部屋の奥で腐っていたアマゾン専用タブレットといえるamazonfireHD10タブレット。
実は、最近になって、fire HDはアップデートされました。firehdが、アレクサに対応し、ハンズフリーで操作したり、Echo Showのように画面付きで、アレクサが使えるなどのアップデートが施されました。
今回はアレクサに対応した、fireHDを改めてレビューしなおすとともに、できることやスキルなどをいくつか導入してのレビューをお送りしたいと思います。
結論から言うと、できることが増えて、コスパが最強になりました。
このブログでは、ガジェットに関するレビューもお届けしています。よろしければ参考にしてみてください。
fire HD10 アップデート前 とにかく重くて、何をするにも不便で中途半端だった
fire HD10は10インチのタブレットとは思えないコストパフォーマンスの高さですが、Googleplayがインストールされておらず、非公式な方法でしかダウンロードができません。
格安タブレットである代償として、アマゾンの機能に特化させ、アマゾン関連のサービスで料金を落としてもらうことを念頭に作られたのが、fireHDシリーズといわれています。
- 数多くの映像作品をそろえたアマゾンプライム
- プライム会員なら月額料金を払わなくても一定数の音楽が聴けるプライムミュージック
- 電子書籍として確固たる地位を築いたkindle
特にアマゾンプライムは、ドラマや映画、アニメのレパートリーが、ネットフリックスなどと競争することによって、かなり充実しました。
しかしながら、僕がfire HDを押し入れにしまった理由として
「カバー装着でかなり重い」というのが決定的でした。
寝転がりながら、動画やkindleを鑑賞すると、あっという間に腕が痛くなって、筋肉痛になります。
カバーを立てて、見たとしても10インチなら多少離れていると見づらくなってしまいます。
結局、fire TVを購入してからは、プライムビデオはテレビで見るようになり、宝の持ち腐れ状態でした。
いくらキャンペーンの時に購入したといっても、15000円払っていましたが、コストに見合うだけ使い倒せなかったです。
(年々新しいモデルがでることはすごいんですが、読み込み速度が多少はやくなったところで、恩恵が少ないのがfirehdの運命・・・)
(カバーの評価も高いです。アレクサをメインに使うのであれば、カバーはあって損はないです)
fire HD アップデート アレクサ対応になって劇的に変わったこと
ある日、Googleホームやアレクサなど音声認識AIを使ってみたいな~と思って、ネットを検索してみると、fireHDがアップデートで、アレクサに対応したという事実を知りました。
早速、fireHD10を充電させて、アップデートさせました。
2018年に購入した旧世代機ですが、アップデートすることにアレクサに対応させてくれたのは、有難いです。2019年モデルだけに搭載しなかった、アマゾンに感謝・・・
といっても、現在ではGoogleプレイでアレクサはダウンロードできて、スマホに搭載することができるんですけどね。
アレクサは、こちらが指示することで、アレクサが応答して、天気やニュース、日経平均株価、そしてアラームをセットしてくれます。
アレクサを搭載することによって、10インチの恩恵と、立てて設置できる激重カバーがようやく活躍できるようになりました。
ハンズフリーなので、重たいfireHDを持つ必要がなく、ブラウジングや動画鑑賞は、スマホですませながら、アラームをセットしたり、軽いニュースを聞くのはfireHDのタブレットという役割分担ができました。
(反射がひどすぎる・・・)
showモードや、アレクサによる文字情報は、フォントが非常に大きく、必要最低限の情報だけが表示されるため、離れていても視認しやすいのがメリットです。10インチであれば、個室の中だと隅においても、視認できます。
そのため、自由な位置にfireHDを置くことができます。
また、誤認することも多いアレクサですが、日常会話程度の声もしっかり拾ってくれます。
音質など、性能に差はあるものの、Echo Showとほぼ同性能の機能が使えます。
fireHDがリリースされた当時は、kindlepaperの代用として、大画面でタブレットとして、ブラウジングや動画鑑賞、ゲームもできるということで、注目されました。
今回、アレクサを搭載したことで、fireHDはアマゾンサービスにさらに特化しつつも、アマゾン発の多機能タブレットとしての威厳をさらに高めた結果となりました。
fire HD アレクサの欠点① スキルの搭載は面倒 結局アラームや音楽しか使わない問題
fireHDのアップデートによるアレクサ搭載は、手放しでほめられることばかりではありません。
アレクサは、スキルの追加によって、様々な機能が搭載できます。ラジオが聞けたり、女性声優さんの時報が聞けたり、ニュースが聞けたり
ほとんどが、無料でこの拡張性がアレクサの醍醐味・・・ではあるのですが、結局は面倒です。
スキルは、出来不出来の差が多く、しりとりなどシンプルな遊びは、音声認識デバイスの未来を感じさせますが、こちらの応答に関係なく一方的に語るだけのスキルも多く、快眠スキルは似たり寄ったりで、違いが分かりづらいです。
利便性をもとめて、アレクサを搭載したのに、いろんなスキルを探しているうちに夜更かししてしまったり・・・
今、私が利用しているスキルは
- ビットコインの価格を日本円で教えてくれる「仮想通貨チャート」
- ラジオ形式で定期的にニュースを発信してくれる「NHKラジオニュース」
色々試しましたが、シンプルイズベストで結局これだけになります。
最終的にアラームの設定や、amazonミュージックを聴くだけにとどまっていますね。正直、アラームを音声認識で設定できるだけで、生活が激変しますね。
上のように画面でアラーム時刻がはっきり表示されますし、fireHDのアラームは、こちらが解除しない限り、ずっとなり続けます。スヌーズは甘えといわんばかりです。
解除するときも、音声で「アレクサ止めて!!」というのですが、声を発することで、眠気が少し冷めます。
めちゃくちゃ便利です。正直、アラームの存在だけでアレクサを導入する価値があるレベルです。
amazonミュージックも歌詞が、10インチの大画面にくっきりと表示されて、軽くカラオケができるレベルです。

ちなみに「白日」
スマホでも歌詞は表示されますが、大画面で見やすいので、タブレットでもamazonミュージックを聴く価値はありますね。
fire HD アレクサの欠点② 使い方でかゆいところに手が届かない
fireHDのアレクサを使用して、結局は音声認識の誤認でイライラさせられることがあります。
カラオケの「ジョイサウンド開いて」と何度も読んでも、変な海外のジョイサウンドに似たスペルのアプリストアを起動しようとします。
プライムビデオでも
「空飛ぶタイヤみせて」と伝えると、映画も無料で観られますが、ドラマ版がかかって、微妙に面倒。
完全ハンズフリーにはまだまだ遠く、かゆいところに手が届かないのが現状ですね。
fireHDはamazonコンテンツの集大成として、どんどん利便性が高まり、コンテンツの量も増えていく未来しかない
fireHD10をアップデートさせて、アレクサを利用した感想でした。
まず、部屋の隅に埃かぶっていたfireHDを再び利用できるようになったというのが、喜ばしいです。そして、大画面タブレットとアレクサの相性が非常に素晴らしかったことは、特筆すべき点です。
繰り返しますが、アラーム機能単体でもかなり便利で、生活が変わります。
ただし、スキルは微妙なものが多く、生活の質があがるというよりは、音声認識に難儀して、普通にスマホでググったりしたほうが早い・・・と感じました。YOUTUBEで済むことが本当に多い・・・
最大の利点は、kindlepaperと同じように、音質へのこだわりや、単体のデバイスに魅力を感じない限り、echoシリーズを買う必要がなくなったという点です。
fireHDだけで、アマゾンのコンテンツを丸ごと楽しむことができます。
ただ、将来的にGoogleプレイは公式に採用してほしいですね・・・
近年は、クロームブックのように一定の作業や用途に特化したデジタルデバイスが、登場しており、fireHDはipadに比べると、できることがあまりにも貧相ではありながらも、amazonコンテンツに特化させるという選択を取りました。
(最近はipadもモデルによっては、だいぶ安いものが出てきましたね)
そして、アマゾンもコンテンツを充実させようと努力が垣間見えます。重要なのは、コスパが良いタブレットではありません。プライムビデオやミュージックのラインナップが肝です。
2020年に必ず必要となるタブレットではありませんが、持っておけば、今回のアップデートのようにどんどん利便性が高まるポテンシャルを隠し持っています。