少年院の先生をやっており、懲役太郎氏とも動画でよくコラボされており、恋愛関係の相談もよく受けている
まさに唯一無二のyoutuberのかなえ先生が、先日、専業主婦と名乗るリスナーからのマシュマロに返答した動画がバズったので、その動画を個人的に深堀していく。
年収600万は優秀だが、都内近郊で車や住宅ローン、子供を育てるには難しいという現実
今の時代、専業主婦として生きるということはかなり難しいと思う。
今回のマシュマロの投稿主の家庭は、一見すると年収600~700万と平均よりも高い所得を得ているようにみえるが、税金が引かれ、都内周辺にすんでいて、車も持っている、住宅ローンを組んでいる、子供が私立中学で習い事もある
以上も考えると、かなり厳しい状態だと思うし、妻が共働きしないと収入源が1人だと難しいと思われる。
30代後半で年収600万は上位層だと思うし、僕は正直年収600万の世界を見られぬまま人生を終わりそうである。
ただ、今の時代そのような中間層より上でも、家庭を持つというのは相当切り詰めたり、別の収入源を模索しないと難しいというわけだ。
専業主婦というのは一瞬は、仕事もなく楽に見えるが、子供ができて、世の中と接点を作らされたりすると大変だと思うし、社会経験が少ないという空白期間があるということは
将来「あ、働かないと、働きたくなった」という時につぶしが効きづらい状況になってしまうので、家庭のためではなく、自分のためのリスクヘッジとして、パートタイムでも働くということが大切なのかもしれない。
マシュマロを送った専業主婦は、かなえ先生の回答を読んで相当ご立腹らしい。周りからは馬鹿にされたと思われているらしい。
確かに、かなえ先生は思ったことを忌憚なくいうが、今回のマシュマロに関しては自分の思ったことを素直に伝えていたし、嘲笑とか馬鹿にしながら取り上げているような印象は受けなかった。(切り抜き部分しか見ていないが)
それに、全世界に公開しているということは、かなえ先生は今回のケースを同様の人にも伝わるように話していたのではないかと思う。
最初に書いたように、ヒモとか専業主婦(働きたくないバイアスが強い場合)にあこがれる人は多いが、そう簡単な道のりではないぞという話。
ヒモだって、最初は徹底的にかわいがられて養われているが、ある日急に興味がなくなって、出て行けと宣告される話があるというし
専業主婦にしても、男は結婚するときは「俺だけの労働力で養って幸せにするから」というテンションだと思われるが、そういうテンションは10年、20年続かない。
仮に子供が生まれて、中学生、高校生になって教育費がかかるようにあったら、一筋縄ではいかない。
前述したように、離婚した後の労働に対するリスクヘッジも専業主婦は難しい。
結局、家計が圧迫されるときは、入金力、労働力を増やすのか、節約して出ていくお金を減らすのかという2択にしかならないと思う。
国の補助をしっかり活用すれば、年収が300万付近であっても子供をしっかりとした教育水準で学ばせることができたりという環境になればいいと思うのだが
日本は、子供=ぜいたく品という観念がここ10年以上続いている気がするので、少子化はどんどん続いていくんだろうなと思ったり、思わなかったりする。