どうも、産品両論沸き起こっているわけでもないし、放送終了から2年経過しようとしているのに、新しい商品が発売されることは本当にうれしいのですが、一応語ります
仮面ライダーギーツのメモリアル商品展開について語るという記事です。
変身アイテムについて語りたい、興味がある人には読んでほしいですね~
プレミアムバンダイの新しい商品展開 プレミアムDX版とはなにか?
つい昔は、大人向けの玩具といえばCSM(コンプリートセレクションモディフィケーション)や、戦隊職人などがありました。
現在だと、プレミアムDXという商品展開がされています。
これは、放送して最終回を迎えようとしている令和ライダーに、キャストによる劇中ボイスやBGM、SEを追加して、さらに塗装も追加するとういものになります。場合によってはサイズアップしたり、新規造形もあったりします。
特撮玩具というのは、放送よりかなり前に構想されて、商品化されます。
いざ本放送が始まると、監督やキャストのアイデアで、新しい音声がはいったり、演出が入ったりして、DX玩具と放送で鳴る音などが若干変わるということがよくあります。
さらに、プレバン限定にして、対象年齢をあげることによって、DX玩具ではできなかったギミックなどを追加することも可能になっています
基本的にプレミアムDXは、大人向けの玩具という位置づけなのですが、価格はDXの金型をそのまま使っている場合もあるため、なんと元のDXとほぼ変わらないです。
個人的に驚愕したのが、ギーツの最終形態であるブーストマークⅨレイズバックル。
こちらDX版が5720円、プレミアムDX版が5940円です…
え?本当に?それってちょっとしか追加要素がないからじゃない?ってお思いでしょうが
なんと主題歌がはいっていたり、ネジ穴をなくした新規パーツ、重塗装、最後にキャストボイス…もはやCSM
上のブログにて、開発サイドから、塗装の数や新規パーツが価格が高くなる原因と言いながら、ブーストⅨのこの価格は本当にすごいと思うので…私はDX版を買ったばかりなのですが、プレミアムDXも買ってしまいました(笑)
本来なら12800円ぐらいって記載されても「まぁ仕方ないか」と思える金額なのです
ハイスペックベルト帯とあわせて購入すればCSMなのです。
プレミアムDXの問題点と不公平感について
一見すると、メーカーもユーザーもWINWINな商品に見えるのですが、そんな単純な話ではなく、問題点として
DX版を買ったユーザーは損した気持ちになる
という点があります。
例えば、本編の後半に登場して、闇落ち+強力な変身アイテムという特撮ファン心をくすぐるブジンソードバックルは、プレバンで買えないほどに人気で、転売価格で手に入れたファンもいるのですが
着脱音が追加されたり、キャストボイスももちろん潤沢に追加されて、プレミアムDXになりました。
DXが2023年の8月に発売されて、プレミアムDXは2024年の7月に予約開始です。
この1年間が早いか遅いか微妙なところですが、僕もブーストⅨで感じたのですが、DXを買って損した気持ちになってしまったという気持ちはあります。
フリマサイトや中古ショップでもギーツのアイテムが多くみられるのですが、買った途端にプレミアムDXが出るとなると、ちょっと安心して買えませんね…
次に話題となったのが、映画限定の「ワンネスレイズバックル」です。
なんと映画だけに登場したアイテムまでもプレミアムDXになったのです。こうなると何でもプレミアムDXになりそう…
新しいカードが付いたり、重塗装になったり、キャストボイスがおそらく過去最高レベルで収録されていたり、さらに変身音の連動性もアップしています。
こちら問題点としては、DXを入手するためには、ガッチャードライバーの早期特典だったという点です。
つまり、ギーツだけが好きな人は、この商品を手に入れるため、ガッチャードライバーを買ったという人もいるでしょうし、フリマサイトで高値で買った人もおり、このワンネスレイズバックルは、商品としては素晴らしいながらも、ややDX版を買ったユーザーが不公平にも見えます。
プレミアムDX最新作 ヴィジョンドライバー+ハイスペックベルト帯
はい、とうとう単体でプレミアムDXがCSMを出しました。それも敵側のベルトですね。
ヴィジョンドライバー
これは、デザイアグランプリのゲームマスター専用のドライバーとなっており、様々なチート能力が使えます。
玩具としては、仮面ライダーリバイスのデモンズドライバーで培った多数のLED発光のギミックを搭載しています。
デザイアドライバーのようにいろいろバックルをつけかえて、アナログな楽しみをするベルトと違って、デジタルの極みといったもので、指紋認証センサーを搭載(劇中での設定)
私はギーツを見たのが、後発だったのでヴィジョンドライバーが欲しくてしかたなかったが、すでに予約は終了し、フリマサイトで高騰していた。
価格は当時13000円ぐらいだったが、2万ぐらいで取引されるぐらいに人気の商品で、令和最新のベルトを体感できそうな商品でした。
通常のベルトが円安やパーツが高騰して、いかに1万以内に抑えて作るか?という課題を設定して作っているのに対して
デモンズドライバーや、ヴィジョンドライバーは1万円を超えても、大人が納得できるようなDXベルトを作るというコンセプトがあります。
さらに、大人用のベルト帯がついて、我々の夢が達成されたということですね。
ただ、もちろん高値で買った人や、ハイスペックベルト帯の価格を考えると、塗装追加、遊びやすくなり、キャストボイス追加でほぼ値段が変わらないヴィジョンドライバーのプレミアムDXに対して複雑でしょうね。
今後のプレミアムDXと「ギーツ」だけ厚遇という問題点について
令和ライダーは、パンデミックの影響もあったりして、脚本にばらつきがあるなか、ギーツはまとまりのある話で、大人も含め支持されている作品です。
現在だとガッチャードが特撮ヒーローとして素晴らしいという評価をされているので、ガッチャード関連のプレミアムDXは今後出ると思います。
ファンの不満点としては、ギーツ関連のアイテムがずっと出され続けていて、他の令和ライダー、なんなら平成のプレミアムDXだって金型が残っていたら出してもいいのにと考えるファンもいるでしょう。
通常なら、主人公の変身ベルト関連のみが、プレミアムDXで出るのですが、ギーツに関しては、もうDXで発売されたアイテムの半分以上がプレミアムDXになっているのではないか?という勢いです。
1つ1つは、CSMほどの値段でなくとも、会社員でもちょっときついぐらいの販売ペースです。欲しい商品だけ買いましょう(笑)
ヴィジョンドライバーやワンネスレイズバックルがプレミアムDXになったため、チョコプラ長田さんのボイスが入ったXギーツレイズバックルや、ジリオンドライバーもなりそう…ジリオンドライバー未開封のままおいているのですが、フリマサイトで6000円で売られているケースも…
ジリオンドライバーは、すでにキャストボイスも入っていたりしているので、プレミアムDXで発売するとしたら、ハイスペックベルト帯付きという条件で出そうだとは思いますが、バンダイは我々の予想を超えた、塗装やギミックを追加してくれるので、もしかしたらありうるかもです。
というわけで、プレミアムDXについて語ってみました。
ちょっと問題点もあるわけですが、基本的に塗装も増え、キャストボイスもちゃんと収録されて、実質CSMに近い内容になっているにもかかわらず、値段がほぼ据え置きというバンダイの企業努力に脱帽です。
それだけ、ギーツのアイテムを求める層が多いことや、利益がとれるからやっているのでしょうが、ここ数年のCSMの高騰を考えると、かなり感動ものです。
ただ、できることなら販売のペースなどは多少考え、DX版を買っている人も納得できるようになればなと消費者目線ながら思います。