どうも、今回はクリニカの新商品である
クリニカアドバンテージNEXT STAGEの紹介です
予防歯科に注目し、優秀なフロスや歯ブラシ、歯磨き粉を世に排出し続けているクリニカシリーズの最新作!!その出来はいかに!!
ネクストステージの構造
すごいシンプルな構造ですが、歯磨きの際に力を入れすぎると先がしなってカチっとなります。
カチっとなる=力を入れすぎているというサインになるので、ならないように適度な力で歯磨きをしましょうというのがこの商品です。
ブラッシングの際に力を入れすぎると、出血するというリスクだけを考える人は多いですが、歯肉が下がってしまうというリスクがあるみたいです。
予防歯科に力をいれたクリニカならではの着眼点と単発ながらも奥の深いアイデアといったところでしょう。
ちなみに電動歯ブラシではこの構造は、もう少し古くから取り入れられています。
力をかけすぎると自動で電源が止まるという仕組みです。
実際にぐりっと動かすとパキパキなります。なんだか楽しい・・・ハンドスピナーか!!
ブラシの構造に着目した商品が多い中、歯ブラシ全体の構造に着目した商品は稀かなと思います。
実際に磨いてみた
まず、ヘッドが長めなので奥歯を磨きやすいというのは利点としてあります。
また、クリニカのブラシらしくブラシの先が丁寧に作りこまれていて、かきだしているな~って感覚になれますね。逆に力強さという点では物足りなさが残ります。
肝心のパキパキシステム(勝手に命名)ですが、これは実際に磨いてみると
ノーパキパキでフィニッシュ!!は難しいですね・・・
なぜパキパキならしてはいけないというと、力が入りすぎてはいけないという警告であると同時に、このブラシの能力である「しなり」を失ってしまうからですね。
このブラシ最大の武器は「しなり」なんです。
先がしなることで、カーブを描いている私たちの歯に対応できています。ちゃんと奥歯にそって曲がってくれています。
そのため、45度で歯肉と歯の間を磨くことも容易になっています。これにより通常のブラシよりもさらに負荷をかけずに丁寧に磨くことを実現しているのではないでしょうか?
ただ、逆にか弱すぎるとしなりがあることで、かえって接触面が弱くなって磨けないというリスクもあるのかな~と思います。
しなりを意識しつつ、適度に力を抜くことも意識しないといけない・・・
いやぁ歯磨きって日常で毎日やっていますが、奥が深くてなおかつ難しいですね・・・
だからこそ、私が最も重要視している「磨き方」に着目して商品をつくったクリニカさんに感謝!!
個人的に、このしなりに魅力を感じないのであれば、通常のしっかりとしたフラットな歯ブラシを使い続けることが無難です。
ただ、負荷をかけすぎないという点に着目して、ライオンが設計した目新しさに注目して、この商品を評価したいと思います。
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目新しい構造や、ブラシの形状に着目して購入される人が多いですが、重要なのは歯ブラシの構造や、歯磨き粉の性能ではなく、磨き方です。
正しい磨き方を予防歯科に専念されている歯医者に教えていただき、日常で実践していくことが最も重要ですね。