みなさんおはようございます
HUNTER×HUNTER連載再会の朝はなんとも気分がいいものですね。
今回は、はやくも402話の最新話の展開予想について述べていきます
401話の考察については下記から。ネタバレ含みます
HUNTER×HUNTER最新話 401話月光 ネタバレ考察 ロンギの能力と正体の考察 王子の正体はどうなる?
なぜセンリツは王子たちから狙われる存在になったのか?
発端は383話の「脱出」にて
第1回日曜晩餐会という王子たちも集う集会にて、センリツはフルート演奏を披露し、会場内すべての人間たちを3分間、音の世界にいざなった。
彼女は「本気でふけば」と語っていたが、この意識を奪うものは、センリツによる念能力なのか、心音によって相手の偽装を聞き分ける個人能力なのかは不明。
仮に念能力だとすれば、意識を奪うだけではやや物足りないので、相手の感情を自由にコントロール、操作する能力の可能性がある
1対1の念能力者同士の対戦において、操作系はかなり強い。
センリツの能力を目の当たりにした王子たちは、400話「秘匿」でセンリツに接触を図る
各王子の思惑とセンリツとの関係について
まず王子接触の前に、センリツ、カチョウ(キミガイナイによる守護念獣)のことを知っているカイザルについて説明。
カイザルの初登場は、381話の「捕食」
フウゲツが自分の能力をつかって非正規ルートで第一層から出たところを司法局にかくまわれ、その際に立ち会ったのがカイザル。
カイザルはセンリツの演奏による能力にいち早く感づき、彼女に接触、カチョウ、フウゲツの保護を持ち掛けてきた。
司法局はカキン王国の中でも独立した存在であり、最高裁判の判決については、ベンジャミン、カミーラであっても覆すことはできない。
カチョウ、フウゲツ脱走時は、協会員のキーニが全責任を負って、無理やり脱走させたという筋書きになっているが、これも裏でセンリツとキーニが共謀したことをカイザルを察知したのだろう。
センリツはどのような状況でもあまりにも正確に心音を刻み続けるカイザルに対して、非能力者をよそおった操作系能力者であると推測する。
つまり、嘘をついているが、自分は嘘をついているという自覚がない。この能力があれば、例えばチードルのバランス重視のハンター試験の裏で行われた、クラピカのダウンジングチェーンにおける裏切り者チェックをかいくぐることができる。
そして401話の内容を含めると、カイザルはビヨンドと裏でつながっており、ビヨンドの子供の王子をサポートしているのではないか?という疑惑も出てくる。
センリツへの接触を求めたのが
ベンジャミン、ツベッパ、ルズールス
この3名は、恩赦を条件に演奏の再演を要求。つまりカチョウ、フウゲツ脱走を手助けしたであろうセンリツは処刑確定なので、処刑を取り下げる代わりに自分が国王になるためのサポートをしろということ。
チョウライ、ツェリードニヒ
こちらは、演奏のことを聞くとともに、演奏を見せてほしいという上記3名に比べると柔らかく聞こえるが、裏でどのような取引をもちかけてくるか不明。
カイザルは大胆にも取引してきた王子をだまし、演奏している間に毒を持って、〇そうとセンリツに提案する。
「上位王子の一掃」という言動から、カイザルの依頼主は下位王子なのか?はたまた上位王子だが、悟られないために上位王子の一掃を騙ったのか?
またHUNTER×HUNTER、というか冨樫先生らしく、ものすごく伏線や考察を張り巡らせておいて、実はシンプルな答え
カイザルはセンリツに本気で惚れていた
この線も実はぬぐえていない。センリツの能力はあくまで心音の微弱な変化から嘘を察知するというもの。
チョウライ、ツェリードニヒとセンリツとのやりとりについて
センリツは、裏取引として、演奏を条件にフウゲツにとりついている邪霊をとりはらうという交渉をもちかけてくると考えた。
フウゲツの衰弱に対しては、様々な考察がかわされている。
有力なのは、第2王子私設兵による呪詛部隊。相手を絶に追い込むという能力があるし、能力であるヨモツヘグイの強みは、呪詛部隊の命と引き換えに対象を呪うため、呪っている犯人が極めて特定されにくいという要素を持っている。
センリツはまずチョウライと接見する。チョウライ本人がわざわざセンリツのもとへ訪れる。
チョウライは自分の守護霊獣から吐き出された硬貨をセンリツにおくる。この硬貨が果たして、どのような意味を持つのか、受け取ったものが何をしなければならないのかは不明だ。
チョウライはコインの存在を知ったときは、意味不明だという反応をみせていたが、センリツに対して、自信満々に硬貨をおくったということは、能力をある程度把握しているということ。
ロンギ同様に、「契約」によってチョウライにプラスの影響をもたらすものとされている。
念獣は1日1枚のコインを吐き出す。コインには1のマークが。コインをひそかにもっていた第1王子私設兵のコベントバは、1から10に数字が増えていた。何を条件に増えていて、増えているとどうなるのか?
軽く考察すると、ナックルの「ハコワレ」のように借金的な能力で持ち続けることで、相手にペナルティを課すようにも見える。実際、コベントバはチョウライの動向と隙あらば暗〇の命令を下されている。
その場合、渡されたセンリツもチョウライとは契約関係にないため、ペナルティを受けるか、チョウライに何かしらのメリットが与えられる可能性がある。
本当にこの時点で何もわからない。
次にツェリの私設兵隊長ヴァンタイン。衆人監視のもとで具体的な要求は述べず、心音から、フウゲツを人質にとった交渉ではないとセンリツは予想する。
次週以降に明かされるのは、おそらく残り3人の露骨な要求をしてきた3王子
ベンジャミンの場合は、クラピカに忠告したシマヌの話を信じれば、「従わなければ死あるのみ」とバルサミコが言いそう。
さらに逆にベンジャミンが温和にセンリツよりの交渉をすれば、逆にチョウライに導いたシマヌの思惑がかなり怪しいものになる。
ツベッパに関しては、クラピカと関係が深くなりすぎていて、さらにセンリツとも関係を深めていくのかどうか…
となると残りはシャア・ア一家のケツモチであるルズールス。ツェリの下位互換的な見方をされているルズールスだが、彼の守護霊獣の能力は
標的の欲望を具現化した罠を張り、標的が罠にはまる(欲望を満たす)事で発動する具現化系半強制型の操作能力
条件がややこしそうなので、おそらくヒットすればかなりの強制力を相手に強いることができる。
守護霊獣は直接的な〇傷能力はなさそうなため、マックスでも絶にするとか拘束するとか、強制睡眠させるとかそういう無力化的な能力になるだろう。
あとルズールスはいままで交渉事という点では姿を見せたことも私設兵を使役した形跡もない。
そのため、ルズールス本人がやってくるか、クラピカが送り込んだバショウがやってくる可能性も実はある。(バショウがセンリツとの関係をぬけぬけとルズールスに話しているとは思わないが)
402話の展開の予想について考えてみる
HUNTER×HUNTERは結果がわかるときもそうだが、予想や考察しているときが一番楽しかったりする。
私の予想だが、センリツが交渉するのは、チョウライ、ルズールスのどちらかになると思う。
チョウライのコインをセンリツは受け取ってしまったので、契約は完了し、演奏させられる可能性が高いと思う。
ルズールスについては、あまり描写されていないことでかえって「今回はルズールスにスポットをあてる」という逆張り的な予想になる。
前回の記事で、ビヨンドの息子はツェリが濃厚だと記載したが、ルズールスの可能性も結構高いと思う。
そもそもビヨンドが徹底的に準備して画策するということは、ベンジャミンのように圧倒的に恵まれた王子ではないという可能性が高い。
容姿は似ているが、ルズールスとブロッコ・リーが親子関係になかったとしたら、ビヨンドの差し金で、ルズールスはシャア・アと関係ができたという考察も面白い。
また前述したが、センリツとバショウの絡みができるため、ルズールスと関係をもたせるのは、今後の展開としても面白くなりやすいと思う。
フウゲツの衰弱に関しては、カミーラがかかわっていなければ、カチョウのキミガイナイがフウゲツの生命エネルギーを吸いすぎているという説もある
でもルズールスの能力で絶に近い状況にさせられた説もあると思う。
フウゲツはカチョウの死を察知して、自暴自棄気味に自分の能力でいろんな王子の部屋に近づいた結果、罠にかかった…という見方もできるからだ。
さて月曜日の結果を待ちたいと思う…