暑くなる一方ですが、マスクをつけないと商売ができない。そんな苦しみを背負っている労働者の方は多いはず。今日は市販のハッカ油をマスクに吹きかけることで、自家製ひんやりマスクをつくって、清涼感を得られるかどうかを実験してみました。使用期間は1週間になります。
このブログでは、コロナ状況下でよく売れている商品などをピックアップしています。よろしければ参考にしてください。
マスクに清涼感を与えるため、ハッカ油は例年よりも売れている
購入したのは、手ピカジェルで一躍有名となった、健栄製薬の天然ハッカ油になります。瓶入りで1滴、2滴と垂らすタイプもあり、そちらのほうが容量が多く安いのですが、マスクに使用するため、あえて割高なスプレータイプを購入しました。
注意点として、スプレータイプですが、内容は原液になっており、水などで薄められていないため、刺激は強いです。
ハッカ油は、通年、虫よけやお風呂で使用されるため、夏ごろになると本格的に売れ始めるのですが、今年はマスクに使用されるお客様も増えたため、売れ行きが例年よりもアップしています。
ハッカ油が売り切れて、お客様に謝る日も結構多いです。
残念ながら、ハッカ油を薄めてスプレーにするためには、無水エタノールと精製水が必要ですが、2020年6月時点で、どちらも入手は困難です。そのため、今回はやむなく原液のまま使用しました。
原液のままの使用は、禁止されているわけではありませんが、皮膚への刺激が強いため、異常があったら使用は控えるようにしてください。
マスクにハッカ油スプレーをつけて、自家製ひんやりマスクを作った結果
まず、方法が非常に簡単というのは良い点です。胸ポケットにハッカ油を忍ばせておいて、息苦しいなと感じたらすぐにマスクに吹き付けられます。
肝心の清涼感ですが、1回のプッシュで1~2時間は持ちます。ミントの香りがなくなったら、もう1回使います。
体温を直接さげるわけではないので、水分補給やなるべく暗所で作業するように心がけていますが、つけるとつけないとでは大きく違います。
ハッカの効果で、息苦しさが緩和されるため、肉体労働を行うときには、かなり便利です。
さらに、素晴らしいと感じたのは、眠気防止に役立つところです。ミントの清涼感によって、意識がはっきりとしやすくなります。
そのため、肉体労働者のみならず、デスクワーカーの方であっても、ハッカ油マスクを活用するのは、非常に良いと感じます。
ハッカ油マスク デメリット 刺激について
刺激に関しては、成人男性の私でもキツいなと感じる点が多かったです。
なるべくスプレーとマスクを話して、鼻ではなく口元の部分に噴射しました。マスクを装着すると30分ぐらい、噴射した部分が濡れているのではないか?と感じました。
口元であっても、マスク全体にハッカ油がいきわたっているような錯覚を覚えます。
間違って、マスクの中央から上に噴射してしまうと、目などの粘膜にハッカ油の刺激がいきわたってしまって、涙が出てしまう可能性もあります。
短時間の乱用や、ハッカ油への過信は考え物だと感じました。
ひんやりマスクは誰でも手に入るほど供給されているわけではありませんし、最近はマスクコードといえるほど、アミューズメント施設などでマスクを着用しなければ入れない店もあります。
このウィズコロナ状況がいつまで続くかわからない状況であれば、既存の商品でマスクと組み合わせて、豊かにしてくれるものを見つけなければなりません。
今回のハッカ油マスクは、肉体労働者はもちろん、デスクワーカーの人もかなりお勧めできる方法です。よろしければ、試してみてください。