現代アーティスト、村上隆さんのチャンネルで、「村上トレカの内部事情」というまぁまぁぶっちゃけた話が公開されたので、それを見て思ったことをまとめてみた。
108フラワーズの断裁やセンタリングについて
ご存じの方も多いが、村上トレカ第1弾の108フラワーズは断面の状態が悪い、4つ角が悪い、センタリングが悪いカードが多くみられ
PSAでも厳しめにつけられている。特に基本の光物のレアカードでPSA10がつけられることがなかなかなく、8もよくつけられるレベルらしい。(だから将来的にレアの場合は9が10レベルの評価を受ける可能性はありうる)
この理由として、108フラワーズの年末の発売がいきなり決まって、スケジュールを達成するために、大手ではない印刷会社に依頼して、出来上がったクオリティだったという。
もののけ京都ではPSA10がとりやすくなっており、その背景として、制作陣が同じ印刷会社に張り付いて、細かく注文したかららしい。
話を聞く限り、現在ではレベルの高い印刷会社と仕事ができるようになっているので、今後村上トレカを安心して買えそうだ。
しかしながら、その裁断の悪さが初代108フラワーズのPSA10の希少性の高さをより高めているということは、ちょっと皮肉。
めめめのくらげTCGでプレイング向けのカードであっても、1つのキャラクターに20種類近くのラフ画がかかれて、吟味されている。
108フラワーズ リバイスドについて
108フラワーズリバイスドって対戦もできるTCGかと勝手に想像していたが、108フラワーズ、もののけ京都同様に、コレクターオンリーのTCGのようだ。
トップレアは、「飛行機とお花ちゃん」「髪結ちゃん」
見たところ、108フラワーズのようなホロ加工がされているような感じがする。
前者は村上隆特有の顔つきのお花、後者はかわいい女の子である。
またUR(ウルトラレア)はブルードラゴンともののけ京都で展示されていたものが、本格的にカードになるので、これも欲しい。
いままでのボックスの封入率からすると、SRまでしか入っていないボックスもあるため、URは単品買い安定だろうか。
ちなみに、SAは絶対数が決まっており、それ以上刷らないという点が、村上トレカの価値の根幹になっているが、実はURも数が決まっているらしい。
正直、最新のリバイスドのボックスそのものが購入できるかどうか非常に不安なんだが、できるなら未開封ボックスを1つでも手にしたいなという気持ちはある。(たぶんどこもかしこも、抽選で無理だろうなと思う)
もののけ京都 チケットカードセットは価値があるのだろうか?
京セラ博物館でやっている、もののけ京都のチケットと村上トレカのセットが販売されていたが、あの朝ぼらけちゃんなども絶対数が決まっており
そこそこ売れ残っているという。その売れ残った商品をどうしていくかはわからないが、このまま破棄、メーカー側で保管されてしまったら、市場に出回っているカードはかなり希少となる。
ただ、もののけ京都のチケットセットは、ネットを見る限りそこまで高騰しているわけではなく、配布品や付属品に対して、あまりにも希少なカードをとかを設定している現行の村上トレカにやや嫌気がさしているコレクターもいるのでは?と推測される。