高配当株により30歳でセミリタイアした三菱サラリーマン穂高 唯希氏について 節約や株知識以上に重要なメンタリティ

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本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法という本を読みました。穂高 唯希という筆者が、三菱サラリーマンを抜け出すために、給料の8割を高配当株につぎ込み、7000万もの資産を形成し、毎年400万ほどの配当を得たという話です。高配当株が好きな日本人にとっては、有益な情報が多いのではないでしょうか?ただ、アマゾンレビューで批判されていたので、その点も含めて、投資家の私の目線でレビューしたいと思います。


株について、過去でブログでまとめています。よろしければ参考にしてください。
また、YOUTUBEでも取り上げていますので、チャンネル登録していただけると嬉しいです。

これから株を始める人に 初心者がおちいりやすい負けにつながる3つの考え方とメンタル(経験談)

 

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高配当株でFIREの疑問 エリートサラリーマンで高収入でなければ難しいのか?

筆者の穂高 唯希氏は、慶応義塾大学で北京大学への留学経験もあります。就職した三菱サラリーマンは、中高年の管理職も含めてですが、平均年収が1500万円前後といわれています。

「いや、そんなに収入があったら貯金もできるし、投資もできるよね」という意見はあるでしょう。

僕がもし年収1000万のエリートサラリーマンであったら

  • 年収に見合ったマンションに住んでいるかもしれません。
  • 毎日のように合コンを開いて自分の経歴を見せつけているかもしれません。
  • 結婚して収入にみあったローンを組んで、一軒家を買っているかもしれません。


現役世代のほぼ9割が、自分の収入にあわせて支出を増やすといわれています。

この本で書かれている、高配当株の選定や、米国株などの重要性、そして節約の手法などは、些細なものなのです。

投資でFIREするためには、投資への愛情と、自分の意志を貫徹するメンタル。これだけ、これだけなんですけど、私も含めて多くの人ができないわけです。

インデックス投資提唱者の第一人者である水瀬ケンイチ氏も、余剰資金だと思われますが、フリーターの年収レベルの金額を毎年インデックスファンドに投資していました。

株式投資というのは、手持ち資金、入金力がものを言います。でなければ複利の恩恵も薄いわけです。投機目的であっても種銭が多くなければ、利益も少ないです。

 

穂高 唯希氏の語る高配当株式に対するリスクについて

アマゾンレビューでは、筆者の高配当株式の推しぶりについて、疑問を呈していました。コロナショックにより、無配になった株も増え、インカムゲインではなく株価のキャピタルゲインで大きく価値を落とした株もあります。

穂高 唯希が高配当株でFIREできた要因としては、株が好きで、株をもっている自分の価値観が好きという側面が大きいと、本書を読んで感じました。


一般人は、稼ぐことばかりを重視してしまって、特定の株を大量に買ったり、値段の上下で一喜一憂します。そのためろうばい売りであったり、高値で買ってしまうわけです。

一方で、穂高 唯希はいろんな株を分析したり、決算をみることを苦としていません。そして、株で利益を集め続けるというよりは、株を持ってリスクを分散したり、配当を得ることを最重視して、喜びを感じているように映ります。

 

 

そのため、本来個人投資家が分散を考える場合は、ETFに絞ったり、10個いないと自分の管理できる範囲で株をもつのですが、穂高 唯希のポートフォリオは膨大で、個別株をかなり保有しています。

彼の底知れない入金力も、株への愛情や、持つことへの喜びによるものだと思われます。

 

株で資産を形成するためには、常人を超えたセルフコントロールとお金への執着が必要

では、最終的にこの本気でFIREをめざす人のための資産形成入門 30歳でセミリタイアした私の高配当・増配株投資法が1500円の価値があるかどうか?

高配当株の話題については、YOUTUBEで調べたら簡単に見られます。今の時代、米国の企業であっても決算や、業務内容を見ることは簡単です。

 


筆者の保有されている株式の紹介はあるものの、明確な比率と金額については全く書かれておらず、含み損も不明なため、詳細な株の保有を公開しているYOUTUBERよりも、情報の価値は一歩劣ります。

高配当株で資産を形成するという考え自体は、投資を始めた人なら真っ先に思いつくことでしょう。方法に関してもネットで簡単に無料で手に入ります。

 

 

つまり、高配当株への投資、おすすめの米国高配当株という情報に対しては大きな価値を見出せません。

一方で、高配当株で資産を気づくためのメンタリティ、株や資産管理への追求がいかに資産を築く上で重要であるかを知ることになります。

 

本人は、お金をためることは目的であり、旅をすることや、人と出会うこと、ブログで誰かの役に立つことが重要といわれています。

そう記載されている以上、そのお考えなのでしょうが、私はお金や資産に執着がなければ、収入の8割を入金するに至らないと思います。投資家であるから、余計にそう思うのです。

筆者は、幼いころから、為替やFXなどの投資によって、お金に向き合い続けています。

普通の人は、長期的に我慢すればお金が得られると思っても、目の前の欲望や可能性にすがってしまいます。

たとえ、平常だったとしても上司に怒られる、仕事でミスをする、など仕事のストレスで自分でコントロールできない株取引を行うことになります。

 

 

そのメンタルコントロールができるかどうか?これは入金力と並行して、投資家が向き合うべき問題になります。

この本は、高配当株ではなくメンタリティと入金力について、確認することになるという点で、有益だと感じます。

投資においてメンタルは非常に重要と語る人が多いように、この本で一番重要なのは、高配当株の存在や入金力以上にメンタルであることが、深く理解できると思います。