10月12日から13日の2日間にわたって行われる、欅坂46のLASTLIVE(櫻坂に改名するため)を楽天TVで視聴した感想やセットリスト、構成について話す記事になります。
欅坂46のライブを見るのは、初めてですが、ユニゾンエアーなどをプレイしていて、代表的な楽曲は理解している状態です。
無観客ライブがどのようなものだったのか、ネットで見ることでどういったメリットがあったのかをまとめていきます。
欅坂46 LASTLIVE 感想 無観客を利用した演出とメンバーとの距離感
欅坂46のラストライブは、無観客で行われ、アイドルのライブでは珍しくMCが全くなく、曲が1時間30分にわたって詰め込まれた内容になっていました。
間奏として、一期生メンバーの加入当時の映像と、映像にうつったメンバーがその映像を見たり、背を受けながら次の曲に入るという構成もあります。
昔の映像をみて、思わず感極まるメンバーもいたり、小林由依の紹介に入ると、彼女がボーカルとギターを務める渋谷川のメロディが流れたりします。
無観客のメリットを活かして、セットは立体的で、距離の制約もかなり広がっているので、メンバーがばらけて、歌っていたり、宙づりがあったり。
コメントにもあったのですが、まるでミュージカルを見ているような気になりました。
プロジェクションマッピングも、普段のライブだとステージに集中してしまいますが、会場全体に演出がかけられており、壮大で幻想的な世界観ができています。
カメラワークは360度にわたり、メンバー全体を細かくカットしています。さらに、メンバーをかなり接写しているシーンが多く、緊張感のはりつめた表情が、非常に美しく見えました。
欅坂46 LASTLIVE セットリスト
セットリストは、以下の流れ
- サイレントマジョリティ
- 大人は信じてくれない
- エキセントリック
- 語るなら未来を
- 月曜の朝スカートを切られた
- studentdance
- カレイドスコープ
- 渋谷川
- Im,out
- ノーバディ
- 東京タワーはどこから見えるの?
- 避雷針
- 不協和音
- キミガイナイ
- 君を探さない
- もう森へ帰ろうか
- 黒い羊
1時間半なのであっという間かな?と思ったのですが、並べると17曲も披露していたのですね。
すでに平手友梨奈や長濱ねるなどの主要メンバーが欠けているのですが、平手が休養している間に、他のメンバーがセンターを務めていた経験が活きていて、センターが曲によって変わっていくので、新規からすれば「この子、すごいな~」「おもしろいな~」「きれいだな~」と見どころが非常に多いです。
さらに、ライブは生歌だったため、センターは歌声という点でも役割が大きいと感じました。
セットリストを見ると、典型的なアイドルソング、楽しくて恋愛を想起させるような楽曲は非常に少なくなっています。ガラスを割れ以降の、力強く、メッセージ性が強く、曲全体も笑わず激しいダンスを踊りきる内容ばかりです。
欅坂46 ラストライブ 楽天TVで視聴した感想 コメントと複数視聴による素晴らしいメリット
今回のラストライブは、複数の媒体と複数の端末で視聴できるオンラインライブでした。
私は楽天TVを使って、パソコンのモニターで見ていたのですが、3500円の視聴料を払えば、複数端末でも見れるようで、スマホは一般客のコメントを見て、テレビやパソコンの全画面で堪能するという楽しみができたみたいです。
コメントを打つことができたので、センターの名前だったり、ニックネームを即座に確認できるのが良かったです。またライブ会場にいけばスマホで検索することはできませんが、自宅なら、映像とメンバーをみながら、気になれば検索して知識を深めることができます。
スマホで見られるということは、外出先や、トイレにいながらでも見ることができるのが、大きなメリットですね。
1つ残念だったのは、オンライン視聴の体裁をとっているのであれば、数日間ストリーミングで再生できればよかったと思います。ライブ配信限定で、しかも月、火の平日で18時半からなので、両方みられるという人は、限られてくるのではないでしょうか?
できることなら、後にメディア化してほしいですね。欅坂46の楽曲は、今後ライブなどでは披露されないみたいですから。
無観客ライブ、オンラインライブの可能性について
例のウイルスによって、無観客ライブや、オンラインライブという方法が新しく登場しました。
今まで、ライブというのは実際に会場までいくか、DVDなどの映像化を待たないと堪能することができませんでした。ライブによっては、映像化されないものもあります。
一方で、オンラインライブは、最新のメンバーや楽曲情報を自宅に居ながら快適に見ることができます。
過去に何度か、ライブを見た経験があるので、ライブの良さもわかっているのですが、時間が長引くとトイレが気になったり、席が離れすぎると熱気は伝わるけど、ミュージシャンがどのようなしぐさであるかわかりにくかったり。
ライブはメリットとデメリットがざっくりと別れますね。
もし、観客動員が可能になっても、オンラインライブの可能性は模索してほしいですね。自宅でライブ映像がみれても楽しい、満足できる人はかなり多いと思います。またコメントによる交流も楽しいな~と思いました。