割引リンク付き Metro Awakening(メトロ アウェイクニング) メタクエスト3クリアレビュー 圧倒的なグラフィック オカルトとスピリチュアルを含むストーリーも考察 サバイバルホラー的な楽しみもある

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バットマンアーカムシャドウと並んで、年末のVR超大作として期待された

Metro Awakening(メトロアウェイキング)をイージーモードですが、クリアした感想になります。

 

PSVRやsteam(PCVR)でも遊べるのですが、今回はメタクエスト3でプレイしました。

メトロアウェイキング 割引リンク

メタクエストのおすすめ作品は以下の記事で読めます。

 

Meta Quest (メタクエスト)3Sで絶対に遊ぶべきおすすめ作品10選 実際プレイしたものだけを厳選(割引リンクも記載)

 

 

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Metro Awakening(メトロアウェイクニング)はどんなゲーム フルプライスのサバイバルホラーで一本道の進行

メトロアウェイキングは、1週10時間ほどのアドベンチャーゲームになります。

VR視点で描かれるかなり骨太なゲームで、コツをつかむまでは弾薬が足りないし、敵を効率的に倒さないと弾薬は枯渇気味になります。

 

対ミュータント、人などもあり、複数の武器を駆使しながら、ステルス、銃撃戦を戦っていきます。

銃撃戦もレーザーサイトなどの便利なものはなく、リロードアクションも必要だったり、かなり本格的に作られています。

(不自由の中にこそ臨場感が宿る。バイオハザード4VRに近いものがありますが、難易度や不便さはこちらの方が勝りますかね)

銃撃戦のみならず、放射能に汚染されたエリアでは、ガスマスクをかぶって、フィルターを交換していく必要があったりします。

(視界が限定されているからこそ、常にここが放射線エリアなのかと緊張感があります)

かなり一本道な作品であり、全部で12章になっていますが、同じ章でもマップが切り替わると戻ることは不可能になっています。




ゲーム全体はかなり暗いつくりなっており、VRホラーになれていない人は結構怖めです。(クリーチャーや人が出続けるエリアは音楽が鳴り続けるので、それで怖さは多少緩和されますが…)

特に後述しますが、蜘蛛の描写があまりにも強烈で蜘蛛恐怖症のみならず、虫が苦手な人はトラウマを覚えるレベル。

あと、ゴア描写がかなり強烈で、過去にデッドスペース、カリストプロトコルといったゴア描写ではトップクラスの作品を遊んだ筆者ですが、VRで直視する分、メトロのほうがきつく感じられました。

(メトロ内はこのような〇体が無数にあります。ゲームをプレイするとこの写真が序章に過ぎないということが分かります)

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というのも、銃を相手に撃った際のリアクションなどのゴアではなく、地下生活の極限状態で、狂信的な集団が現れて、儀式的にあらゆる人間がいろんなことをされた跡がみられるのですが、その描写がかなりきついのです。

メタクエスト3の画像でもきつくかんじたので、PCVRなどはさらにきつそうです。

そもそも、核戦争後の世界なのでいたるところに〇体が転がっているのです。

 

 

 

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Metro Awakening(メトロアウェイクニング) 臨場感はあるが、ゲーム進行は不親切でストレスがたまりやすい

グラフィックはメタクエスト3であっても、スタンドアローンでここまで美麗なグラフィックで作られているのは驚愕でした。

10時間ほどのプレイで、強制的にアプリが落ちたのは1度だけというのもフルプライスVRの中では優秀な部類です。

(次の目的はバックに記載されているこの一文のみ。さらにバックパックをみることでしか残弾を確認できない)

 

遊んだ感想ですが、イージーモードでもそこそこ難しいです。闇雲に銃弾は使えませんし、集中砲火を浴びれば主人公のセルダルはあっという間に〇にます。

チェックポイントもどこでチェックポイントかもわかりませんし、〇んだら結構前に飛ばされることもよくあります。

(敵は前半じっくり脅かすように登場し、後半はわらわらやってきます。非常にバイオ的な流れ)

 

戦闘に関しては、実は後半になるほど弾がまとまって手に入ったり、ショットガンや攻撃力の高いボウガンが手に入ったりして有利になります。

逆にハンドガンとAKだけの序盤が一番つらかったりします。銃機はなぜかヘッドショットをちゃんと決めないと、効率よくダメージを与えられないという…

さらに、ミュータントは豚型以外、ネズミミュータントとさらに蜘蛛型がめちゃくちゃ早くて、狙いをつけて撃つのが大変で、ストレスがたまります。

 

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特に蜘蛛ミュータントは本作のトラウマメーカーで、サイズも大きいしすぐにこちらに張り付いて視界をわさわさと動くので、蜘蛛恐怖症の人はおそらく進めません。

私も蜘蛛はあまり苦手ではなかったのですが、本作でトラウマを植え付けられました(笑)

なれてくると逆にわさわさと顔面をはってくることを利用して、そこに弾丸をくらわせることができるんですけどね。

 




なんか1つぐらいレーザーサイト付きの武器を入れても良かったのでは?と思います。

また、本作は目的地が全く表示されず、「マックスは寝室の奥にいるぞ」ってきいたらそれをちゃんと覚えて進む必要があり、なんか一昔前のアドベンチャーを遊んでる感覚でした。

 

5000円というフルプライスでしっかりレビューしたかったので、とりあえずクリアまで遊んだものの、これが2000円ぐらいで販売してたら早々にやめてレビューしていた可能性も高いです。

 

 

 

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Metro Awakening(メトロアウェイクニング) ストーリーまとめ うろ覚えでおそらく間違っているが…

原作がネット小説だったり、これまでの3部作の前日譚にあたる話ですが、個人的に結構意味不明なストーリーでした。

これから私なりにストーリーを要約するのですが、通しプレイで怖すぎたのでyoutubeを聞きながら遊んでいたので、あまり要点をつかめていませんし、かなり憶測で補足している部分が多いので、「間違っているけどこんな話なんだろうな」程度に聞き流していただけると幸いです。

 

 

 

メトロアウェイクニングの舞台は2028年のモスクワ地下。10年前に自ら所属していた地下がミュータントに襲われ仲間を失った医師セルダルは、医師という立場のため各駅から重用される存在でした。

 

地下を転々とする中で、妻となるヤナと出会い、子供のペーチャも生まれるが、子供は〇んでしまい、同時にヤナが精神を病む。

ペーチャの死後、パイプからペーチャの声が聞こえるというヤナ、医師であるセルダルはこれを統合失調症と診断し、その薬をヤナに処方し続けるが、ヤナは薬を捨て、現在所属する駅のパイプラインを破壊したりとトラブルメーカーとなる。

 

薬が切れ、薬を探すセルダルだが、ヤナが失踪して、危険地帯に足を踏み入れることになる。道中で奴隷商人だったり、ワームの民という狂信者と出会うことになる。

 

メトロという極限状態に幽閉され続けたセルダルは、ヤナと同じように幻覚を見るようになる。同じ場所をぐるぐると回ったり、オクサナという女性の声がラジオから流れる…

そして、なぜか10年前の駅で失った仲間たちと再会する…それはなぜか?

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セルダルはヤナにであったころ、「自分はチンギス・ハンの生まれ変わり」だといっていた。チンギスハンだと長いので、セルダルはカーンと呼ばれていた。息子はそんな偉大な歴史の人物の生まれ変わりだったことを誇らしく思っていた。

一方で、セルダルはチンギスハンの行いを良いものと思っていなかったので、自分のことを呪っていたが、妻や子供から過去の罪は償えると応援されていた。




ヤナはどうやら統合失調症ではなかったようだ、セルダルにも眠っていたチンギス・ハンの生まれ変わりとしての能力。「死者の姿をみることができる能力を覚醒させることになる」

実はオクサナも死者であり、セルダルが所属していた駅のリーダーのマックスもすでに亡くなっていた。2人がまた再会するためにセルダルは手引きする。

成仏した死者は黒いシルエットから人間になるが、多くのメトロ内でさまよえる死者は黒いシルエットとして徘徊しており、彼らに触れ続けるとセルダルも死へと引きずり込まれる。

さらにセルダルはワームが発生する瞬間を目の当たりにし、ワームにのみこまれることでも一瞬で死を迎える。

ワームの民たちは、吹き矢など古代的な武器や儀式を重んじており、死と交信できるヤナをとらえて、彼女を儀式の生贄にしようとする

セルダルはヤナの死を止めることはできなかったが、ワームが暴走し、ワームの民たちはみんな巻き込まれてしまう。

最後にセルダルができることは、ヤナとペーチャを再会させることだった。

父として夫としての役割を果たしたセルダルは、カーンとして、人々を導く役割が自分にあると自覚して物語が終わる。

 

 

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Metro Awakening(メトロアウェイクニング) ストーリー考察

ということで、いくつか筆者の予想なども入っているが、一応ストーリーについて振り返ってみました。

かなり難解なストーリーだし、核戦争後の荒廃した世の中というかなりリアリティを感じさせるバックボーンながら、スピリチュアルやオカルト要素も含まれており、これぞフィクションの真骨頂といえるストーリーかもしれません。

steamのレビューでは、セルダルが見たものは彼の妄想、空想であって、ヤナと同じように統合失調症的な妄想を追体験する物語のようなレビューも見られました。

私はメトロという空間が一種の魔境になってしまっていると考えたほうが楽しめるので、セルダルの妄想ではなく現実として起こっているものとしてとらえていました。

 

 

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Metro Awakening(メトロアウェイクニング) 総評

個人的にゲームとしては二週目遊びたいと思える魅力は感じなかったし、ストーリーも若干不親切で哲学っぽさもあったし

プレイ当時はバグは多かったですが、バットマンアーカムシャドウの完成度は1つ抜き出ているなと思いました。

 

ただ、本作をプレイして余裕があればメトロシリーズを遊びたいなという気持ちにはさせられました。

今後もメタクエストで遊べる大作アドベンチャーをしっかり遊んでレビューしようと思うのですが、今のところ遊んでいる作品はどれも据え置きやPCで有名になった作品の続編や系列だったりするので

次回遊ぶ作品はメタクエスト発のIPなどを中心に遊びんでいきたいなと思います。