ゴーストオブツシマの最速レビュー。7月17日に発売されたソニーの大作であるゴーストオブツシマの序盤5時間をプレイした評価、レビューになります。戦闘システム、アクション、難易度、キャラ、ストーリー。そしてオープンワールドとしての評価を行っています。つまらないクソゲーなのか?PS4最終年の大気の晩成といえる傑作なのか?
このブログでは、ゲームレビューを行っています。YOUTUBEでも情報発信していますので、よろしければ閲覧願います。
ゴーストオブツシマ アクション評価 難易度について
ゴーストオブツシマは、侍を操作するため、刀による近接戦闘が基本になります。
最初は□と△だけのシンプルな操作ですが、ゲームを進めると弓、くないといった中距離、遠距離攻撃の手段や、気力ゲージを使用した奥義、経験値を消費して、新しいスキルを会得するなど、戦闘の幅が広がります。
戦闘は1体多数が多く、一騎討ちや、ステルスの闇討ちなどを利用して、1対1の状況を作ることが重要になります。
戦闘はSEKIROに似ていますが、SEKIROほどシビアではなく、パリィやかわすタイミングはアバウトでもOK。
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主人公の刀の振りもかなり早いので、アドリブが効きます。
オープンワールドなので、フィールド上の探索や、サブクエストをこなすことで、装備の強化、スキルの追加などで、主人公が強くなったことがすぐに実感できます。
ゴーストオブツシマはヌルゲーでつまらないのか?
もちろん死にゲーを期待して、購入したわけではありませんが、ゴーストオブツシマはヌルゲーなのでしょうか?
プレイ時間は5時間程度ですが、結構死にました。
回復アイテムはなくて、気力ゲージを消費して体力を回復するシステムです。気力ゲージは敵を攻撃したり、弾いたりといったアグレッシブなプレイをすることで、増えていきます。
また、護符というアイテムを装備することで、敵を攻撃することで体力を回復するなどのバフ効果を得られます。
積極にプレイすることで、回復もしやすくなり、敵をスムーズに倒すことが最適解なため、1発でクリアすることは難しいですが、エリアごとの攻略を見つけるのが非常に面白いです。
ゴーストオブツシマ あらすじ キャラ ストーリーは素晴らしいのか?
ゴーストオブツシマの初報が公開されたとき、何かの冗談かな?と思ったのですが、私の認識が完全に間違っていました。
あらすじは、対馬に侵略したチンギス・ハンの末裔がモンゴルの戦闘員を連れて、主人公境井の伯父を誘拐し、対馬の民を無差別に殺めて、対馬を支配しようします。
伯父を取り返すため、境井は、周囲の民や仲間を協力していきます。シンプルなストーリーですが、オープンワールドにしては、ムービーシーンが長めに取られており、要所で境井の少年時代、トラウマ、伯父との関係が少しずつ公開されていきます。
武士にとっての誉れとはなにか?武士の教えに背いて闇討ちした際の苦悩など、単に「戦国時代の設定が好きで作りました」というものではなく、ヒューマンドラマとしても見ごたえがあります。
また、日本語吹き替えのキャストも豪華です。中井和哉、大塚明夫、千葉繁といった大御所が多数起用されています。
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ただ、オープンワールドという設定とこのあらすじの相性はよくありません。
対馬の民と伯父の命という一刻を争う事態で、自由にストーリーの進行を選べるオープンワールドとの相性が悪いです。
ゴーストオブツシマ 総評 オープンワールド作品として突き抜けた要素がない
さて、現時点のゴーストオブツシマの評価ですが、優秀なオープンワールド作品といったところです。
戦闘も気持ちがよく、グラフィックの品質は一級品で、ロード時間も短く、オープンワールドとしてファストトラベルも快適・・・なんですが、逆に「これがゴーストオブツシマにしかない魅力だ!!」といえるものが乏しいです。
戦闘は、SEKIROをベースにしているので、優秀ですが、SEKIROほどの爽快感や、動かす気持ちよさが乏しいのも事実。
プレイを進めると、異様なほど身軽なパルクール要素や、アサシンクリードでおなじみのステルス要素と、昨今のオープンワールドの良いところを詰めすぎたことで、ゴーストオブツシマの独自性が損なわれているように感じられました。
世界観も見どころですが、サブクエストもやや一辺倒です。依頼人が事件に巻き込まれて、その犯人を捜すといったものが多いです。
探し方も足跡や血痕をたどるといったものですが、なんだか「ウィッチャー3」を思い出します。
ウィッチャー3 スイッチ版 メインクエストのみクリア時間35時間の感想
あらゆる要素が80点以上のゲームですが、突き抜けたものがないという点で、ややがっかりした印象です。とはいえ、まだ5時間程度のプレイなので、それを覆してほしいですね。