深夜のバラエティ「売れチャレ」で、かまいたちの山内さんが、漫才を作る同じメソッドで、自分が欲しいと思っていたマスクを企画して、東京のツルハドラッグさんで販売するという企画がされていました。
夜道でも光って、子供でも安心して装着できる光るマスク。目を刺激するような香料が使われ、こするとさらに香料が発生する目が覚めマスクの2点です。
結果は、マスクコーナーの目立つ場所に3日間売ったのですが、なんと目が覚めマスクが1パックしか売れない状況に・・・
なぜこのような惨敗になったのかを、ドラッグストア店員の視点で、考えたいと思います。あくまで考察なので、的外れな意見もありますが、ご容赦願います。
このブログは、現役ドラッグストア店員、登録販売者の筆者が、ドラッグストアで購入できるものを紹介しています。
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光るマスクと目が覚めマスクが売れなかった理由 つけてみないとわからない
マスクが購入される主な要因は、いくつかあります。主要なものを上げると
- 形
- 素材
- 機能
- デザイン
- 原産国(日本ならよし!!)
(うちの弟が大好きなフィッティ。番組でも人気がありましたね)
かなり多岐にわたります。光るマスクと目が覚めマスクは、機能だけに焦点をあてているので、その時点で不利です。
さらに、その機能もつけてみるまで、わかりません。どれだけ発光するのか?どれだけ匂いがきついのか?
ポップつくりを頑張っていましたが、サンプルを周囲においていれば、結果はかなり変わっていたかもしれません。
マスクを購入するお客様の心理について 安心感と継続性
これは、番組内で通販番組にも精通してられる、アン・ミカさんがおっしゃられていました。
「肌身につけるものだから、安心したものを買いたい」
マスクが特に原産国や素材を重視されるのは、このような背景があります。
現在はマスクの供給が需要を完全に上回っているので、デザインに納得のいかないマスクをわざわざ買う必要はありません。
さらに、マスク社会がどれだけ続くのか未知数なので、いつも使用していて、価格も安いマスクを使い続けようというのが、自然な流れであります。
余談ですが、番組内で、若者が新しい商品に興味があるってアナウンスがされていました。
あくまで、私の肌感覚ですが、若年層は、ドラッグストアなどでは保守的で、中高年から高齢者のほうが、新聞広告や新しい商品に敏感です。
光るマスクと目が覚めマスクの欠点について
揚げ足をとるように聞こえるかもしれませんが、光るマスクと目が覚めマスクに欠点がなかったのか?深堀していきます。
光るマスクについては、確かに正面衝突を避けるリスクは減らせそうです。ただ交差点などでは、危険性を軽減できなさそうです。かなり発光するマスクをつけるというデメリットを上回る、メリットを提示できていません。
目が覚めマスクについては、私は使ってみたいなと思ったものの、ハッカ油スプレーをマスクにつけたって、同様の効果が得られそうですし、マスクに匂いをつけるスプレーって、かなり販売されているんですね。
そのため、わざわざ目が覚めマスクを購入する必然性がありません。
前述の通り、マスクに機能性がそこまで重視されていないどころか、その機能性に関しても、実は便利ではなかったのでは?という疑問が浮かび上がります。
今回のかまいたち山内さんが、開発されたマスクに関しては、問題点がいくつかありました。
ただ、このバラエティをみたことをきっかけに、逆にうれるマスクの条件について自分も考え直す機会が生まれたので、興味深かったです。
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