今回は、原神を運営するmihoyo(ミホヨ)が原神のリーカーに対して、多額の損害賠償を請求したというニュースを受けて、原神ファンであり、ゲームファンであり、裁判員を経験したこともある筆者が、感じたことをたんたんと述べていく記事になります。
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約890万円の賠償請求について 高すぎるのかどうか?
原神プレイヤーにとっては一部有名な話で、中国のニコニコ動画にあたるビリビリ動画で、リーク情報を流しているアカウントをビリビリ動画に公開するように告訴していました。
ただし、ビリビリ動画では原神の公式生放送が行われており、オタク文化が活発化しているビリビリ動画と原神の相性の良さは、いわずもがなです。
そして、続報にて、リーカー(リークをしている人)7人に対して、約890万円の損害賠償を要求しています。
mihoyo側は、機密保持契約を締結していると主張する一方で、リーカーが側は、そのような契約をしていないと反論しています。
ただし、利用規約などで、リークに関する注意勧告は行っているはずなので、ミホヨが要求した通りの賠償額になるかどうかは、不明ですが、訴えが通る可能性は高いでしょう。
参考サイト
『原神』miHoYoのbilibili告訴を受けてリーク情報提供者が続々引退。一部は反発し活動継続へ
『原神』リーク者に、miHoYoが約890万円の賠償請求。リーク者は訴訟されたことを認める
過去にもあった クローズドテストのリークというミホヨと原神のブランドを奪う危険行為について
リーカーに関して、今回の件と関連性が深いか不明ですが、日本語サイトでも、昨年の11月に公式より注意勧告されていました。
上記の内容によると、クローズドテストのテストサーバーで行われた内容がリークされたことを受け、該当プレイヤーへ契約違反と、対処を行ったとのことです。
ゲームの動画や画像の配信はまだまだグレーゾーン
オープンベータテストやクローズドテストなどありますが、オープンだからといってむやみに情報公開していいわけではなく、メーカーのルールに従う必要はあります。
ゲームの情報効果、動画や画像というのは、まだまだグレーゾーンであることが多く、「任天堂が全面的に許可しているからほかの企業もOK」というわけにはいきません。
近年では、ゲームyoutuberの台頭や、宣伝効果の高さから、事実上黙認しているメーカーもあります。
例えば、あるメーカーは、ガイドラインには動画公開を否定していますが、ゲームのイベントや告知にyoutuberを使っているケースもあります。
ただ、ガイドラインをきちんと整備して、youtubeの広告収入を公認しているメーカーも増えています。
世に発売されており、周知の事実となっているゲームでさえもグレーゾーンであるにもかかわらず、クローズドテストという、限られた相手を対象とした内容を公開するのは、あまりにも軽薄です。
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クローズドテストなどの情報がリークされることによる危険性
ミホヨにとっては、テスト段階のキャラクター、ゲーム設定が世に出ることによる損失は非常に大きいです。
例えば、テスト用のキャラのモーションやグラフィックは、アップデートされて世に出る完成形に比べると、絶対的に劣ります。
その劣った内容を、リーカーによって公開されることによって、「次のキャラはこんな姿なんだ、こんな性能なんだ」という先入観を与えてしまいます。
その先入観がマイナスなイメージだと、テスト用だったとしても、信頼を回復することが難しいです。
ミホヨにとって原神のアップデート内容が魅力的でなかければ、継続的にプレイされませんし、キャラクターの魅力や強さが、そのまま売り上げと利益に直結します。
そのため、意図せぬリークというのものは、ゲームと企業のブランドイメージを奪うことになります。
一方で、リークしたものは、youtubeなどで広告収入を得ている可能性もあります。
直近だと国内で、「ファスト映画」という映画を10分程度に編集してナレーションをつけるという行為が、著作権法違反となりました。
原神を運営するミホヨがリーカーに対して、毅然とした対応をとることは至極当たり前のことです。