HUNTER×HUNTER最新404話「思惑」 ネタバレ考察 チョウライとハルケンブルクの能力について

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連載開始から4話目になりました。

たぶんもっとも濃密な1か月を考察班は送っているのではないでしょうか。

ということで、今回は前話でバルサミルコの意識をのっとったハルケンブルクの続きがメインになります。

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第3王子 チョウライの守護霊獣の能力…いまだわからず

第2回念講習に向けて、準備するクラピカとクラピカを呼び寄せたチョウライは守護霊獣についての能力を考察させる。

チョウライに硬貨を渡されたものは10日たつと、1の数字が10に。10乗ずつ増えるものと考察されている。

 

さらに裏面には、渡す前は守護霊獣のマークだったが、渡した後はチョウライのマークがついているという変化がある。

ちなみに、硬貨の譲渡をチョウライに返却したり、別の人間に所有権を移すと数字はリセットされる。

 

チョウライは検証のため、クラピカに硬貨を渡す。チョウライから硬貨をうけることで、チョウライの能力が操作系半強制型でペナルティがあると危惧したクラピカだが、たった10日間の日数で大きなペナルティになるわけではないと考え、拒否することはもっと怪しまれるので、素直に受け取る。

クラピカはチョウライの前で、能力は「具現家計貯蓄型」であり、チョウライの言った不可思議の桁、半年ほど保有すると念能力者になるのではないかと推論を立てる。

しかしながら、これはクラピカがその場しのぎでたてた推論であり、チョウライは、ベンジャミン施設兵のコベントバに対して、クラピカがどのように立ち回るかという観察も兼ねている。

 

クラピカはチョウライの性格や、能力のややこしさから、半強制型、チョウライに対して絶対服従の可能性がある能力であると分析している。

つまり、チョウライの守護霊獣の能力はいまだ不明なのだ。

 

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第9王子 ハルケンブルクの能力について 肉体を失ってからが本番 ただの人格を乗っ取る、交換能力ではない難しさ

ハルケンブルクの能力が明らかになっていくが、こちらもまだ100パーセント全貌が解明できているわけではない。

ハルケンブルクの能力は確かに、矢をはなたれた相手と人格を入れ替えるというものである。

 

強制的人格転換。発動側の集団からランダムで1人選ばれ、矢で射抜かれた人物と人格交換する。

つまり、バルサミルコと交換したのがハルケンだったのは、完全に計算していたわけではなく、偶然。

人格の交換後は、発動側と被発動側の人格が入れ替わるが、片方の意識がある間はもう片方の意識は失う。ここでいう意識は睡眠でも適用されるものと思われる。

 

ハルケンブルクは人格の優先権を検証するため、何度か実験を行った。

ハルケンブルクの計画として、まずバルサミルコが仕込んでいた毒をつかって、ハルケンブルクを毒〇させる。中に入っているのはバルサミルコの人格だが、その人格はバルサミルコの元にかえって、バルサミルコの中にはハルケンとバルサミルコの人格が共存しているが、バルサミルコが人格の主導権を持つことになる

 

その対策として、ハルケンが死ぬ直前に、バルサミルコの身体で催眠剤を服用することで、催眠剤が効いている間はハルケンの人格のままバルサミルコを動かすことができる。

ちなみに、このバルサミルコが死んだ場合だが、ハルケンの考察で継承戦を勝ち抜くために守護霊獣が幇助している能力であり、守護霊獣はかなり好戦的であるため、両方の人格が消えて「死」となることが推察される。

 

守護霊獣は、直接対抗する王子を〇すことはできないが、〇しの幇助はできるということだ。

 

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ハルケンブルクの思惑 何をもってして、継承戦の勝者になるのかが不明

ハルケンは催眠剤が効いている10時間で継承戦の勝者になるようだ。果たしてそのようなことが可能なのか?

ハルケンの能力は一度射貫いたらしばらく使用不能なものと想定されるが

ハルケンの運棺において、私設兵と支持者をすべて集めるわけで、すべてのオーラを集めまくったら、連射できる可能性は否定できない。

下層ではマフィア抗争が激化していたり、少しでもイレギュラーな事態がおこれば、ベンジャミンは特殊戒厳令の元に王子を孤立させ、各個暗〇することが可能になる。

他の人間に人格を移すとなったとしても、人格の転移者はランダムだから現実的ではない。

ベンジャミンはハルケンに狙われているが、ベンジャミンだけを制したとしても継承戦の勝者にはなりえない。

ただこのハルケンブルク、能力について自分の性格や状況から決めつけていることがいくつかあり、最終的に過信した能力に裏切られてしまう可能性もあるのではないだろうか。

 

 

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404話 思惑 これが王位継承戦の頭脳戦

能力漫画は能力が判明した時点でそのキャラは死期を迎えるといわれているが

その対抗策として、ハルケンブルクのように能力の全容を8割は公開するが、残り2割は不確定要素があったり、伏せるみたいな方法で演出している。

王位継承戦、死んでいるようで死んでいないキャラも複数いたりして、かなり複雑だとしか言いようがない。

ただし、以前の10話にくらべて

「AケースもあればBケースもあるよね、いやCケースもあるかも」という推論大運動会みたいな推論が推論を生むような複雑さはなく、複数のキャラが1つのゴールにむかっているような爽快感や読後感があって面白い。

あと最後には、幻影旅団が出ており、ヒンリギが仕組んだ発信器をたどって、エイ・イのアジトをたたく予定だ。

ただヒンリギがむかったところというのは、処理所の一部分の可能性が高い。さすがにモレナ一同が全員かたまっているということは想定しにくい。

まぁ、下手に推論を重ねて頭痛を起こすよりは、素直に1週間後、続きが読めることを期待しよう。

 

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