メタプラネット 時価総額1兆円と今年6倍株 今後の下落シナリオとビットコインについて考察 買うか?利確するか?

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メタプラネットというホテル事業をやっていたが、コ〇ナで先行き不透明で、ビットコイン大量に買いまっせと方針転換して、時価総額1兆円を超えた企業が現れたそうな。

 

株価は年初来から6倍以上に跳ね上がっており、メタプラネットで億り人になった人も現れたようです。

 

ああ…それにしても投資する種銭が欲しい…

ということで、今回も分析だけやります(笑)

 

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メタプラネットという個別株の本質について

株というのは、決算や評判によって常に連動しているわけではなく、人のメンタル、感情という要素がかなり関わってくるものがあります。

メタプラネットが経営的に安定しているのか?社員の基盤などはしっかりしているのか?より

 

「ビットコインを税率20%で購入できて、レバレッジをかけられるぜ!!」

ここに本質があります。

ある意味、国の税率ルールの盲点をついたビジネスだなと感じました。

 

メタプラネットだけでなく、エスサイエンスやリミックスポイントなど、第2のメタプラネットも注目されています。

メタプラネットはここが天井と判断して、他のビットコイン銘柄に手を出すのか、それでも王道で一番注目されるメタプラネットに投資し続けるのか?

それとも全く手を出さないのか。

 

個人的にメタプラネットに手を出すのであれば、それと同額ぐらい金のETFなどを保有して、リスクヘッジをかけるのがいいのでは?と勝手に考えています。

 

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ビットコインにとって大きな転換期となる2025年

ビットコインはこれから上昇するのかどうか?というのは誰にもわかりませんが、政府や企業、そしてETFによって個人が大量のビットコインを保有するという世界になった場合は、金と同じように下落させてはいけないという集団心理が働くと思われます。

囚人のジレンマみたいなものです。

 

特に2025年で言えば、トランプ関税によって日本と米国の株価に大きな影響をもたらしましたが、ビットコインは微減におさまりました。

いままで、ビットコインは現物資産、デジタルゴールドといわれながらも、株価と連動するようなボラティリティをみせていました。

 

つまり、この2025年のビットコインの動きが、ビットコインの転換期なのではと思います。

おそらくこの動きに惚れた人は多いと思います。

筆者が株や現物の動きに惚れるときというのは

調子のいい時に暴騰するのではなく、調子の悪い時でも現状維持を続けられる底力を持っている株です。l

例えば、商社株はウクライナ紛争があっても持ちこたえました。

ブリティッシュアメリカンタバコなどのタバコ株もトランプ関税の影響は大きいと思いましたが、下がるどころから微増しました。

 

このような下落リスクを耐える株や現物というのは、下落をもちこたえつつ、上昇のうま味をとれるという点で、惚れる要素になるのです。

 

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メタプラネットのリスク 国の税制リスク

国民民主の玉木党首が提言したり、金融庁もおそらく将来的にビットコイン、暗号資産の税制についてメスをいれる可能性は高いです。

 

ETFにでもなれば、特定口座を使う人が多くいるので、国も消費税のように安定してとれる税制になります。

暗号資産が誰でも買いやすい世界になると、現在のような過激な上昇はおさまって、ゆっくり安定してあがっていくゴールドのような流れになっていく可能性は高いでしょう。

 

結局、誰もが手を出しづらい、面倒くさいという点に投資の勝機があるわけです。

 

メタプラネットとして難しいのは

  • 3倍レバレッジビットコインETFなどの登場
  • 他の大企業や銀行がビットコイン購入に手を出すこと

 

ビットコインの税制が少し緩和、たとえば申告分離課税になったぐらいなら、まだ株でレバレッジをかけているようなメタプラネットのほうがうま味があります。

一方で、証券会社が、次々とレバレッジETFをリリースした場合はやや黄色信号になります。

それでも、メタプラネットはすごいレバレッジがかかっているんやということで、熱量はあんまり下がらない気はしますが。

 

もっとも難しいのは、他の大企業や銀行がビットコイン購入に乗り出すことです。

そうなるとビットコインの価格はさらに上昇し、メタプラネットの買い増しのプランが崩れます。もちろん現在保有するビットコインの価値はあがるものの

 

ビットコインを購入する会社は

「わしらこれだけのビットコインをたくさん買うんや」と宣言し、買うことが最大のイベントであって、それを将来の上昇も織り込んで価値に反映されているので

保有しているビットコインが決算で上がり続けるというのが、暴騰へのシナリオになるとは限らないのです。

 

それなりの資産を保有している企業や、個人は同じメタプラネットと、そこそこの配当を出している大企業や銀行株であれば、どちらに資金を預けたくなるのか?

もちろん、ハイリスクローリターンで資産の一部をメタプラネットに投資する方法もあるかもしれませんが、長い未来を考えるなら、銀行株などに大きく入れると思います。

 

 

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メタプラネットを今買うか?買わないか?

メタプラネットの時価総額や株の価値に関しては、高すぎるという意見と、ビットコインの将来性を考えれば、実は妥当なのではないか?という意見にも分かれています。

もし、私がメタプラネットを保有していたら、一部利確はすると思います。

上昇シナリオがあったとしても、あまりにも下落シナリオが多く、それはメタプラネットが自力でどうにかしたではなく、国の法律や投資家の心理という不確定要素の塊だからです。

新たに買うか、買い増すかに関してですが、ポートフォリオの一部に組み込むかもしれません。

ビットコインを持っていない人であれば、レバレッジビットコインとして持っている人は多いでしょうし、少額であればレバレッジ投資のうま味も得られるのでありだとおもいますが

投資はあくまで自己責任でお願いします。