約20年ほど前に、カプエス2という略称で、親しまれたCAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001。今回はカプコンとSNKのコラボ作品として先陣を切り、今なお携帯格闘ゲームとして傑作といわれている頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM(以下最強ファイターズ)が、switchでダウンロードできたので、プレイしてみました。
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頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOMとSNKの歴史について軽く触れる
頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOMは、1999年にSNKによる発売。ハードはネオジオポケットカラーになります。
本作は単品で800円としてダウンロードできますが、その他10作品詰まった、ネオジオポケットカラーセレクションというものが、発売されています。ダウンロードだと4000円ぐらいになるので、気になるソフトが数本あれば、まとめて購入した方が、圧倒的にお得です。
この時代はゲームボーイ、ワンダースワンに並べとネオジオポケットなどが発売され、複数の格闘ゲームが携帯ゲームとして遊べましたが、格闘ゲームの勢いが、KOF、ストリートファイター全盛期に比べると陰りを見せていた時期でした。
SNKのネオジオポケットもすぐにネオジオポケットカラーが発売され、落胆したファンも多かったようです。
後にSNKは倒産し、知的財産権を取得したSNKプレイモアにかわり、倒産直後のSNKプレイモア作品はKOF2001を筆頭に、演出、ゲームバランスが軒並み崩壊し、SNKブランドを失墜させたといわれています。
2021年時点では、株主も変わり、パチンコスロットから撤退し、しっかりと格闘ゲームをつくっていこうという原点回帰の下、一定の評価を得ている新作格闘ゲームを精力的に展開。
2022年2月には、待望のKOF最新作の15が発売予定です。今回はグラフィックも次世代機レベルで、美麗かつ、キャラクターの動きも素晴らしく、プレイするのが、楽しみな作品です。
また、一時代を築いた当時のレトロ作品を、PS、switchなどを通して、数多くダウンロード作品としてリリースしています。
頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM 携帯機格闘ゲームとして演出、やりこみともに最高
最強ファイターズは、携帯ゲーム機であり、ハードの制約が大きくかかっている作品です。
キャラクターがSDキャラになっていたり、ボイスがなかったりします。
一方で、隠しキャラを含めたキャラクターの数、キャラクターの新しい超必殺技を解放するやり込みのミニゲーム要素と、短時間で遊べて、やり込める内容が複数用意されています。
ベースとなる格闘ゲーム要素も、カプコンゲームに近いゲージレベルが3段階あるアベレージ、SNKゲームに近いゲージをためられるカウンター、弱攻撃から強攻撃へつなげられるラッシュと3つ用意されています。
後のカプエス2は、さらにゲージセレクトが膨大な数になりますが、携帯機で3つのゲージから選択できるため、キャラの数×3通りの遊びができ、十分やり込めます。
必殺技も派手で、キャラの動きもきびきびとしたもので、攻撃を当てた時の爽快感も携帯ゲームとは思えないほど高いです。
最もよかったのは、各作品のキャラクターのテーマ曲などがしっかり流れる点です。
カプエス2などは固有のステージソングになっており、お祭り感はあるものの、キャラゲーとしての魅力はやや薄かったです。
唯一の欠点はswitchのジョイコンの操作性や、ボタンの強弱
欠点としては、弱攻撃と強攻撃がボタンの強弱で分かれており、感覚をつかむのが難しいこと。
携帯モードで遊ぶと、switchのジョイコンが波動拳すら押しづらい仕様になっていることですね。
テレビにつないで、アーケードコントローラーで遊べたら、かなり楽しめそうです。というか、ちょっと改良して、アーケードで名作枠で出しても受けると思います。
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