今回は、改めてデンタルフロスのレビューですね。
僕は、かなりデンタルフロスを愛している人間です。お店でデンタルフロスをお買い上げのお客様と接すると、不思議と親近感を覚えます。
厳密なデータがあるわけではありませんが、体感ではまだまだ手軽さと清潔感から歯間ブラシが売れている印象です。
歯間ブラシが悪いわけではありませんが、歯間ブラシは、あくまで歯と歯の間の最深部につまった、かすを取るのが目的であり、フロスのように上部から下部までをフォローできるわけではありません。
また、自力でクイクイと動かして、歯の様子をうかがいながら清掃することができません。
・・・と偉そうに語っていますが、フロス人口があまり多くないため
参考書を買って、勉強をさぼる受験生のように、私もフロスを買って、フロスの掃除をおろそかにしていた時期がありました・・・・
歯医者で、歯茎の隙間のチェックをしたら、ものの見事に奥歯はレベル5・・・とにかく改善しなければならない状態でした・・・
「歯磨きはできていますが、デンタルフロスを毎日頑張りましょう」
そうして、僕のフロスオアダイの第2章が始まるのでした・・・
頻度は毎日、そして、できる限り左右に10回ずつ丁寧にこすっていきましょう。
今回は、最近使っていて、相性抜群のフロスを紹介します。
クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス
改めて購入すべきデンタルフロスを復習します
フロスにはいろいろ種類がありますが大きく分けて
- ワックスがついているかノンワックスか
- 唾液で膨らむ構造になっているか
- ペパーミントなど味がついているか
この3点で違いがあります。あとは糸の繊維が太いが細いかの違いもあります。お客様によっては、「メーカーによって違う」と断言される方もいますが、僕の使用感は、おおまかな方向性が同じであれば、国産メーカーはあまり変わらない・・・といったところです。
まず、1のワックスがあるかどうか。
これは、ワックスがついているものを推奨します。
ノンワックスタイプだと、食べかすをごっそりととらえる力はありますが、歯間が狭い人は、うまく糸が入りません。
繊維もワックスのように統一感がないため、縮れやすく、歯間にたまって、放置しているとかなり深いです。
歯間が空いている人や、デンタルフロスでも十分にクリーニングを実感したいという人は、ノンワックスも使用してみるのはありでしょう。
あと、ワックス加工されていない分、1mあたりの値段がお安くなっているのも特徴です。
2の唾液で膨らむ構造かどうか。
これは「スポンジフロス」などと命名されていることが多いです。そして、ワックス付きのフロスが多いです。
確かに唾液で膨らむことにより、歯間をしっかりカバーし、プラーク除去能力が高そうに見えます・・・
しかし、細かい繊維が広がるということは、繊維の強度も弱くなり、何度か往復すると簡単に繊維が外れてしまい、これもまた歯間に詰まる原因になります
「初心者向け」として販売されていることが多く、最初に使用される方も多いです。
仮に使用される場合は、あまり多くこすらず、最小限に繊維がからまってきたな?と思ったら気持ち早めに中断されることをお勧めします。
繊維の処理って結構面倒くさいです・・・
3のミントなどの味付きの是非
これは、個人の趣向で選んでください。
個人的にワックス付きであれば、どれだけ歯をこすってもするっと抜けるので、異臭も少ないかなという考えです。
少しのフロスでこすって異臭がするようだったら、それはフロスの清掃を怠っている証拠です。
歯磨きの後にフロスをやれば、その問題も少しは和らぎます。
順番はどちらでもいいのですが、僕はフロス→歯磨きになっていますね・・・
ただ、ノンワックスを使用した場合は、においがこびりつくことがあります。フロスは慣れていても、唾液がよく付着しますし、同じ部分を何往復も使います。
年齢を重ねると口臭の問題もあるため、ゆくゆくはミントにチェンジすることを考えます。
以上を踏まえて、ベストオブデンタルフロスはこちらのふたつ
まずは、リーチのクリーンバースト。リーチのデンタルフロスは、比較的どのドラッグストアでも販売されています。もちろんアマゾンで定期的に購入するのもよいです。
ミントの味も癖がなく、さわやかな後味で、軽い口臭ケアになるもの特徴。
一つ、不満があるとすれば、ケースが不透明なため、フロスの残量が目視しづらいという点。逆に言えばそれぐらいしか不満がないです。
そして、次にクリニカのなめらかフロス。
リーチのようにミントフレーバーではありませんが、半透明で糸の残量が見えること。
そして、デンタルフロスでは珍しいパッケージが四角です。丸形のパッケージが多いため、コロコロ転がって紛失することが多いんですよね・・・フロス。
個人的に、初心者に一番使ってほしい商品です。
いかがでしたでしょうか。フロスは、誰しもが最初は不慣れです。唾液はよくつくし、衛生面は気になるし・・・・
しかし、使いこなしたらこれほど便利で、ほかの製品よりもリーズナブルに使える商品はありません。
皆さんも、目指せフロスマスター!!
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