ここ1か月ほど、重度のLINE依存に陥ってしまいました。恥ずかしながら、気になる異性ができ、毎日のようにLINEのやりとりをしているうちに、気になって仕事もブログも、睡眠も手につかなくなりました。まだ完全に抜け出したわけではないですが、LINE依存から抜け出す方法や、返信が気になる、片思いラインから脱却する方法についてまとめていきます。
筆者は、大学時代に臨床心理士を専攻しており、青少年の相談や支援などの学外活動や、ボランティアに従事した経験があります。
LINE依存から抜け出す方法 毎日LINEをしない 必要なときだけ送る
タバコやアルコール、ギャンブルと同様に、LINEの依存は習慣的なものとして、抜け出せなくなります。
そのため、依存を絶つためには、習慣的に気になる人へのLINEを送らないのが、一番なのです。
- あいさつや、仕事終わりにLINEをしない
- 必要な要件だけを手短に伝え、終わったらLINEを閉じる
この2つです。
まず、朝の挨拶や仕事終わりというのは、基本的に仕事前の緊張だったり、仕事終わりの開放的な時間帯で、精神的に浮ついている時間帯となっています。
その時間帯に返信してもらったり、楽しいLINEをしてもらうことで、より相手に対しての親近感を覚えやすくなってしまいます。
また、あいさつだったり、お休みラインというのは、非常に習慣的なものであり、数日間行っていくと、自然とやってしまいます。
加えて「挨拶メールをおくらないと気が済まない」「相手から、おはようがないぞどういうことだ?」と、かなり病んでいる状態といえますが、些細なことが気になってしまうのです。
そのため2の「話したい話題ができたとだけLINEをする」これがベストな方法になります。
そして、だらだらと日常会話や世間話をせずに、話題が終わったら適当に切り上げる。
そうすることで、相手が好き、気になるのではなく、相手に対して特定の話題を楽しむ人という、認識にかわります。
次に、具体的にどのようなLINE設定にするのかを説明します。
LINEの通知を切ることでかなり改善される LINEはメールやツイッターのように扱う
LINEのアプリを開いて、ホーム→右上歯車の設定→一般通知→通知をオフにします。
この設定にすることで、スマホが通常状態であって、LINEでメッセージを受信したときに、ピロリンとスマホ通知音がなりません。また、トップページのロック画面でも誰からメッセージが届いたか表示されなくなります。
LINE依存は、この通知設定で完璧とまではいきませんが、かなり改善されます。
まず、作業中にスマホの通知音で、心を乱されることが少なくなります。
さらに、短期間でやりとりすることが少なくなるので、ツイッターのリプやメールのように、時間差のやり取りで、気分が落ち着きます。
LINEをチャットのように連続したメッセージアプリとして、活用するのが、中毒症状として危ないのです。
結論 LINEで人の心を動かすことはできない
よく、ネットやyoutubeでは、LINEでいかに相手を惚れさせるかとか、友達として信頼されるか、みたいな情報があふれています。
しかし、世の中の大多数は、単なるメッセージだけで心が揺さぶられることは、少ないですし、ましてや相手の行動を変えることはほぼ不可能と言えるでしょう。
なぜ、LINEに依存してしまうかというと
LINEで気持ちや想いを伝えれば、相手は変わってくれる
これを盲信しているからだと経験者の私は感じます。だから、LINEに対して自分の精神をすり減らしますし、相手のことを考えて、眠れなくなってしまうのです。
また相手のことを考えるとか、勝手に心配している状態というのは、相手への信頼感が全くない証拠でもあります。つまり、相手と両想いでもなく、自分の一方的な片思いで終わることになります。
LINEに費やす多くの時間は、無駄です。
もし言葉で想いを伝えるなら、ブログやツイッターでフォロワーを増やした方が、金銭的にも有意義な時間を使えることになるでしょう。
そうはわかっていても、特定のあの人と気持ちを通じ合わせたい、自分に振り向いてほしいと思ってしまうのは、人の性(さが)なのか・・・
今回の内容が、参考になったと感じていただければ、youtubeにてもっとつっこんだ話題を取り上げているので、よろしければご覧ください。