少し話題になっていた基本プレイ無料のNFTゲーム。遊んで稼ぐ要素のある「エルゴスム」というゲームを少し遊んだのでレビューと今後の展望を語る。
いままで遊んだNFTゲーム、ブロックチェーンについては過去に記事を書いているので、よろしければご覧ください。
次世代のNFTブロックチェーンゲーム ちゃんごくし!結魂しようは神ゲーなのか? 3章までの攻略 リセマラは必須なのか? 初心者向けのプレイの流れ
資産性ミリオンアーサーで再注目 NFT、ブロックチェーンゲーム以外でゲームで稼ぐ方法、注意点と危険性 すべてのゲームで実質稼げる
エルゴスム リリースが遅れ、不具合も見られたが現在はどうか?
エルゴスムの正式リリースは約3日前だったが、リリース当初はGoogleプレイの不具合によって、APP同様ログインできない状態だった。
18日未明にログインはできたが、メニューを選択すると強制シャットダウンが続いた。
しかしながら18日夕方以降は、この問題が解決されているので、メーカーはかなり迅速に対応されたと評価できる。
まだ、タッチが反応しないとか、広告を見終わった後になぜかシャットダウンするような不具合は多少残っている。
とはいえ、このような作品はスタートダッシュが命なので、初期の不具合で離れたユーザーは少なからずいると予測される。
エルゴスム攻略 リセマラは必要なのか? スタート時点で☆3は約束されている
エルゴスムのリセマラは5分程度で行えるため、最高ランクの☆3キャラが出るまで粘ったほうがいい。
筆者は基本リセマラをしない主義だが、リセマラをしておけばよかったなと少々後悔している。
とはいえ、主人公のアリア、セクシー女優の深田えいみさんがCVを担当しているオトハが配布されており、パーティーメンバーが3人にも関わらず、☆3キャラが2人スタートで手に入っている…だからこそリセマラはもっと重要だったかも
エルゴスム ゲーム評価 オーブガチャはとりあえず引いたほうがいい
エルゴスムは放置もできるRPGゲームになっている。
パーティーを組んで、素材を使ったキャラを成長させたりする。スマホゲーを何作か遊んだことのある人なら、すんなり入れるシステムだろう。
特に複数装備できる「オーブ」は重要。
オーブは複数のレアリティが存在しているが、初期だとオーブチケットを使っても低レアリティのオーブしか出ない。
どうすればいいかというとゲーム内通貨のコインをつかって、レベルをあげてドロップできるオーブのレアリティを上げていく。
「だったらコインがたまるまで、オーブガチャを引くべきではない」と考えるだろう
しかしながらオーブをとりあえず装備しないと戦力の上澄みができないことと、オーブガチャでオーブを引く回数に応じて「ユーザーレベル」が上がる
ユーザーレベルがあがると回数限定(広告視聴で復活)のボスバトルが遊べたりするし、キャラクターの成長上限が上がる(重要)
オーブチケットは、メインやサブクエストをこなしていくと自動的に手に入るので、あまり気にせず引くのも大切。
NFTアイテムでも装備して能力が上がるようだが、筆者はまだ体験していない。
キャラクターには属性が定められているが、装備などで属性を変えることができるため、推しのキャラクターを使い続けられる素晴らしい配慮。
キャラクターにはそれぞれ、アタッカー、サポーター、ソーサリーと役割がある。
まだ序盤なので、強力なアタッカー3体を並べるだけでもサクサク進むのだが、おそらく進んでいけば、「魔法でないと突破できない敵がいる」「サポーターの体力回復や攻撃バフがないと乗り切れない」という局面が出てくると思われる。
サブクエストはそれなりに遊んでおり、現状戦力が3600ぐらいなのに、推奨戦力7000のステージは攻略できている。この数字は信用できるのだろうか…
エルゴスムは面白い? 他のスマホゲーとの比較について
エルゴスムはNFTゲームだからといって、他のスマホゲーに劣るわけではなく、グラフィック、BGMなどの演出はなかなかよくできている。
特に女性キャラの2D絵はしっかりしていて、どれもなにかしらささる人は生まれるかもしれない。
メインクエストも漫画を読みながらストーリーをおっていったり、漫画も後から読めるので、時間のない人にもおすすめだし、ムービーなどをつけると容量が増えてしまうので、英断だったと思う。
キャラを育てる楽しさや、戦闘中にキャラクターが攻撃のたびにしゃべるので、キャラ萌えで所有する理由付けにもなる。
まだ遊んだばかりだから、正当な比較はできないが、2024年序盤に遊んだ「ちゃんごくし」に比べると、エルゴスムの方が演出などは優れていると思う。
このゲーム単体でのめりこむというより、作業のお供にということになるため、スマートフォンしか娯楽端末を持っていない人にはきつい。
エルゴスムは稼げるのか? NFTゲームの現在値について
ブロックチェーンゲームが金銭を得る方法について軽くまとめると
- ゲームで遊んだ報酬によって仮想通貨を得て、それを売却することで金銭を得る
- ゲーム内のNFTアイテムをマーケットで売買して、仮想通貨を得てそれを売却することで金銭を得る
主にこの2つになる。基本的に仮想通貨を介して取引をする。なぜそうなるかというと、ブロックチェーンの運営元が、新しい仮想通貨を発行して、ユーザーにも買ってもらう、多く取引してもらって、仮想通貨の価値をあげてもらうことで、企業の利益になるということだ。
ビットコインも提供開始時はとてつもないビットコイン数を使わないとピザが買えなかった。
しかし、ユーザーからすれば複数のハードルがある
- 仮想通貨口座をつくったり、ウォレット作成に対しての知識や行動力が必要になる
- 利益を継続的に、大量に得た場合の確定申告などの知識が必要になる
また、ゲーム側でNFTアイテムを課金で直接ドロップできるなどの仕組みにすると賭博罪の可能性もあらわれるため、ゲーム側も法務チェックが必要となる。
以上の点から、現状のブロックチェーンゲームは、やりこんだ人、知識を身に着けた上位数パーセントの人だけが多少のお小遣いを稼げているだけ。
稀にキャプテン翼ライバルズやステップンでかなりの額を稼ぐという声もあるが、月にそれなりの額を得られるブロックチェーンゲームは、NFTアイテムを購入するための初期投資も必要になる。
そのため、多くの人にとってはポイントインカムや、TIKTOKライトなどのお小遣いサイトなどをやったほうが、素直に金銭を得られやすい。
特にTIKTOKライトは、アプリを開いて、20分ごとにボタンを押すだけで、月に1000円ぐらいは得られるので、その手軽さを超えて、さらに面白いブロックチェーンゲームなどが出ない限り、少なくとも日本で普及することはないと思う。
私の実体験として、スクウェア・エニックスという大企業からスタートした、「資産性ミリオンアーサー」がほぼ完全に終焉を迎え、売買しても全くNFTアイテムが売れないという現状を目の当たりにしているので、NFTゲームに対する信頼性がそもそもない。
ちゃんごくしは、ここ3か月はログインすらしていない状況。
ただ、話題にもなっているし、将来性はまだ消えいないから、話題になっているブロックチェーンは遊ぶかというところ。
NFTゲームを頑張るなら、ブログや動画をアップして情報発信したほうがいいなという結論になる。
ということで、エルゴスムもNFTを得るのは、無料で得られる可能性はあるが、実際に売買して利確しようとすると、仮想通貨の知識が現状必要そうなので、難しい。
ゲームの内容、システムは後発の作品なので洗練されている部分もあるが、同様のレベルのゲームが複数あるという戦国時代状況のアプリゲームなので、生き残るかどうかは今後の展開次第だ。
次世代のNFTブロックチェーンゲーム ちゃんごくし!結魂しようは神ゲーなのか? 3章までの攻略 リセマラは必須なのか? 初心者向けのプレイの流れ
資産性ミリオンアーサーで再注目 NFT、ブロックチェーンゲーム以外でゲームで稼ぐ方法、注意点と危険性 すべてのゲームで実質稼げる