今回は久しぶりにブロガーとしての近況報告になる
グーグルアドセンス クリック報酬からCPMに完全移行
昨年の冬ごろから、2024年3月にかけて、徐々にアドセンスはクリック報酬をやめて、CPMに移行していた。
CPMというのはインプレッションに対して報酬額を払うというもの。
もう少し詳しく言うと
いままでは、ブログに表示される広告をクリックされても単価が発生していたのだが、最近は閲覧者がブログの記事をクリックして、広告が表示されるだけの報酬になったのだ
なぜそうなったのか?というGoogleの思惑と、実際にどのような影響を受けたのかレポートしていく。
Googleにとっての良質なブログと悪質なブログ
よく言われるのが、Googleにとって検索上位に組み込まれやすい記事というのは
- 網羅性がある
- 権威性がある
- 独自性がある
この3つに集約されている。その記事で完結し、読者は満足し、さらに正確性もあるということだ。
私はドラッグストアで務めていた経験もあり、医薬品を紹介していたが、いくら登録販売者を持っていたとしても、薬剤師のブログ、さらには医者のブログ、さらには病院やメーカーからの公式記事には絶対に勝てない。
一般層が勝とうとするなら「独自性」に尽きるのだが、独自性を目指すと簡単にはいえるが、いざ狙うとなると滅茶苦茶難しい。
みんな毎日、独自性のある記事を書こうと努力しているのだが、これがなかなかたどり着けるものではない。
クリック単価廃止によって影響を受けた単発、トレンド記事群
クリック単価記事の強みは何か、それは単発であっても報酬額が結構もらえることがある。つまりラッキーパンチに強いということだ。
どんな記事であっても、アクセス数を単発でかせいで、クリックしてもらえば収益につながるのだ。
インプレッションオンリーになってしまうとどのような影響が出るのか?
簡単にえば、特化ブログは強いと思う。
逆に私のようにかなりの雑記ブログや、トレンドブログは厳しい。例えば芸能人のスキャンダルなどの記事は、多くの場合、単発でしか読まれないからだ。
Googleからは、もっと記事を特化させろ、ファンを増やせといわれているようだ。これでしっかり方針転換できた人は強いし、できなかった人は、私のようにアクセスも収益も激減している可能性が高い。
ブログ収益が激減して日常生活に起こった変化
CPMの完全移行が決定打になったとは言いたくないが、このブログの収益が明らかに激減している。
2023年はアベレージで月1万ぐらいの収益があったのだが、ここ最近は3000円を下回る収益しかない。1日にして80円ぐらいだ。
いままではちょっとした副業、お小遣い稼ぎといえたのだが、もうこうなったらポイ活とさして変わらない。
一方で、楽天アフィリエイトやAmazonアフィリエイトは下がっているが、アドセンスほど落ちていないので、原点にかえって「アフィリエイトを頑張る」ことは重要かもしれない。
クリック広告を狙って、広告数を多く張っていた時期もあるが、現在のトレンドは、いかに広告を減らすかを考えたほうが建設的なのかもしれない。
あと、今までは月に1万、ものすごくヒットすれば2万も狙えたため、睡眠時間を削っても、仕事に支障をきたしたとしても無理やり頑張っていた時もあった。
では、睡眠時間が十分に確保できてハッピー?ってわけでもなく、結局他の趣味や、ブラウジングが惰性になって、睡眠不足になるという自業自得の事態に陥っている(笑)
でも今は、寝れないときは深夜にブログをするが、本当にブログを書きたいときしか書いていない。
収益が落ちる→アクセス数が落ちる→モチベーションが下がってブログを書かなくなる→収益が落ちる
一番、ブロガーにとって悲しいスパイラルに陥っている
稼げなくなってもブログを続けるってことはやっぱりブログが好きなんだろうなって思う
全く収入が入らなくなって、ブログに全く触れていない時期もあるが
結局、ネットで何か書き残したり、まとめたりすることが性格上好きなんだなということを改めて再認識した。
もちろんそれが収入につながれば、一番幸せなんだけど、世の中そんなうまいことにはならない。
ただ収益が下がったことで、このブログがたとえ運営不可能になっても、閉鎖してもメンタルがやられないぐらいになった。最悪、noteや無料ブログで書ければいいやぐらいの優先順位まで、ブログは落ちた。
まだ、サーバーやドメイン料はペイできているので、このワードプレスを直ちにやめることはしないが、整理がついたらそういうことも考えるかもしれない。
それまでに、また稼げたあの時みたいな気分を味わいたいなとただ思うだけである。