皆さん、物を購入されるときって何を基準にされますか?
- 衣・食・住の生活必需品を基本に
- 自分で稼いだお金だから、本当に欲しいものだけを
- 買うという行為そのものがストレス発散になる
色々あると思います。
カイジ、アカギで有名な福本伸行さんは、お金について
「世の中は遊園地で、お金はチケットのようなもの。なくても生きることはできるが楽しいことはできない」
と言われました。
今回は、一つ、お金があることでサプライズな出会い、日常を少し変えられるかも?という商品を紹介したいと思います。
その名も
フォーチュンボックス
フォーチュンクッキーではありません・・・
商品の特性上、中身をお見せできないのが心苦しい。
オススメしておきながらですけど
- 福袋などのイベントが好き
- カードはシングルはなく、パックを開封するのが好き
- インターネットではなく、図書館や書店で見ず知らずの本に出会うのが好き
って人は全力でお勧めします。
こちらは、主にクラウドファンディングサイトのキャンプファイアで支援することで、送られてくる商品です。
2017年キャンプファイアの特別賞に受賞されています。
今回は、2018年のベスト版に運よく巡り合えました。
このフォーチュンボックスには5~8個、食品や雑貨が入っています。広告宣伝が積極的にされているわけではありませんが、作り手の拘りがつまっていたり、材料にコストをしっかりかけた商品が満載。
(段ボールは意外と小さめ、しかし、このサイズに多くの拘りがつめこまれていました)
商品が入っているだけではなく、1万字以上の熱量ある解説書があります。
作り手の声、商品の情報、そして販売者の使用感。
特に商品の解説が非常に便利で、どのタイミングで使用すべきかのか、詳しく書かれていました。
フォーチュンボックスを販売しているフォーチュンファクトリーを立ち上げた、坂内綾花さんのコメントを抜粋
私たちはどうしても知っている商品を買います。その方が安心だからです。消費者が選ぶのに疲れているだけなのかもしれません。偶然一目惚れで商品を買うこともありますが、機会がなければなかなか知らない商品に手を出そうとしません。
でも、ときには冒険しませんか?「商品を選ぶ権利」を手放して、「選ばないと行けないプレッシャー」から解放されませんか?信頼できるキュレーター(選ぶ人)が、あなたの笑顔のために商品を選んで送ってくれたら楽しいと思いませんか?
そんなあなたのために、私、坂内綾花がキュレーターに立候補させてください!
将来的に、どんどんキュレーターさんが増えて、「中身はわからないけれど、キュレーターさんに任せて物を買う」という習慣が一般化して、そういう流通形態(市場)ができたらいいなと思います。
良いものを作っているけど、知名度が低く、広告にお金がかけられないメーカーを応援するという社会貢献が含まれているのです。
私も末端ですが、販売に携わっている人間です。
お客様の多くが、テレビ・新聞の受動的なマスメディアの情報か、ネットを活用ししても自分の知っている情報だけで、買い物をされます。
結局は、芸能人を起用したり、広告に力をいれた商品が売れることになります。
悪い商品ではないですが、広告・宣伝費、人件費をカバーするためにどうしても定価にのっかります。
「本当に良いものをできるだけ適正な価格で、販売も消費者も満足できる商品」
そんなWINWINを目指されている坂内さんの志に惹かれました。
現在は、デパートなどで、フェアトレードの商品が簡単に手に入るようになり、国内外の生産者のことを考えて、消費者は選択して買えるようになりました。
フォーチュンボックスでは、商品の内容を選択することはできませんが、「世の中の物づくりされている方のためにお金を払ってみる」「新しい経験を買う」という選択はできます。
現在は、「和の味発見」という新しいフォーチュンボックスがクラウドファンディングされています。
逆に、フォーチュンボックスは「選ぶ必要のない」ことを価値、利便性として普及したいという商品です。
選ぶ場合は、「絶対に間違えないぞ」という緊張感があるので、その緊張感からの解放や、普通の量販店では購入できないので、プレゼントなどで交遊の輪ができる。
さらに、食品をアレンジしたり、日用雑貨の見方が変わることで学びになるので、モノ消費からコト消費重視となっている現代にもマッチングした販売形態と思われます。
まだ、届いたばかりですべての商品を試していませんが、全く見たことも聞いたこともない商品ではありません。
おそらく、多くの方が意識、無意識で使用している日用品です。
その素材がすべて国産で固められていたり、普段よりひと手間、ふた手間くわえてつくられたもの。
になります。
つまり、全く無知からの新体験ではなく、既存の体験がアップグレードされたような感じになります。
「フォーチュンボックスに○○がはいっていたよ」と宣伝することは禁止されています
いろいろ出していって、「あの○○すごいよかったよ」って声が大きければ、それだけ仕入れればビジネスとして、成立すると思われますが、販売や流通の可能性をもっと広げていきたいのでしょう。
商品を一つ一つわけて紹介することは、メーカーの応援になるため、またいつか紹介しようと考えています。
フォーチュンファクトリー代表 坂内綾花さんとは?
TwitterでもYOUTUBEでもフリーランスについて語られている情報が無数にあります。
フォーチュンボックスを企画されている坂内さんは
18歳で起業され、1年間で約1300万もの売り上げをあげています。
単に流通させるだけでなく、自分なりのアレンジを加えて、販売するオリジナルブランドの商品開発もされているみたいです。
起業の理由や、具体的な話はNOTEにて、全文公開されています
将来的に、メーカーが商品をつくることだけに専念できる環境を整えるため、フォーチュンボックスから一歩進んで、特定の人々の悩みを解決できるようなサービスを志しているみたいです。
一つのジャンルに縛られず、様々な展示会に足を運ばれているので、坂内さんしかできないアイデアや提案が詰まっていると思います。