昨年、ウイイレから名称をefootballイーフットボールに変更し、アンリアルエンジンにかえ、基本プレイ料金無料ということで、あたらしく産声をあげたコナミのサッカーゲームでした。
現実は、バグの多さ、モードの少なさ、動きのもっさり感などで、多くのファンを落胆させ、炎上となり、メーカーがツイッターで謝罪するに至りました。
4月中旬に新しくアップデートされ、新しい操作、使用感の変更、マイクラブに当たるドリームチームの追加など、ようやくスタート地点にたったという状態です。
今回は、efootball 2022 を実際に遊んだ感想と、FIFA22の違いや、今後の課題について感じたことを述べていきます。
このブログでは、スポーツゲームのレビューや感想、評価を述べいています。よろしければほかの記事もご覧ください。
- efootball 2022 アプデ前との操作の変更 面白くなったのか?つまらないのか? 攻撃と守備の変化
- efootboll2022 プレスの復活でウイイレらしさが戻った? 初心者はマッチアップが強いからおすすめ
- efootboll2022の新要素のインパクトキックをつかってみた感想 これは流行るだろうか?
- 5月にPSプラスでフリープレイになったFIFA20とefootbollの比較
- efootbollとFIFA22の違い チームの選択の差 ユベントスの独占契約は今後どうなる?
- efootbollとFIFA22の違い 1人で遊べるモードの数
- efootbollとFIFA22の違い どっちが面白い?爽快感がある?
- 2022年5月時点ではFIFA22をダウンロードするのがおすすめ
efootball 2022 アプデ前との操作の変更 面白くなったのか?つまらないのか? 攻撃と守備の変化
アップデート後に、わかりやすい変化として
- パススピードの高速化
- プレス、チームプレスの追加
- インパクトキックの追加
さらに、細かい変化や追加要素については、公式サイトが丁寧に解説しています。
まず、パススピードが全体的に高速化しました。アップデート前は、パスボタンを強めにおさないと、強いパスがあまりでなかったです。
efootball 2022はリアル志向で作られているのですが、近年の個人技のみならず、組織化された現代サッカーの映像をみると、efootball 2022 のパススピードの遅さ、もっさり感は、現実からかけ離れたものに見えます。
efootboll2022 プレスの復活でウイイレらしさが戻った? 初心者はマッチアップが強いからおすすめ
プレスとチームプレスは、いままでのウイイレの操作感がよみがえったという声もあります。FIFAに比べて、ボタンをおすだけで、相手に向かって守備してくれるので、操作しやすくみえます。
ただ、efootball 2022 は難易度スタンダードでもまぁまぁ難しく、こちらがプレスやチームプレスを多用すると、相手は積極的にスルーパスをしてかわしてきます。なかなか勝てません。
何か1つ強い守備をあげるとしたら、アプデ前からあったマッチアップが強いですね。
マッチアップというのは、腰をおとして相手に対峙するという行為でしたが、相手がドリブルで突破しようとすると、こちらも突っ込みます。
さらに、相手がシュートやパスを打った時に、マッチアップボタンをおしていると、選手が足をのばします。
他にも、操作選手以外の選手が、一緒に守備をしてくれることもあります。
マッチアップも時として、突っ込んでいく操作になるので、フライパスやスルーパスでかわされると、途端にピンチになります。
ただ、プレスよりもアグレッシブで、チームプレスよりも冷静な守備になっているのが、強みですね。
efootboll2022の新要素のインパクトキックをつかってみた感想 これは流行るだろうか?
次が、完全にefootboll2022の新要素のインパクトキックです。これは、各種パスやシュートの時にR2ボタンを同時に入力することで、発動する要素です。
通常、パスやシュートの強さはボタンを押し続けた時の選手の上の緑のバーで把握するのですが、インパクトキックの場合は紫のバーになります。
名前の通り、通常のキックよりも強めにけることができます。
パスであれば、よりはやく強い球をてんけります。クロスであれば、アレクサンダーアーノルドのような、早いアーリークロスを上げられます。
シュートであれば、ためたゲージによって、無回転などのスキルシュートを放てます。
すごく面白そうに感じたのですが、R2と同時押しという操作がやりにくく感じました。同時押しの判定が、少しシビアに感じられます。
しかし、R2を押すだけでパスなどに変化をつけられるのは、好印象です。フェイントとかドリブルのトリックの操作は、サッカーゲーム初心者からすれば、難しいですからね。
上級者からすれば、コーナーからのヘディングをインパクトキックにすることで、地面にたたきつけたりできるので、より自分で思い通りに動かせている快感がありそうです。
5月にPSプラスでフリープレイになったFIFA20とefootbollの比較
(選手の表情については、FIFAはのっぺり、イーフトはシャープな感じに見えます)
炎上を乗り越え、efootbollが2022としてアップデートしましたが、最大のライバルであるFIFA22が5月のPSプラスのフリープレイに現れました。両者ともに基本無料で遊ぶことができます。
まず前提として、efootbollは基本プレイ無料を前提にしているので、遊べる要素が少なく、FIFA22はフルプライスで発売されたので、遊べる要素は非常に多いです。
efootbollとFIFA22の違い チームの選択の差 ユベントスの独占契約は今後どうなる?
まず、efootbollのフリー対戦で選べるチームは、コナミがパートナーシップ契約を結んでいるクラブだけになっています。
5大リーグの有名クラブがあるにはありますが、あまりにも貧弱な数です。一方でFIFA22は700以上のチーム数から選ぶことができます。
DAZNやWOWOWで興奮した試合をみてから、振り返ることが可能です。
唯一、efootbollの強みと言えるのは、セリエAのユベントスとの独占契約ですね。FIFA22ではピエモンテという偽名になっています。選手の名前は実名で、フェイスもリアルですが。
efootbollがユベントスのライセンスを獲得したときは、クリスティアーノロナウドが所属しており、アタランタがCLで快進撃を繰り広げるなど、セリエAには明るいニュースがいくつかありました。
現在では、世界最高リーグは、トーナメントで強いラ・リーガか、最高峰の選手がそろっているプレミアリーグと言われております。
ユベントスも優勝争いから2年ほど遠ざかっており、今後コナミがユベントスと独占契約を続けるかは、疑問ですね。(選手個人の知名度は相変わらず高めです)
efootbollとFIFA22の違い 1人で遊べるモードの数
チーム数だけではありません。FIFA22は、ウイイレのマスターリーグ、ビカムアレジェンドのように、選手や監督を作成して、チームを運営したり試合できるモードが実装されています。
efootbollも開発者インタビューで、ファンからの要望があるため、近々マスターリーグを実装する予定があるとのことです。
さらに、オンラインで11人の選手の1人となるプロリーグとか、ボルタという承認数で遊ぶフットサル形式のゲーム
もちろん、オンラインで選手を獲得して自由にフォーメーションを組む、有料コンテンツを含むアルティメットチームも実装されています。
こればかりは、フルプライス前提で開発されている強みですね。
efootbollとFIFA22の違い どっちが面白い?爽快感がある?
では、サッカーゲームファン長年の疑問であるefootbollとFIFA22のゲームプレイの違いについて紹介します。
基本操作だけで遊ぶとすれば
- 攻撃はパスが速く、シュートも簡単に強烈なものが打てるFIFA22
- 守備は、選択肢が多く、リスクリターンがほどよくかみ合うefootboll
以上になります。基本的にサッカーゲームもアクションゲームなので、攻撃が気持ちよいゲームが面白いとされているので、私はFIFA22のほうがあっていました。
FIFA22はパスの展開がとても速く、初心者でもスピーディーな攻防を楽しめます。
現代サッカーはパス回しが異常に早くなっており、おそらく数年前のリアル志向を目指したFIFAやウイイレよりも現実のほうが、素早いプレイになっています。
FIFA22は現代サッカーぽいパス回しとシュートを1ボタンで簡単に行えるので、操作に不慣れであっても、試合に近づいている快感が得られます。
あと、地味ですがスティックによる細かいボールタッチも動かして楽しいです。
イーフトはアプデで改善されたものの、まだ全体的なスピードはFIFAに劣ります。
一方で、イーフトは、守備の選択肢が多く、ボタンを押すだけで、相手に突進するわかりやすい守備が多いです。
また突進するからこそ、スペースが空くので、そのスペースをどのように活用するかという攻防も楽しめるのです。
FIFA22は腰を据えて、相手の動きを見て、体を寄せるか、タックルでボールを弾く選択肢があります。
現実のサッカーでも、相手のボールをかすめとることは至難で、弾いてクリアしたり、ドリブルを阻止するだけでも、十分に守備といえます。
イーフトもFIFAも開発年数が長く、それぞれに長所と短所があります。
一概にどちらが優れているか断定できません。
2022年5月時点ではFIFA22をダウンロードするのがおすすめ
psプラス加入が条件のため、月額500円程度かかりますが、私はFIFA22をおすすめします。
遊べるチーム数、モード数は明らかに差があります。
今年のチャンピオンズリーグ決勝は、レアル・マドリードとリヴァプールに決まりましたが、イーフトだと遊べませんし、できたとしても偽名チームになります。
操作性に関しても、FIFAのほうがなめらかで動かしていて、楽しいと感じます。