったことがない人は、少ないからです。
身体を酷使したら、ヘルニアになりやすく、精神を酷使したら鬱になりやすいのです。
残念ながら、我々の身体は有限で消耗品です。
僕もヘルニアと診断されたことがあります。ヘルニアは手術で根治を目指す選択肢もありますが、手術が成功しても再発する可能性はありますし、多くの人にとって日常生活を変えることが重要になります。
僕の場合は、ベッドに低反発マットをいれたことや、椅子に矯正器具をいれたことで、多少改善されました。
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情報によると名倉氏は、手術後も通院を続けながら、多数のレギュラー番組をこなされていました。生活も不規則ながら、必ず早朝におきて家族で朝食をとっていたそうです。
腰痛、とりわけヘルニアによる坐骨神経痛は、長時間同じ体制をとることも原因ですが、睡眠不足や精神の不安により起こります。
腰痛の場合は、怒りやストレスを受けることで、血行の流れが悪くなって発症するパターンもあります。
未だに、仕事でストレスや緊張を受けた場合は、腰痛が起こります・・・
ストレスを受ける→腰痛が起きる→仕事が続けられるか不安になる→ストレスを受ける
この負の連鎖ができてしまうのです・・・
僕は名倉氏に比べたらかなり軽度な症状かつイージーな人生かもしれませんが、名倉氏も同様の状況に陥ったのではないかと推察されます。
一見して、鬱とヘルニアに関連性はないように思われますが、それぞれが相関性があって、日常の生活に支障をきたすものであるということは、お判りいただけたと思います。
また、鬱は鬱で既往症の性質があるので、鬱から克服したからと言って=完治ではなく、また再発する可能性もあります。
その経験があるので、鬱も「また鬱が起こって仕事ができなくなるのではないか・・・」とおびえる日々が始まり、睡眠不足に陥って、それも鬱の遠因になってしまいます。
これが特効薬だ!!といえるものはないのですが、僕の場合はできるだけ客観的に自分を分析して
「ちょっとストレス溜めすぎているな・・・このままだと腰痛になるよ」と語り掛けるようになります。
また、ヘルニアは日本人の大半が患っているもの、鬱も風邪のように日常生活気を付けても降りてくるものだから仕方ないと考えて、気を楽にするように努めています。
僕も「生真面目」な性質を持ってしまっています。生真面目な人が、気を楽にしろっていうのは難しいです。
その場合は、真面目がある種欠点であると観念したり、「すごく、まじめすぎやしないか」と少し批判的に自分をみる必要があります。
2か月でたとえ復帰したとしても、再発の確率は非常に高いものとして考えるべきでしょう。
ネプチューンとしてあくまで3人で役割分担して仕事を継続することがいいのか、逆に当番制にして2人だけ番組に出演して、司会役を変えるのがいいのか。
特に司会という仕事は、すべての共演者と1対1で関係を形成しなければならない、心労の多い仕事であると思われます。
現代社会で日本人が多く抱える悩みを背負い、それを公表した名倉潤さんを全力で応援するとともに、彼にとって最も良い選択が、今後下されることを祈っています。
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