HUNTER×HUNTER402話「手紙」 ネタバレと考察 手紙の内容 カイザルはなぜ○○した? 3つの秘密とそれ以上に危ない秘密について

スポンサーリンク

スポンサーリンク

HUNTER×HUNTER402話「手紙」のまとめ、考察に入ります。

ネタバレ全開なのでお気を付けください。

予想外でした。週刊連載は終わる予定だったので、隔週連載化、1か月に1話も覚悟していましたが、うれしい誤算でした。

巻末コメントには、椅子にすわって作業できるほどには回復されているという冨樫先生のお言葉が。

ということで最新話の手紙についてまとめと考察に入ります。

 

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

HUNTER×HUNTER 402話「手紙」の流れ

チョウライ、ツベッパ、ワブルだけになった場合、ツベッパとワブルは野にくだり、継承戦を離脱する意向をチョウライに伝える。

しかしながら、果たしてこの継承戦を「離脱」することは可能なのか、チョウライは疑問視しているが、とにかく2つの勢力の半降伏、とくにツベッパを得られたのは大きいと考える。

 

 

チョウライの守護霊獣の能力はまだ未定。硬貨を複数枚授かった部下もいるが、具体的な効果は不明。

ツベッパの守護霊獣が、和平交渉を行った瞬間にあらわれる。

ベンジャミンの側近、バルサミコが靴からウイルス性の〇人兵器を取り出す。彼の言葉から、カキンは大量〇りく兵器を作ってきたことが判明する。対象はハルゲンブルク。ハルゲンブルクが脅威なのはわかるが、なぜ最優先で仕留めるかは謎。




 

フウゲツの背中には注射で刺されたような跡ができ、それが邪霊の元になっているとフウゲツは考察。

フウゲツの能力「マジックワーム」が1日に何回も使えたり、フウゲツ単体で能力が完結するようになった背景に実は、敵の罠だった可能性あり。

 

 

カチョウは、注射器のようなものをさし、薬物中毒のような症状にしているという関連性から、ルズールスによる能力ではないかと推理する。

王子が守護霊獣を操っている自覚がない以上、王子を倒さないと確かめようがないため、強引ながら、ルズールスを暗〇する計画をたてる。

ルズールスをおびき出し、センリツの笛で眠らせて、カチョウフウゲツのマジックワームで救命艇エリアまでカイザルが運ぶ。

 

 

事故を装い、ルズールスは薬物中毒で死んだというストーリーをカイザルが作ろうとしている。

フウゲツの能力を発動するためには、フウゲツが直接発動元の部屋を視認する必要がある。ルズールスだけでなく、他の王子たちの部屋もカイザルはチェックできた方が有利にすすめると提案。

そこで、死んでいるカチョウがすべての王子に書いた手紙をフウゲツが手渡しし、カイザルが同行するというシナリオで潜入する。




 

フウゲツたちはまずベンジャミンに接触

ベンジャミンは、フウゲツの邪霊を低級なものであると推定。心神耗弱したものにつくと分析した。

バルサミコ不在の中、カイザルがカマをかけた質問により、ベンジャミンは最終的に特殊戒厳令を発令して、自由に軍をつかった暗殺ができるようにしようという最終目標をカイザルは見抜く。

 

 

ルズールスに対しては、司法省があつめた王子達の裏情報の一部をカチョウ(キミガイナイ)経由で書かせた。王子質の裏情報を集めることで、司法省は中立性を保っているのだ。

手紙の詳細な内容は不明だが、暴露内容はツェリードニヒについて。ルズールスはカキンマフィアでもツェリのケツモチのエイ・イと対立中。

ルズールスはなぜカチョウがツェリにけしかけるように誘導しているのかを疑う。そのため、カイザルに手紙の内容を投げて、均衡を保つために静観する方法をとった。

 

 

この状況におそらくカイザルが「上手くいった」と手ごたえをつかむ。

別れ際にルズールスの護衛のバショウの「グレイトハイカー」の追加能力によって、軽い除霊をフウゲツに施した。

どうやらハルケンブルクは第2層で医療を受けている。鳴動(ハルケンブルク)の能力発動とともに倒れた模様?

 

 

センリツたちは切り札として、ハルケンブルク、クラピカに重要な手紙を渡す

  • ベンジャミンの秘密
  • ツェリードニヒの悪行
  • ハルケンブルクの出生の真実
  • さらに継承戦を揺さぶる情報

継承戦攻略の糸口はここにあるのだろうか…

 

 

 

スポンサーリンク

HUNTER×HUNTER 402話「手紙」

とまぁ、19ページとは思えないぐらい濃密な1話でした。

相変わらず、カイザルは怪しい…そしてあまり活躍のなかったルズールスにスポットライトが当たったということです。

思ったことをべらべらと語っていきます。

 

ハルケンブルクはすでに瀕死の可能性

11日目の8時50分にカイザルが「さっきの鳴動は」といっており、ハルケンブルクの初回の攻撃は8日目前後だったと思われるので、ハルケンブルクは行進を続けていたが、なにかしらのアクシデントがあって倒れたとのことです。

 

早計ですが、バルサミコが仕掛けたウイルスがハルケンブルクにまわった、仕掛けられた瞬間なら風邪の初期症状と変わらないという厄介なウイルスです。

ハルケンブルクは部下を従えていると圧倒的なオーラ量をまとい、攻防一体の戦闘力を手にするのですが、ウイルスを吸収してしまえば、動物として無力であるという点は、キメラアントの結末をしっている我々なら説明不要でしょう。

 

また戦った相手がバルサミコなのかが不明です。常にベンジャミンの側近についており、複数の部下を従えるバルサミコが単独で行動するというのはよほどの事情なのです。

さらにウイルスを使用するということは、バルサミコの念能力は非殺傷あるいは、戦闘で目立ちすぎる能力の可能性があります。

生まれてからベンジャミンに忠誠を尽くすことを覚悟していたでしょうから、後方支援型の能力の可能性が高そうです。

 

そもそもハルケンブルクが王子の秘密をすべて知ってしまったことで、王位継承戦が収束する可能性があるのかどうか…




カイザル ルズールスと組んでいる説

カイザルが誰の指示でセンリツと手を組んでいるのか、まぁ本当に推測なんですがルズールスの可能性もあるなと。

最後の「上手くいった」というカイザルのセリフが果たして、センリツ・カチョウサイドのセリフなのか微妙なんですよね。

 

あと司法局っていっても、なんで王子の秘密をそこまで収集できているの?という疑問もありますね。

また、カイザルが手紙の内容をカチョウに指示しているわけですから、実質各王子にカイザルのメッセージや意志が渡せるわけであって、カイザルが裏で取引している王子に秘密の暗号とか使えば、情報を流せるんですよね。

 

気になった描写が他にもあって、バショウが能力を使った後にバショウはルズールス部下の元に戻るんですが、その部下が見ている状況で、カイザルが深く頭を下げるんですよね。

これは単純に、フウゲツに軽い除霊をほどこしたバショウへの敬礼ってとれるんですけどね…わざわざそんなシーンをいれるのかな?と思ったわけです。

 

あと、ルズールスの守護霊獣ってフウゲツをほぼ面識がなく、能力を知らないのに具体的に別のマジックワームという罠を張れるというのがかなり強すぎる気がして

司法省でフウゲツにつきっきりだったカイザルが、フウゲツの状況などをルズールスにリークしたことで、具体的に罠をはれたと考えるのも筋が通りそうな気がします。

ちなみに、ルズールスと組んでいなかったとしても、王子の重要な情報というのは、本当につながっている王子などにリークすることが可能なので、カイザルは情報戦において、結構優位なのかなと。

ただ司法局からそんなSSS級情報を流したことがばれたら、カイザルの命は危うそうですけどね。

 

スポンサーリンク

司法局にリークしたのは、第1王妃のウンマ説

1日経過して、新しい考察が思い浮かんだので残しておきます。

カイザルが握っている秘密は他にも多くあると思われますが、なぜ王子の中で有力なベンジャミン、ツェリの秘密を持っているのか?

 

それは両者の母にあたる「ウンマ」とコンタクトを取っているからではないかと思われます。(そうなれば、カイザルはウンマの息子を勝たせるために動いている説もあるんですけど)

カキンにおける上位王妃の権力というのは絶大であり、上位王妃であれば、下位王妃の王子の中に警護をつけることもできます。

 

例外としてツェリはベンジャミンの私設兵が送られることを断る権利を与えられていました。

 

そんなウンマという作中では出したら間違いなく注目されるキャラをなぜ冨樫先生はまだ出していないのでしょう?他の王妃はすでに何かしら王子としゃべったりしていて出ているにも関わらず。

 

先生がウンマを忘れている、王妃は大事なキャラではないってことならば、最初に王妃が王子と主に顔写真をのせるってことはしないと思います。設定や背景をほぼ100パーセントコントロールできる漫画というコンテンツで、作者は無駄なことは書かないでしょう。

考えられる理由は3つ

  1. すでにウンマは死んでいる
  2. すでにウンマは第三者によってかくまわれている
  3. あえて作中に出していない

 

すでに死んでいる可能性もありますが、今回の王位継承戦は、ナスビ・ホイコーロの子供ではなく、王妃の子供が出場条件になっており、ウンマがすでに死んでいれば、ベンジャミンとツェリが出場できるかどうか怪しい可能性すらあります。

 

個人的に2と3が有力。ウンマは先を見て、王位継承戦に巻き込まれることを拒否してどこか別の場所にいるという可能性があると。そして裏でカイザルなどの司法局となぜかつながっていると。

 

もちろん、この論にたいして「第1王妃という権力をもちながら、なんで逃げているの?」という反論に対して、対案を私は持っていません…

 

しかし、自分の悪事に対しては近しい人物以外は隠していそうなツェリの悪行、さらに下位王子では決してたどり着けないであろうベンジャミンの秘密。そしてハルケンの出生。

これらトップシークレットを握っており情報提供できる人物というのは、限られていると考えるのが自然です。

 

 

 

スポンサーリンク

王子達の秘密は何? クラピカが王子達の情報を入手してどう動くのか?

一番気になるのは、ラストですよね。

超重要な情報をクラピカが一気に知ることになったわけです。先週もロンギからビヨンドの子供が王子として王位継承戦に参加しているかもしれないって情報を得たわけです。

 

適当に各秘密についての推測

ベンジャミンの秘密=バルサミコの発言を踏まえ、大量○○兵器をつくって各国に売り飛ばしていたり、自国で大量に保管している国際的な問題

ツェリの悪行=ツェリが過去に流星街の人さらい、クルタ族○○に関与

ハルケンブルクの出生=ウンマの息子、またはビヨンドの息子がハルケン

継承戦を揺さぶる情報=ナスビが子供たちの魂を集めるために動いており、本当に継承戦をする必要があったのか?(オニオールはナスビが過去に行ったことを証言しているが)

 

読んでいって、予想するならこんな感じです。たぶん全部外れていると思います(笑)

 

 

クラピカといえば、緋の目を多く所有しているツェリとの因縁があるわけですが、センリツもクラピカの性格を重々しているので、ツェリの悪行についてクルタ族との関連性が書いてあったら、クラピカが暴走するリスク考えるでしょうね。

たぶんですが、モレナとの関係性とかかもですね。あとツェリに一目置いていたハルケンブルクをツェリと戦わせるための重要な情報とか。

ベンジャミンの秘密とハルケンの出生。流れを考えたら、ハルケンがビヨンドの子供…うーんあるのかな?と

ベンジャミンの秘密なんですが、ベンジャミンってビヨンドと同じように、カキンの資産やリターンを得るために潜入しているんじゃないか?武力で掌握しようとしているんじゃないか?って疑惑もありますね。

もうビヨンドの子供とか、オニオールとチョウライの関連性とかで、誰一人として王子の出生に対いて信用できないと。もういまやハンターハンターは無限に考察できるようなフェイズに来ていますと。

 

さて、読んですぐにブログにしたので、至らない点が多くありますが、また来週も連載されたらいいなと祈りながら、眠りたいと思います。