「最近・・・いびきがうるさい?」
そんな危惧をもっているあなた?そうかパートナーのいびきがうるさくてお悩みのあなたへ、虫刺されの薬で有名なムヒの池田模範堂からの新提案。
イビキストというスプレーの紹介です。
このイビキストは、健康機能食品です・・・そう医薬品ではないので、効果を保証するものではありません。
睡眠を研究するスウェーデンの研究機関とタッグを組み、開発されたものです。
実は、僕もいびきに悩まされていました。前職で1時間の休憩時間に自分のいびきで起きるということもよくありました。
きっかけは、喫煙です。口呼吸で吸って吐いてを繰り返すうちに、それまでは鼻呼吸でしっかり寝られていたのに、口呼吸主体で寝てしまうようになりました。
口呼吸で生活することはよろしいものではありません。鼻呼吸なら鼻毛や鼻孔によって外部のウイルスをはねのける機能はありますが、口にはそれがなく、口が渇くとウイルスが活動しやすい環境を作ってしまいます。
使い方は簡単で、寝る前に喉奥へスプレーをシュシュっと2~6回ぐらいを目安にふきかけます。
スプレーの勢いは、非常に素晴らしく、味わいはミントフレーバーの効いたものです。アズレンにも似ているかな・・・
成分としては、3種類のハーブエキスとビタミンEが配合されています。
オリーブ油、ひまわり油、ペパーミント油ですね。就寝前の喉ケアには、効果が期待できそう。
この天然オイルが口の奥をコーティングすることで、空気の流れをよくしていびきを抑止するというメカニズムになっているらしいです。
さて、どのような使用感だったのか・・・
実際に使ってみた
結論から言うと、いびきに効果があるかわかりません。残念ながら、僕と添い寝してくれるようなパートナーがいないからです(おいおい)
一方で、メリットとしては喉をしっかり潤してくれるので、喉の痛みを抑止してくれたり、朝起きた時のいがらっぽさがなくなるなど良い面もあります。
ただし・・・価格が・・・
ドラッグストアで購入しましたが、1500円ぐらいしました・・・さすがに高すぎです。
公式サイトを見ても、医薬品ではないので効果の実証や成分の詳しい出どころではなく、「人々はいびきでこれだけ悩まされている」というアンケートのみで、かなり苦しい内容であることがわかります。
そもそも、「自分はいびきだ」と明確に自覚して悩んでいる人は少なく、周りに指摘されて、はじめていびきであることを意識するので、そういう人にさらに購入してもらう必要がありますね・・・
正直、独り暮らしだったり、寝室が別だったらいびきを敵視する理由もないので、販売も難しいです。
喉の清涼感も、唇にテープをはるもので、対応可能ですからね。
(これを貼り続けることで、鼻呼吸で就寝することのメリットを自覚して、これなしでも鼻呼吸で眠れるように訓練します)
(濡れマスクも効果を実感しやすいです)
類似品は現在出ておりませんが、ハーブエキスとビタミンEを配合しているだけなので、どうようの商品は簡単に出回るのではないかと思います。
今の値段より、少なくとも半額未満になって、いびきではなく、寝る前の喉ケアとして発売されるなら、多くの消費者に訴えられるのではないかと思います。医薬品ではなく、少ないエビデンスで「いびきに効きますよ」と漠然とした、宣伝で1500円のスプレーを買ってもらうのは、いささか難しい。
(アマゾンなら1200円ぐらいですが、それでも高いです)