はい、今回もHUNTER×HUNTER最新話の考察です。本編が長いので前置きは簡単に
HUNTER×HUNTER最新話 407話交渉 ネタバレ考察と感想 モレナの嘘と交渉ゲームの結末について考える
HUNTER×HUNTER (ハンターハンター)最新話406話「神器」ネタバレ考察 クロロ団長の新しい携帯電話の能力はなに?
HUNTER×HUNTER最新405話「芝居」 ネタバレ考察 リスノースの正体について 幻影旅団が求めているものは?
HUNTER×HUNTER最新404話「思惑」 ネタバレ考察 チョウライとハルケンブルクの能力について
HUNTER×HUNTER最新話 401話月光 ネタバレ考察 ロンギの能力と正体の考察 王子の正体はどうなる?
HUNTER×HUNTER402話「手紙」 ネタバレと考察 手紙の内容 カイザルはなぜ○○した? 3つの秘密とそれ以上に危ない秘密について
HUNTER×HUNTER ネタバレまとめ考察 403話「成果」 ベンジャミン陣営とハルケンブルクの対立が本格的にはじまる?
408話 交渉② 1ターン目
ボークセン、目的のカードを指名。
まずモレナの仲間に仲間の数を聞き、反応から50人未満であることを探る。
モレナはボークセンを仲間にすることで、カキンの滅亡そこから人類滅亡まで頑張るつもり
本物のモレナは墓の中にいる(衝撃の事実)
「謝肉祭」と「不敬罪」と「祭孤児」
「謝肉祭」
数年に一度行われるカキン王国の祭り。ランダムに選ばれた村落にカキン王族一行がお忍びでやってきて「宴」をして、選ばれた村民は、もてなすものとその他で選別される。
「不敬罪」
王族への反抗などはささいなものであっても極刑に直結する。王族相手の避妊、堕胎、遺伝子鑑定なども即死につながる
モレナの母はひたすら王族をもてなし、モレナを身ごもって2年後に死亡。
祭孤児のモレナは、エイ・イの闇病院に送られ、そこで二線者かどうかを選別。二線者であるかどうかがわからなくても、強制的に顔を裂かれる。
結果的にモレナは二線者ではなく、「肉」として20年間の時を過ごす…
カキンは民主化記念大祭などを行っているが、「祭り」の慣習はいまだ行われておらず、どうやっても変わらないカキンをつぶすことをモレナは心にとめる。
目的を聞いたボークセンの札からモレナが選び、ジョーカーが捨てられる。ボークセンから見れば有利な展開。
HUNTER×HUNTER最新話408話交渉② 2ターン目
ボークセンは「力」のカードを指名、モレナはサイキンオセンの能力をかたる。
感染先の子供たちの「目的」をきくことで、それにあわせた能力をモレナは支援することができるという。実際の念能力も本人がこうしたいという能力がもとになっている場合が多い。
ちなみに目的については最低限、「誰かを〇したい」という〇人の意志が必要になっていく。その大きさや対象は問わない。(これがある種、サイキンオセンの制約)
ボークセンはモレナの話を聞くが、カキンの上級兵として安定した人生を送りたいので、今のところモレナの話を聞いても全く魅力を感じない。
ボークセンは船内でドッグマンを使い、「特質系」の素養がある人間をかぎわけていた。それは能力発現前でも可能。
モレナは具体的にボークセンの能力は不明だが、特質系であるというところに魅力を感じていた。ちなみに特質系は3000人に1人ぐらいの確率(モレナ談)
ドッグマンはクロロ(特質系)にも遭遇したようだ
なぜあらかじめ特質系を知ることが大切なのか?
特質系の特徴として、あらゆる念系統を覚える実践的制約がない(変化系は操作系が苦手など)
しかしあらかじめ特質系であることを知らずに1つの系統を極めてしまう場合があるため、あらかじめ特質系をしっていれば、あらゆる念系統をハイブリットに習得して、特殊な能力を作ることが可能(モレナのサイキンオセンなど)
ボークセンは自分がモレナに加入したらどんな能力を与えたがっているかを知りたかったが、それはYES?にかぶる質問なのでモレナは回避。
次にモレナはボークセンの手札からYESを選択する。この時点でボークセンの選択肢からYESが消える。
HUNTER×HUNTER最新話408話交渉② 3ターン目
残る選択肢としてNO?、つまりNOの結末を知りたくなったボークセンは、この札を選択。
NOの場合は仲間に勧誘することはないが、ボークセンやボークセンの仲間もモレナには関与しないと考え、ゲームのポイントでしか考えない。
そしてボークセンは第3の罠、このゲームそのものが罠。つまりNOと拒否したとしても、ゲームそのものが無効になったとしてもモレナ一行はボークセンとその仲間たちを容赦なく襲う。
一方でXカードを引いて、ゲームが無効になったらモレナはいままで話した計画、秘密もすべて水に流し、ボークセンを信用するとのこと。
さらにボークセンの仲間たちに対してはできるかぎり襲うことを避けて後回し(モレナの目的が最終的に人類の滅亡なので後回し)することを約束
これだけややこしい、しかも状況によっては相手が有利になるのは、モレナのサイキンオセンの制約と誓約、リスクとリターンの振れ幅の証明になる。
逆にどれだけ仲間になりたいとおもって、モレナと交渉ゲームをしても、NOが残ってしまった場合は死んでしまうリスクが高くなるので、実はこの交渉ゲームは仲間になりたい人間も相応の覚悟が試されるというのは面白い。
モレナのターンでXのカードが引かれ、ボークセンの前に残ったのはNOとリターン(墓場のカードを自由に選べる)
そこで、特殊戒厳令が発令する。特殊戒厳令は自由にベンジャミンが抱える国王軍が武力を行使できるというかなり危険な能力だ…
HUNTER×HUNTER最新話 考察 モレナの正体について
ということでカキンの古くからの因習の祭りがですね、かなりえぐい内容でした。
冨樫先生の作品で言えば、幽遊白書の躯の奴隷商人の話に通ずるものがあります。つまり、モレナもえげつない幼少期を送っていたということです。
エイ・イはもともと人身売買をしていた…ということで、当然ケツモチのツェリードニヒもしっていた(モレナ偽物の20年前からその実験を握っていたのか?)と推測されます。
そんなモレナが念能力を習得して、エイ・イのトップをとれるぐらいの仲間を集めたというのは恐ろしい業績ですね。
本物モレナ・プルードがいたというのは初耳でしたね。
ただですね、謝肉祭が頻繁に行われたということは、二線者候補もたくさん生まれ、当然カキンとしては二線者を大量に抱えるメリットは全くないわけです。反乱されるリスクもあるし、特別扱いを何十人もできる余力もないですから。
だから、エイ・イにとってとか、カキンにとって都合のいい人間、能力のありそうな人間だけを「二線者」にしておいて、それ以外を「肉」扱いにするということもできるでしょう。
もしかしたら、モレナ(偽)はもとから容姿端麗で美しかったから本当は二線者だったけれど、エイ・イの子供好きな上層の意向で、肉にされた可能性すら考えられると
HUNTER×HUNTER最新話 考察 ボークセンは仲間になるのか?
408話を見る限りボークセンはいまのところ、モレナの仲間になる可能性は、リターンでYESを引き当てることはないかなと思います。
なぜなら、ボークセンは徹底的な日和見主義であり、モレナや仲間たちのような強い〇人衝動や目的がないからです。それもないと仲間になれないというのが、モレナの条件ですから。
一方で、ボークセンがモレナの仲間になるトリガーとして、最後にでた特殊戒厳令の発令が挙げられます。
特殊戒厳令が発令されると、法律や軍事はすべてベンジャミンが掌握した形となり、ベンジャミンは最初からなにかしらの理由をつけて特殊戒厳令を発令したがっていたのでした。
発令さえすれば、王と警備兵を分断することが容易になり、孤立した王を各個撃破すればいいだけの話になりますから。
一方で、なぜ特殊戒厳令が発令されたのか?というのは不明になっています。
他サイトの考察を見ると、クロロが三種の神器を盗んだから?というもあります。なるほどそれなら特殊戒厳令を発令する大義名分になりますね。
でもまだ早いかなと。これはバルサミルコを乗っ取っているハルケンブルクがベンジャミンにけしかけて発令したのか?
ベンジャミンがハルケンブルクの乗っ取りを察知して発令したのか?と考えられます。
ハルケンブルクはまだ、王位継承戦を自分が王になるために直進しているのか、直進しているふりをして、実はやめさせる手段をまだ考えているのか?その腹の内がわからない状況です。
まだまだこの面白い考察は続きそうです。
HUNTER×HUNTER最新話 407話交渉 ネタバレ考察と感想 モレナの嘘と交渉ゲームの結末について考える
HUNTER×HUNTER (ハンターハンター)最新話406話「神器」ネタバレ考察 クロロ団長の新しい携帯電話の能力はなに?
HUNTER×HUNTER最新405話「芝居」 ネタバレ考察 リスノースの正体について 幻影旅団が求めているものは?
HUNTER×HUNTER最新404話「思惑」 ネタバレ考察 チョウライとハルケンブルクの能力について
HUNTER×HUNTER最新話 401話月光 ネタバレ考察 ロンギの能力と正体の考察 王子の正体はどうなる?
HUNTER×HUNTER402話「手紙」 ネタバレと考察 手紙の内容 カイザルはなぜ○○した? 3つの秘密とそれ以上に危ない秘密について
HUNTER×HUNTER ネタバレまとめ考察 403話「成果」 ベンジャミン陣営とハルケンブルクの対立が本格的にはじまる?