クレヨンしんちゃん原作26巻 元ネタ しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司

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とべとべ手巻き寿司の原作をすでに臼井先生が書いていて、内容はちょっと違うが、読んでみたら、面白かったので記事にする

なんと映画化を記念してか、楽天ブックスで購入したのだが33円で購入できた…すごい

 

 

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原作 フィクションとして絶妙な匙加減

原作のしんちゃんって基本は短い話の連話になっていて、そのために1コマあたりの情報量やセリフ量が意外に多い。

映画は90分だったが、なんと原作は1話分のボリュームである

「しんちゃんのお話バトル! オラに不可能はない編」

 

 

会社をクビになった男性が居酒屋帰りに黒い玉をあびて、悪の力を得る。

原作は2000年であり、リストラが社会問題になったのは1990年のバブル崩壊以降であるが、正確に「この年から深刻化した」というエビデンスは見当たらない

 

 

男は復讐のために、ピンポイントに一流企業だけのビルを破壊している。死人は出ているかも…

対抗するしんのすけは、ひまわりと力を合わせて、男の野望を打ち砕き、ビルも元通りにして、男は更生して、新しく生き直すことを決意した。

 

 

男が破壊工作に及んだのは暗黒のパワーに支配されたからであり、しんのすけとひまわりの正義の力で目覚めたという、フィクションとしては強引だが、これでもう整合性は十分とれていて、納得力はある

 

 

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仕事と日常系アニメ

日常系アニメは、もう古典が仕切っていて、新規参入があまりない状態なのだが

家族という形態を描く以上、親は仕事して、子供は学校生活を営むという形式をみせて、納得してもらえるのが難しいのかという状況なのかもしれない。

 

そもそも、近年で「日常系」といえば、萌え系とか、女性だけが登場して学生生活をのんびり描いたり、部活に励んだりするというものも増えている(でも1クールだけで描かれて終了というのが、日常系といえるかどうかはわからないけど)

 

たぶん、そう遠くない未来で出生率は減少して、生涯未婚率は半数を超えると思う。

すでに恋愛や結婚、家族生活というのは、社会的な機能、通過儀礼ではなく、個人の選択、趣味の範疇ってところになっている。

やれそうな人がやればいい

だから、家族生活を描いてその日常を見せるということが、なんと少数派の営みになってしまうって可能性すらもある。

映画で描かれた充は、親が早々に離婚していて、親との家庭描写をみせられるのがつらいって人もいるかもしれない。