まさにオンリーワンなリズムゲーム「マエストロVR」をある程度遊んでみた感想になります。
このブログでは、メタクエスト2,3で遊べるVRゲームを中心にレビューしており、これからも力を入れてレビューしていく予定なので、よろしければ応援余禄お願いします。
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マエストロVRってどんなゲーム? ゲームの難易度、ボリュームなどについて
名前の通り、マエストロ(指揮者)になって、演奏をリードしていく作品になります。
本作の特徴はコントローラーを一切使わず、ハンドトラッキングのみでリズムをとったり、演奏を指示したりできる点です。(ハンドトラッキングでスクリーンショットのとりかたが分からなかったため、今回はスクリーンショットはありません)
この「ハンドトラッキングで指揮者のゲーム作ろう」と提案した人の発想力の勝利といえる作品です。
正直ボリュームは20曲もないのでちょっと物足りなく、値段も4000円近いのでVRゲームとしては高額。
一方で、クラシックはみんなが幼少期からCMやゲームで聞いている親しみのあるものが多く、リズムもすっとはいっていくのがいいですね。個人的に「ボレロ」がやってみたかったですが、なかったです…
ハンドトラッキングの精度が非常に良いのですが、プレイ感はクエスト3と2で変わるかどうかはわかりません。
動きもハンドトラッキングであることを考慮して、少し緩めに判定は作られています。
良かった点は臨場感。まるでホールのコンサートで本当に主役になったような感覚に浸れます。
演奏をしっかり終えればバラが投げられ、中途半端なものになるとトマトがなげられるというのもゲーム的な演出で面白く、観客の評価がSNS調のメッセージで見られます。
リズムゲームとしてしっかり正確に遊ぶというよりは、指揮者になりきって、現実逃避できるという点で、まさにVRらしいリズムゲームだなって思いました。
マエストロVR 今後に期待すること 曲のDLCと左手でも指揮棒を…
有料でもいいので、ダウンロードコンテンツで曲が増えてくれると嬉しいですね。
数年前にアーリーアクセスで無料版が配布されて、しっかり製品版にこぎつけたので、ダウンロードコンテンツも増やせる力のあるスタッフだと思います。
曲数があまり多くのないのも不満点ですが、難易度の普通と難しいの差が結構開いています。
難しいの場合は右手で4方向のリズムをとりながら、左手で指示したりボリュームの上下を行う必要があり、脳が混乱する難しさです。一方で普通では単一的な動きしか求められないです。
そのため、普通は簡単すぎで、難しいは難しすぎるということで、間の難易度があればもっとよかったなと思います。
次に、これはゲームなので指揮棒を左でもって、左で操作できるようにしてほしかったです。私は左利きですが、その設定ができず右だけのプレイで。
右だけを使い続けると右が筋肉痛になりそうでした。
ちなみに指揮棒なしでプレイすることも可能ですが、何か棒状のアイテムをもってプレイすれば、臨場感が段違いです。
私は身の回りにあったもので「メタシル」が一番しっくりきました。文房具のほうがいいかもしれませんね。
(適度な長さとしっとりとした重さのあるメタシルが一番良かったです)
(マエストロが気に入った人は、思い切ってネットで指揮棒を買うのもありですかね)
マエストロVRをやってみて感じた意外な変化について
マエストロの素晴らしい点は、クラシックをメインに据えた音楽ゲームという点です。全くなかったというわけではありませんが、2024年でもクラシックメインの音ゲーは結構珍しいと思います。
音ゲーといえば、ノリの良い、激しい、リズミカルな曲がメインになりますが、クラシックはどちらかといえばその反対になります。
そのため、寝る前に低い難易度でうっとりとしながらクラシックを聴いて30分ぐらいプレイとかもできます。
実際マエストロVRをプレイすると、クラシックによる副交感神経を刺激してくれているのか、ぐっすりと寝られたり
さらに、便通も改善されるという声もあるため、プレイしてしばらくするとトイレに言ったり…
実は、結構生活に根付いたゲームなのかもしれません。多少動くので他のゲームよりカロリーも使いそうです。
以上の点から、がっつりとゲームをするという人でなくても、マエストロVRは生活の一部として組み込んでみるのは、おすすめだと思います。