リワーク後、数々のナーフを受けてしまいかなり弱体化となりましたが、ようやく2年の時を経てテコ入れされたのが、古参のコラボキラーことナイトメア(フレディ)になります。
今回は、そんなナイトメアを使ってみたことで分かった強さと弱さについてまとめていきます。
結論から言うと、強すぎるわけではないですが、いままでのナイトメアよりアドオンの依存は少なくなり、特殊能力の長短が明確なため、使い込むほどに発見のあるキラーになりました。
使っていて楽しいですね。
ナイトメア(フレディ)の能力について解説
ナイトメアには3つの能力が備わっています。それぞれ要点と使いどころだけ解説・説明します。
ドリームスネア
血を這う特殊能力で7秒のリチャージを必要としますが、素直に直線に飛んでくれる遠距離攻撃。
当たった場合、睡眠状態でないサバイバーの睡眠ゲージを増やし、睡眠状態の場合は妨害となって一定時間速度を落とします。
どこまでも補助的な特殊能力であり、アドオンで当てやすさや、特殊能力をさらに付与することができます。
ドリームパレット
リワーク前はドリームスネアがアドオン次第でパレットになりましたが、今回から標準装備。その分弱体化もされました。
マッチ開始から偽板を配置することが可能で、7つほどの偽板を撒けます。
偽板はサバイバーに倒されるとナイトメアがスタンするのですが、自ら爆発させることが可能で、爆発範囲(狭い)にいるサバイバーにダメージを与えます。
強さとしては、爆発で攻撃するというより、チェイスで余裕のないサバイバーが板を前に速度を緩めたときに爆発させて、距離を縮めて通常攻撃を与えるというのが強みになります。
終盤になれば、倒した板が偽板にできるので、チェイス能力が間接的に上がります。
ドリームプロジェクション
今回のアプデで一番強くなった能力。完了している発電機や、睡眠から治療するサバイバーの近くにワープすることも可能になりました。
それに伴い、睡眠を治療するサバイバーを殺人鬼の本能で探知することが可能になり、それも強化に。
バベチリ、死人のスイッチとの相性がさらによくなり、吊ってからの行動が強くなりました。
ナイトメア(フレディ)はガチキラーなのか? なぜ海外で殺傷率がナンバー1なのか?
ここ数か月の運営の集計により、フレディは初心者帯で多く使われ、殺傷率に至っては、なんと初心者も上級者も70%近い数値をたたき出しています。
つまり、高い習熟度を必要としていないが、使いこなしていくと強みを発揮していくキラーになります。
これを受けて、運営がナイトメアを強化するのか弱体化するのかは不明です。
少なくともアプデ後にかなり性能が変わったことで、キラー使いがこぞって使ったということもあるでしょう。4月のデータもいれたら東京グールの金木のほうが使用率は高いかもしれません。
ナイトメアに関しては使いやすくなったものの、圧倒的なチェイス能力、探知能力があるわけではなく、とりあえずドリームプロジェクションの探知が優秀になったので、初心者でも使いやすくなった
というのが、純粋な評価です。
ドリームスネアは直線的で範囲が狭いですが、当てたときにチェイスを確実にものにできるほどの信頼性がなく、アーティストのカラスや、リッチのダムドというダメージという恩恵がありません。
ドリームパレットも確かに刺さればかなり強い能力ですが、ドリームスネアと併用しながら考えることを考慮された能力であり、どうしてもパレットのことばかり考えて、スネアが全然使えていなかったというマッチが多かったです。
以下、ナイトメアのおすすめのパーク構成をまとめていきます。
ナイトメアのおすすめパーク構成 バランス型
ナイトメアのパーク構成、まずはバランス型から
- 死人のスイッチ
- 共鳴する苦痛
- まやかし
- バベチリ
チェイス、索敵、遅延をバランスよく配分した構成。ナイトメアの強みであるドリームプロジェクションを最大限に活かしました。
共鳴する苦痛と死人のスイッチはシナジーがあり、死人のスイッチが発動した周辺にはサバイバーがおり、ワープすると高確率で殺人鬼の本能が発動します。
次にバベチリですが、これはナイトメアにとってはかなり重要パークで、バベチリに引っかからなければ、キャンプ気味に立ち回りながら、偽板を配置したり準備を整えられます。
この構成の強みは、死人のスイッチのトリガーが、バベチリ範囲外でも適用されることによって、フック吊からの動きがより明確になる点です。
ナイトメアおすすめパーク構成 チェイス特化型
次にチェイス特化型。遅延パークを積んでも、チェイスで普通の徒歩キラーになってしまうことから、もう割り切って遅延をなくしてチェイス補助を全振りでつけたら、かなり快適になったという構成です。
通電されないのか?って疑問もありますが、チェイス時間の短縮はそれ以上の恩恵をもたらし、チェイスしながら、ドリームプロジェクションで睡眠治療中のサバイバーに圧力をかけることができます。
クラウン同様に、鬼ごっこを続けたい人にはお勧め。
この構成をつかったときは、遅延が一つもないという不安もありましたが、いざ使ってみると、それ以上に吊回転を速くする恩恵が大きいなと思いました。
サバイバーに圧をかけることが最強の遅延です。
- 野蛮な力
- まやかし
- ファイアーアップ
- バベチリ
ファイアーアップのところは自由枠になります。素早い残虐行為や、最後のお楽しみといった攻撃後の展開を有利にするパークでもいいでしょう。
ファイアーアップの重複効果が強化されたことと、ファイアーアップのバフとまやかし、野蛮な力のバフがシナジーすることで、中盤以降のチェイス速度が格段に速くなります。
この構成の強みは、チェイスに圧がかかりやすくなるため、サバイバーがチェイス中に冷静さをなくし、ドリームスネア、パレットが刺さりやすくなるという点です。
板割の回転数が上がることによって、偽板の運用も楽になります。
以上が、ナイトメアの紹介になりました。
ナスブラ、ツインズレベルでもなければ、なにか一芸に秀でたという魅力があるわけではありませんが
リッチのように、索敵、巡回、チェイスでそれぞれに長短あわせもつ特殊能力を持っているため、使えば使うほどに味が出る玄人志向のキラーになったと思います。
そのため、どのようなパーク構成とも一定の相性があり、特にチェイス特化型にすることで、睡眠状態とのシナジーもあって、非常に使用感がよくなります。
徒歩キラーだからこその器用さを持ったキラーですね。
今後ナーフの可能性についてですが、ドリームプロジェクションが結構強く感じるので、リチャージに時間がかかったり、ドリームパレットも偽板数や爆発範囲は多少ナーフされる可能性はあると思います。
ドリームスネアは私のPSが足りないのもありますが、今の状態でもいいかもしれません。