久しぶりにDBDをダウンロードして、1日2時間ぐらい没頭することも多く、いろいろ文句が言われがちな作品ですが、本作にしか得られない駆け引きや快感があるのは、事実で面白いゲームだと思います。
そんな中、現在のDBDのバランスはキラーにとって良いのか、悪いのか、あくまで低ランク帯での判断になります。PTとか、マップの区域ごとに上昇共有できるレベルのサバイバーを想定したものではないことをご了承願います。
2025年4月現在、筆者がメインで使用しているのは、アーティストとドクターです。
アーティストはカラスを飛ばして、索敵と攻撃のできるキラー。
アーティストに魅力があるというよりは、彼女の持っている「悶絶するフック」が現環境で最高峰の遅延パークなので、いやいや育てたところ意外にも面白かったパターン。
ドクターは、由緒正しき遅延キラー。DBDは発電の早さよりも回復の速さの方が、キラーにとって深刻なので、放電しまくって、サバイバーが諦めてくれるのを待つという他力本願なプレイをしています。
現環境のDBD 2サク2逃げではなく、2吊できれば及第点、1サクできれば勝利ぐらいの感覚でやっている
ご存じの通り、キラーにとって戦法の1つだったキャンプ、トンネル(通称キャントン)が、ボロタイの標準装備とAFC(アンチフェイスキャンプ)システムにより不可能になりました。
しかし、結局のところ本作の本質であるキラーはチェイスと隠密の弱いサバイバー、下手なサバイバーをいち早くターゲットして人数を減らす
この大前提は変わらないわけです。
キャントン対策がされたことによって、ターゲットにされているサバイバーはストレスのかかるチェイスが長期化するようになったということになり、結果的にチェイス力を鍛えられない、マップの配置をあまり覚えようとしないサバイバーにとっては辛い環境です。
一方で、サバイバーはハグなどのキャントン特化キラーは目に見えて弱体化し、ナスブラといった高速巡回できるキラーがより正義になっていった印象。
キラーにとっては、キャントンはできなくないですが、長期化してしまうため、今までのように2サク2逃げを勝利としてしまうとつらくなるため、もう1サクして勝利BGMがなったら勝利でいいやぐらいの気楽な感じで遊んでいます。
DBD 切断はほぼしないが、アイテムでかつぎ妨害が何度も繰り返されると放棄することはする マイルール
キャントン対策がされた結果、リリース10周年、現環境でDBDに残っているサバイバーは、長年プレイしているベテランキラーか私のようにやったりやらなかったりしているエンジョイ弱キラーと格差が広がっています。
そして、相変わらず煽ってくるサバイバーが多くいます。
煽ってくるサバイバーに限って、ライトを最初から所持してマッチングに挑んできます。
私は下手なので、サバイバーをダウンさせるまでやっとなのに、やっとかついだとおもったら、待ってましたといわんばかりにライトを浴びせられる、吊ろうとしたフックが幾度も壊される。
そうなるともうプレイする気になれず、一度降参(このゲームの降参は回線切れを同じくペナルティが課される)しました。
いまは、降参のペナルティが嫌なので、担いだ瞬間にライトや工具箱で邪魔してやるぜってサバイバーが複数人確認されたマッチでは、プレイを放棄して、その場で立ち止まって、ノーワンもっていたら通電後に動く、持っていなかったら煽ってきたサバイバーをしばく。それ以外はネットサーフィンしています。
DS(ディサイシブストライク)を食らうなら、パークを消費しているからまぁいいかとなるのですが、アイテムで何度も妨害されるのは、個人的にアンフェアだなって思うので、あくまでマイルールです。
あと、ライトでなんども無意味に煽ったり、高速屈伸してくるサバイバーをつるした場合は、丁寧に3回ケバブをやるようにしています。
野球でいうアンリトンルールみたいなものです。
こういうオンラインゲームはマイルールを作らないとやっていけないので。
できれば、キラーのアドオン、サバイバーアイテムなしのマッチとかあったら、面白そうなんですけどね。
DBD 突如現れた優サバイバー
現在の環境で、過去になかったのが、優サバイバーの登場です。
低ランク帯でも長くやり続けて、うまいサバイバー。視線切りや有利ポジションの判別がしっかりしたサバイバーが増えています。
過去にキラーが圧倒していたり、サバイバーで回線切りがうまれて1対3だった場合で最後の1人になったときにキラーが発電させてあげて逃がすという優鬼という存在がありました。
現在は、ややサバイバーよりの環境になったためか、通電後にもうキラーがお手上げ状態のときに、わざと攻撃させてくれる優サバイバーが登場し、お互いにブラットポイントを稼ぎましょうねというマッチもありました。
こういうプレイヤーによってDBDってある意味支えられているんだなって思いました。
キラーにとって実は有利な要素が増えている
運営は、キラーに不利な調整ばかりするという、キラー専の10年にわたる不満は今なお続いています。
しかしながら、数年ぶりにDBDをプレイして、キラーがかなり優遇されるなんてことはいいませんが、個人的に大きく改善された点が見えました。
1.モニターとPS5などのグラフィック進化による視野の広さ
2.板の量も増えているが、フックの量も増えている
DBDの家庭用が最初にリリースされたのは、PS4であり、現在はPS5版も登場しグラフィックがかなり明瞭になっています。オブジェクトやマップがくっきりと見えるようになり、遠くのサバイバーや、ロッカーの中に逃げようとするサバイバーも視認できるようになりました。
これは、PS4時代からDBDをプレイしていた筆者にとってはかなり追い風です。
さらにモニターも現在はゲーミングモニターで24インチの視野を動かしすぎずに楽しめるモニターで遊んでいるのでかなりプレイしやすいです。
DBDプレイ当初はかなり大きなモニターで遊んでいたため、サバイバーもキラーも見失いやすかったですね。
確かに板の量も増えているのですが、フックの量も増えているように感じられ、以前だとダウンした場所によっては、ほぼ確定でかついでも逃げられるということがあったのですが、復帰して腕は鈍っているはずなのに、他のサバイバーの妨害がなければ、フックはほぼつるせています。
ケイトの固有パーク「ボイル・オーバー」という担いだ際の揺れを大きくするパークをつけているサバイバーが増えているのですが、問題なくつるせています。
結論 DBDの現環境はキラーにとってつまらない、クソ環境なのか?
以前に比べると初心者やカジュアル層が、全滅できるマッチがかなり減ったと思います。
そして、キャントン対策はされているけど、本質の下手な人をターゲットするというのは相変わらず有効な状態になっています。
でも個人的に面白い環境だと思っています。パークやキラーの性能へのテコ入れの頻度が多く、バランスは最高!!とまでいわないまでも、かなり運営側の努力が見られているなと感じます。
特にパークはキラーやサバイバーの数がかなり増えていますが、新キラーでも光るパークがあって、育成が面白いです。
全滅を狙うという前提だとかなりつまらないゲームになりますが、サバイバーとやりとりしていって、イベント中なので、ブラッドポイント10万超えたらまぁいいかと思ったら、ストレスなく遊べます。
あと、個人的にマイルールを作ることもこの手の作品では重要ですね。