どうも4月です。そしてどうも、ヒノキです。スギの脅威は、やや減りましたがまだまだ俺たちの戦いは終わらない!!
ということで、花粉、ハウスダストに対する医薬品レビューを行いたいと思います。
それぞれ1を最低、5を最高とする5段階評価でジャッジを下したいと思います。
クラリチン 評価2
要指導医薬品の抗アレルギーの新生として期待していたクラリチンでしたが、結論から言うと今年のスギには無力でした・・・
2月下旬からのみはじめ、1か月以上使用していましたが、抗アレルギーの本領は発揮されず、雨の日でも鼻詰まりがとまりませんでした。3月中旬を過ぎると目のかゆみまで悪化しました・・・
こういった薬は、花粉の激しい時期、おとなしい時期で使ってみないと結論はでませんけど、例年、医者で処方されたフェキソフェナジン(アレグラ)が効き目がありましたが、こちらはほぼ・・・無力。激しい時期に使うことはないでしょう。
眠気に関しては、鼻詰まりで常に頭がぼーっとしていたので、しっかり効いていたかどうかは不明。
アレルカットEX 評価2
ステロイドをメインとした点鼻薬。血管収縮剤は入っていませんが、長期使用は厳禁。
最初は、症状がきつくなってから使用していましたが、それは間違いで使用しつづけることで、アレルギー症状を抑えるらしいです。
では使用し続けていっても・・・アレルギー症状はとどまるところを知りませんでした。
鼻水だらだらを防いだというのは、こいつの功績でしょうか。
スタディーALG 判定不能
抗炎症成分があまりなく、抗アレルギーを中心に構成した目薬・・・。使い続けないと効果は実感できませんが、目薬をさすのが面倒すぎて、あまり使っていない印象。
その影響で深夜は目をこすりつづけて、翌朝は目が真っ赤に・・・
葛根湯加川芎辛夷 評価5
名前の通り、葛根湯にセンキュウ、シンイという鼻づまりに効能のある生薬をプラスした漢方薬。
漢方といえば「小青竜湯」があまりにも有名ですが、あちらは透明な鼻水が流れるのを止めるのですが、こちらは鼻づまりや副鼻腔炎などに効能があります。
個人的にこの漢方薬が今シーズンのMVPです。
服用してから30分ぐらいで、鼻詰まりが非常に楽になりました。
花粉の時期といえば、鼻づまりで飯の匂いがわからず、味覚が機能しなくなります。
去年は最悪なことに5日ぐらい味覚がストップしていた時期がありました・・・ほんとうにつらかった。
そのため、花粉症の時期に味覚が機能していないけど、ディナーのお誘いがあったときは、だまされたと思ってこいつを30分前ぐらいに服用してみてください。
「鼻づまりってこんなに厄介で、解消できたら素晴らしんだな」と気づくでしょう。
効果も2~4時間と体感はまばらです。
小青竜湯内服液 評価3
結論、苦い・・・
もともと酸っぱさもあって飲みにくい漢方薬の小青竜湯ですが、内服液にしてもその味は健在。これを1日3本はちときつい。
スポーツ観戦した時に使用して、たしかにくしゃみの量は減ったかなという印象ですが、1日だけではわからず(笑)
アルガードクイックチュアブル 評価4
第一世代ヒスタミンのチュアブルタイプ。水色のお洒落なスケルトン容器にはいっているため、価格がやや割高。
メキタジンという成分が眠くなりにくいらしいですが、抗コリン成分もはいっているので、薬でよく眠たくなる人にとっては意味がないのか。
いざ、使ってみるとチュアブルはメントールの味わいでやや苦みを伴いますが、眠気はおろか、口の渇きさえもでないのが素晴らしいです。
ただ、1日3回タイプなので2~3時間たてば、鼻水はまただらだらになります。
コストパフォーマンスは悪いですが、携帯性は抜群に高く、困った時のチュアブルタイプということで、評価を高くしました。
ポケットにこいつを忍ばせているだけで、なぜか安心して鼻炎症状が出にくくなったということも・・・偶然でしょうが
平成最後の花粉は極悪でした
まだ、終了していませんが、平成最後の花粉は異常なほどつらく、抗アレルギー剤程度では、どうにもならんということがわかりました。
また、度重なるくしゃみでのどの粘膜がやられ
喉が痛くなる
咳き込む
そして、免疫が極限まで落ちての発熱・・・・
ほんま、俺って病弱すぎ・・・
さて、おさらいすると
一番効果がじっかんできた医薬品が
葛根湯加川芎辛夷
一番効果が実感できなかったのは
クラリチン
になります。症状がはっきりとあらわれたばあいは、抗アレルギーでは追いつきません。あなたの症状にあった医薬品を登録販売者、薬剤師の先生に相談してみてはいかがでしょうか。