ゲーム業界最大のニュース 開発期間8年のコンコードのサービスが2週間でなぜ終了したのか? 据え置きハード&ゲームの限界説が来ている?

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ここ数日、ゲーム業界をにぎわせているのは、PS5の8万円という値上げになるのだが、それと同時に、ソニーから発売された「コンコード」という

世間では、ポリコレを意識しすぎて、ヒーローシューターでありながらもキャラクターの容姿に問題があるとか

無料のヒーローシューターが多くあるのにプレイする理由がないなど

steamの同時接続者数が700人を切る異例の事態まで発展した。

そして、わずか2週間という異例の速さでサービスを終了することになった。

 

さっそく、あのからすまAさんが話題にしていますね

 

 

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コンコードの誤算について

コンコードは、ソニーが買収したファイアウォーク・ステューディオズという開発会社によってつくられた作品で、ネットによると開発期間は8年といわれている(空白期間2年ともいわれている)

 

開発費は、ネットによって情報はバラバラだが、2億ドルつまり450億円ではないかといわれている。

これだけ長期間の開発であれば、人件費が重くのしかかる。例えば500万円で100人のスタッフがいたなら、人件費だけで40億だ。さらにいえばこの500万もアメリカ人の給与基準で言えば倍以上かかっているとみれるし、スタッフの数だって、AAAタイトルであれば、2~300人に及ぶ可能性もある。

 

 

ネットでは、今の時代にヒーローシューターを4000円ほどの有料で売ることがナンセンスだという批判もある。

ソニーが買収したファイアウオークスタジオは、デスティニーやコールオブデューティーなどの開発経験があるベテランが集まっている。

 

これがHALOやコールオブデューティーが毎年のように販売され、トップシェアを誇っていた時代なら間違いのない選択だったかもしれないが、基本料金無料のシューティングゲームが氾濫した影響で、シーティングに対する需要は年々減ってきている。

 

さらにソニーにとって一番の難敵だったのは、2020年にリリースされPCユーザーにも絶大な支持を受けているヴァロラントが、コンソール版でも無料配信されたことだ。

 

ヴァロラントが、コンソールへの移植に手間取っている2~3年前であれば、コンコードを世に出す意味はあったかもしれない。おそらくパンデミックなどの関係などもあるが、鉄は熱いうちに打てというのが、いかに大切かがわかる事例だ。

 

 

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据え置きゲーム衰退論 AAAでゲームを作り続ける難しさ

これは、スマブラやカービィの生みの親、桜井政博氏の受け売りなのだが

ファミコン時代の開発者が1桁だった時代に比べて、開発陣が3桁以上に増え、開発期間も増え、映像のクオリティ、音楽のクオリティなどが見るからにレベルアップして

 

そして1つでも購入したら半月から1か月も遊べるコンテンツ。それでありながら、ものすごく大きな値上げをしていない。それが据え置きゲーム業界。

大雑把な記憶だが、PS1は5800円、PS2は6800円程度が平均価格。

 

いまはどうだろうか?

ものすごく高くても定価8800~9800円程度になっていると思う。フロムソフトウェアなど一部のメーカーは、国内だけでなく海外の売り上げも入って、現在の方がもうかっている可能性はあるが、多くのソフトウェアにとって、開発費の高騰と、回収の難しさは、常に頭を悩ませているはずだ。

AAAの開発は、ハイリスクハイリターン。しかもそのリターンが年々減ってきている。

ソニーが、ゴッドオブウォー、アンチャーテッド、ラストオブアスといった絶大な支持を受けた代表作の続編を出せないのは、いろいろ理由があるのだろう。(どれも一応物語は完結しているし)

 

 

ソニーから発売された近年の大作といえば、ホライゾンやスパイダーマン2なのだが、PSVR2など、開発のリソースが分散されてしまったことで、ファンはおそらく半年に1回~1年に1回、ソニーの大作が遊びたいと望んでいるが、それがあまりかなえられていないように見える。

 

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そもそもコンソールの新作は望まれているのか?

高騰する開発費をかけ続けて、大量に回収するという据え置きソフトのこのビジネスモデルは無理が来ているのではないか?

そもそも、私たちは常にコンソールの新作を求めているのか?という問題でもある。

 

1つの提案として、アランウェイク2は、結果としてディスク版が発売されるが、リリースされた当初はダウンロード専売だった。

ディスク版を出して、様々な量販店で知名度をあげて露出させたいというのはメーカーの思惑の1つだが、ソフトが優秀で、すでに知れ渡った続編やすでに口コミで評価されているのであれば、わざわざコストをかけて、ディスク版を出すメリットはない。

 

一昔前なら、中古市場で売られたとしても短いスパンで、続編を出して次は新作で買ってもらうというビジネスも成立していたが、今は続編を出すという悠長なことをいうのも難しく、大手メーカーの続編であっても5年程度かかるソフトも多い。

 

そして、かくいう私は現在、悪魔城ドラキュラのコレクションをひたすら遊んでいる。よけいなムービーもなく、まどろっこいしい説明もなく、すぐにゲームに没入できるのはやはり楽しい。

 

 

すでに30代半ばにさしかかって、昔のように休日つかって1日中ゲームに明け暮れることも難しくなった

仕事から帰って、ゲームの時間を確保することすら難しくなった。

私のような境遇の人間は少なくないはずだ。その中でメーカーはどこまで据え置きハードとソフトを作り続けるのか?

ソニーはかなり厳しい状況に立たされているのではないだろうか?任天堂の最新ハードが公開されていないのはなぜか?

憶測が憶測を呼んでいるが、やはり小学生から慣れ親しんだゲームはずっと残ってほしいとおもう今日この頃だ。