逆転裁判シリーズのセレクションはそろったが 完全新作の可能性 7はありうる? なぜ新作は出ない?

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最近アドベンチャーゲームばかりを遊んでいる

なぜかというと、RPGやアクションゲームはかならず同じ作業(ルーティン)が必要になり、作業によってプレイ時間を延ばすしかない。

 

一方で、アドベンチャーゲームは多くの作品が10~20時間で完結しており、濃厚な時間と、読みすすれば、間違いなく新しい展開を私たちに提示してくれる。それが刺激的で面白い。

僕が、アドベンチャーゲームにはまったきっかけを与えてくれたのが、巧舟さんが生みの親のカプコンから発売された「逆転裁判」シリーズだ。

 

もう最新作の大逆転裁判2から、7年以上も経過している。

7年以上経過しており、最新作はおそらく7になるんじゃないか?と思いたくなるのだが、逆転裁判の新作の可能性について1ファンとして考察していきたい。

 

 

 

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逆転裁判の完全新作が難しい要因 携帯機×逆転裁判

逆転裁判の歴史は、任天堂携帯機の歴史でもある。初代はGBAで発売され、DS、3DSと発売されてきた。

現在ではスマートフォンのアプリでも有料で遊べるし、据え置きでも「セレクション」で過去作をまとめて遊べる素晴らしい環境になっている。

 

一方で、携帯機というのは死後になりつつある。スマートフォンの性能が明らかに向上したのと

3DSと最後に、任天堂は実質switchが据え置き×携帯機となり、ソニーはPSVITA以降作っていない。steamデックなどもあるが…

 

「なら据え置きで逆転裁判の最新作をつくればいいんじゃないか?」といわれると思うが、据え置きで作る以上は、フルプライスで販売するわけだから、ユーザーが満足するボリュームやクオリティを示す必要がある。

 

スパイクチュンソフトのレインコードは、製作期間が6年もかかっている。

 

加えて、現在は複数の作品がまとまったセレクションが集まっており、最新作はどうしても過去作との戦いを強いられる。

どれだけ新しい作品をつくっても一定数のファンにとっては、逆転裁判3という偉大な壁と戦う必要があったりする。(ゼルダの時のオカリナのように)

 

逆転裁判6が発売されたタイミングで、声優によるフルボイスがなかったというのは、ドラクエと同じようにポポポにこだわりがあったという見方もあるが

カプコンが、本腰をいれてADVにお金をかけようという気があまりなかったのでは?と邪推してしまう(6は素晴らしい作品だと思う、ただフルボイスが欲しかった…)

 

 

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逆転裁判 完全新作の難しさ ライターと製作スタッフについて

情報を見る限り、2024年時点で、生みの親である巧舟氏はまだカプコンに残っているようですが、検事シリーズと5,6を手掛けた山崎剛氏は、退社しているようです。

 

あれだけのテキスト量とトリックを毎回同じ質をたもって書き続けるということは、我々の想像以上の労力がかかっていることが想像できます。

ファンからすれば、新作が欲しいと思ってしまうのですが、すでに逆転裁判は10作以上出ており

 

50近い事件を私たちは経験してきたことになります。古畑任三郎やガリレオと同じぐらいすでに、カプコンに楽しませてもらっているのです…

 

シリーズ最新作の「大逆転裁判2」では、まさに大円団という終わり方を迎えております。

逆転裁判はいろいろ言われながらも、3,6、検事2、大逆転2と節目節目で大作と、ファンそれぞれにとっての最高傑作を見せてきたのです。

 

そのため、完全新作をつくるとなると、キャラクターを刷新するのか?成歩堂はどうするのか?システムはどうするのか?

そして、シナリオの質をいままでと同等、いや今まで以上にできるのか?という壁があまりにも高いのです。

 

アドベンチャー作品としてもこれほどシリーズ展開されたのは珍しいと思います。

 

 

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逆転裁判 完全新作を作るとしたらこうする

あくまで、私の案ですが、マリオの新作が一時期止まったときに

 

マリオメーカーがヒットしたように、カプコンが提供していた「つくろう!逆転裁判」をswitchやスマホゲームでアレンジして、有料で出すというのはどうだろうか?

「おいおい、それって完全新作じゃないじゃないか」と指摘はされるが、シナリオはユーザーの発想力に任せようじゃないかという考え方だ。

 

実はこのひな形が、4,5,6が収録された、王泥喜セレクションの「アクションスタジオ」という機能である。

3Dキャラ、背景、BGM、を自由に組み合わせることのできるものだ。

 

これを活用して、自由にテキストの作成ができれば、誰でもオリジナルの逆転裁判を作ることができる。

 

もちろん、問題点もある。ほかのアニメや実在する人物などを設定できてしまうと、名誉棄損や商標権、著作権などの問題もあるだろう。

二次創作をどこまで許容するのかという点が議論になる

つくろう逆転裁判は、一時的に試みられたからこそ可能であったと考えられる。

 

そうか、カプコンが新人ライターを募って、逆転裁判のキャラを用いて、小説をつのって、採用されたものを定期的にダウンロード作品として、有料で出すなどという考えもあり。

 

 

ということで、いろいろ考えたが、そもそも世の中に完全新作のアドベンチャーゲームがそこまで求められているのか?問題がある。

例えばアニメでいえば、過去の昭和の名作が令和でリメイクされて、続いているというケースがある。完全新作を考えのは、外れた場合のリスクがあまりにも高いのだ。

逆転裁判もキャラクターを一新しなどしたら、間違いなく批判の的になってしまう…

とても好きなシリーズなだけに、でも挑戦もしてほしい…

ファンとして悩ましい時期は続く。

 

しかし、カプコンの作品でいまだかつて、アニメ化もされて、パチンコにもなって、映画化もされて、舞台化もされて

ここまで幅広く世の中に出た作品があっただろうか。これはゲーム全体で見てもかなり希少な例だ。

それに逆転裁判という代表作がでないと、ADVは新作が出ているが、人口は減ってしまう恐れもある…