バットマンアーカムシャドウをクリアしたので、ゲーム内容について本レビューをしていきたい。
本作が果たしてフルプライスの7800円の価値があるかどうかについてのレビューになる。
2025年の3月までは、メタクエスト3Sの購入特典として無料でダウンロードできるので、現在メタクエスト3Sの絶好の購入機会であることは間違いないです。
上記のリンクを踏んでアーカムシャドウを購入していただけると割引が適用されます。素晴らしい作品ですが、定価が7800円となかなかに高額なので、是非ご活用ください!!
ゲームプレイもなかなか面白いのですが、アーカムシャドウは特にストーリーが優れているので、ストーリーレビュー(ネタバレあり)も気になれば見てください。
バットマンアーカムシャドウ ストーリーネタバレ、キャラクター、ヴィラン考察とまとめ なぜバットマンファンも唸る傑作になったのか?
Meta Quest 3専用タイトルレビュー バットマンアーカムシャドウの問題点と欠点 進行不能バグ、動作不良はややみられるという現実
バットマンアーカムシャドウ 全体のボリューム、プレイ時間
アーカムシャドウのクリア時間は約10時間。アーカムナイト、アーカムシティに比べても半分程度のボリュームです。
その理由としては、本作が1本道のリニアなゲームであり、収集要素はあるものの、サブイベントなどの寄り道要素がほぼない点にあります。(戦闘、ステルスのミニゲームはあります)
7800円のゲームとして考えるとやや少ないボリュームなのですが、クエスト3の作品の中で屈指のグラフィックと、一体感のある操作性などを考えると、7800円の体験にふさわしい価格だといえます。少なくともクエスト3Sを今買えば、無料でついてきますからね。
さすがにアスガルドラース2に比べるとかなりボリューム不足ではありますが、総合的に素晴らしい作品だと思います。これが5800円程度なら文句のつけようがなかったのですが。
バットマンアーカムシャドウ 不具合とバグについて
少し前に、本作のネガティブな点として、バグやゲームの進行が止まる現象が起こることを伝えました。
これはアスガルドラース2にもあった現象です。
かなり高解像度なグラフィックをリアルタイムに読み込んでおり、実はプレイ中はロードがほぼありませんし、ロード画面も10秒もないため、ロード時間についてはかなり優秀な作品なのです。(アスガルドラース2はスタートするだけで1分近いロードを必要とした)
逆に常にマップや敵を読み込んでいる関係上、エリアをすぐに移動しつづけたり、扉の開閉を急ぎすぎると、マップの読み込みが間に合わず奈落に落下しつづけたり、クラッシュして再起動する必要があります。
幸いにも細かくオートセーブされているため、激しいストレスに襲われなかったものの、いつゲームがフリーズするかにおびえながらプレイするのは、マイナスポイント言わざるを得ません。
早急に重大なバグについてはアップデートがされました。おそらく私が遭遇したようなベッドに近づいても、寝るボタンが表示されず、次のフラグに進むことができずに、セーブデータを修復する必要はなくなっていると思われます。
メタクエスト専用のAAAタイトルだからこそ、このあたりはしっかりと改善してほしいところです。
アーカムシャドウ アドベンチャーゲームとしての評価
アーカムシリーズといえば、道中で進行不能になったとき、新しいガジェットを獲得して進んで行ったり、その新しいガジェットが戦闘をさらに有利にすすめられる点が、醍醐味になっています。
ゼルダの伝説やメトロイドのような進行になっており、新しいガジェットを手に入れることで、すすめられるエリアが確実に増えて楽しくなります。
本作も同様に、爆弾銃や発電グローブ、バットクロー強化(ふたにひっかけて開閉することができる)などのガジェットが追加されていきます。
本作はブラックゲートの探索が中心なのですが、メトロイドヴァニアのようにどんどん探索できるエリアが広がっていき、自分のテリトリーのように進めるようになるのは楽しいです。
一方で、メトロイドヴァニア的な面白さを感じられないと、似たような風景を行き来するように感じられるかもしれません。
特に夜は、刑務所からバットケイブに行き、バットマンに変装して、ミッションが終わったらまた、囚人に変装して戻るという過程を3回ぐらい繰り返します。
バットマンになって調査するという「なりきり」を楽しめる人にとっては最高ながら、単にアクションアドベンチャーを遊ぶだけなら、無駄な要素に思えるでしょう。
ストーリームービー、謎解き、戦闘、ステルスのバランスは過去シリーズの中でも一番素晴らしく感じられました。
ムービーは長すぎず要点だけを説明し、気になる人は獲得した音声データなどのアーカイブで深くほることができます。
バットマンアーカムシャドウ 戦闘とステルスの評価
戦闘も長すぎず適度な量、ステルスもVRであることが考慮されており、アーカムナイトのような難しさがありませんでした。
例えば、敵に見つかってしまったらバットマンが空中を移動する石像を壊されてしまうのですが、アーカムシャドウは難易度普通なら壊されることはなかったです。
さらに石像間を移動すれば、敵に発見されても警戒状態は比較的早く解けます。
バットマンは銃器に弱いのですが、経験値を使って銃器に耐性をつけたり、序盤で手に入る「デコーダー」という補助武器を強化することで、相手の重火器を無力化することが可能なので、だいぶ優しい難易度に感じられました。
戦闘面に関しても中盤からは、正面の攻撃がきかないスタンロッド、盾持ちの敵が出てくるのですが、対処は比較的簡単です。
ただ敵を殴るだけでなく、適度にかわすことを要求されていたりして、バランスも良かったと思います。
注意点としては、攻撃よりもバットマンのアーマーを強化することがおすすめ。
中盤以降は、1回の戦闘で3回ぐらい敵の増援がやってきて、体力は引き継ぎ、やられてしまったらまた最初からという厳しい展開があるので、アーマーを強化したほうがいいです。
経験値は中盤以降もりもりともらえる仕様になっているので、バットマンの強化には困らないです。
上記のリンクを踏んでアーカムシャドウを購入していただけると割引が適用されます。素晴らしい作品ですが、定価が7800円となかなかに高額なので、是非ご活用ください!!
バットマンアーカムシャドウ ストーリーネタバレ、キャラクター、ヴィラン考察とまとめ なぜバットマンファンも唸る傑作になったのか?
Meta Quest 3専用タイトルレビュー バットマンアーカムシャドウの問題点と欠点 進行不能バグ、動作不良はややみられるという現実