まだ5日目ですが、カフェイン断ちとまではいきませんが、カフェインをいま制限しています。
およそ20年以上カフェインにどっぷりつかっていた筆者がカフェイン断ちをしたことによってどのような変化が訪れたかを克明にレポートしています。
カフェイン断ちを考えている人や、なにか人生において変化が欲しいという人はおすすめです。
カフェインをなぜやめようと思ったのか?
カフェインについては、下記の書籍を読もうと思っていましたが、時間が取れず、ネットで調べてみました
カフェインは心身にあまりにも影響を与えます。
メリットとしては覚醒作用があるため、眠気覚ましなどがあげられます。集中したいときにデスクにカフェインというのはよく見る光景ですね。
分かりやすいデメリットとしては、利尿作用が激しい。年齢を重ねるとコーヒー一杯飲んだだけで、すぐにトイレに行きたくなりますし、最近は胃腸にも影響が出るようになりました。
カフェインは、一般に「覚醒剤」と呼ばれているアンフェタミン・メタンフェタミン(こちらはもちろん違法な薬物です)と同じく、脳を刺激して覚醒を促す作用があります。私たち精神科・心療内科の専門用語では、カフェインはアンフェタミンと同じく「精神刺激薬」と呼ばれます。
引用サイト
依存性のある精神刺激薬というのは、なかなか衝撃的なワードですね。こちらの引用サイトのみならず、メンタルクリニック系のブログで、医師が実際に警鐘を鳴らしているものもあります。
特に最近は、仕事の休憩時間にカフェインを摂取してあがったときにちょっと頭がふらついたり、目の前がキラキラとまぶしく光るような錯覚を覚えたりすることがあり
カフェインによる覚醒というメリットを上回るぐらいデメリットが多いんじゃないか?と疑うようになりました。
現代人でカフェインを批判する人は少ない
現代でカフェインの筆頭であるコーヒーや紅茶はあまりにも多く消費され、都会を歩いて1分もしないうちに、コンビニや喫茶店で飲むことができます。
またCMも各飲料メーカーが俳優を起用して、大宣伝をかけています。
ドラマでもお酒やタバコを日常的にとっているシーンはあまり見られなくなったものの、コーヒーを飲むシーンは相変わらずあります。
青少年が、オフィスワークしながらコーヒーを飲む大人の姿をみると、あこがれやすくなるのかもしれません。
これはコーヒーを敵視しているわけではなく、適度なコーヒーやカフェインの摂取は人によってはメリットがあるのですが
あまりにも現代人は無自覚にカフェインを受け入れすぎている
という点を考えなければならないのです。
カフェインは医薬品としてもサプリメントとしても販売されています。また風邪薬などにも配合されています。
ということは、カフェインというのは1日に何杯も摂取するようなものではない?という疑問にたどり着きます。
カフェイン断ち・制限するうえでどのようなルールを作ったか
私の場合、カフェインを完全に辞めるのではなくあくまで制限です。
タバコの場合も0にすることを目的にしたのではなく、吸う機会を減らしたり、吸う場所を限定したことで、タバコを持っている友人と会う時ぐらいしか吸わなくなりました。1年にして1~2回ある程度です。
自分で課したルールはこちら
- コーヒー、紅茶、コーラなどカフェイン量が高い飲み物、チョコレートはできるだけ避ける
- 主に飲むのは水、ハーブティー、お茶(ノンカフェイン記載が望ましい)
- 風邪薬はやむを得ない事情もあるので服用する(最近はカフェインの入っていない風邪薬もある)
カフェイン配合の商品が宣伝される一方で、「ノンカフェイン」を強みにして、販売している商品もかなりあるのが現代になります。
もしあなたが日頃からかなりコーヒーを飲んでいるのであれば、カフェイン断ちをいきなりしたら、禁断症状による激しい頭痛に悩まされる可能性が高いので、身体をならしていくことが大切です。
おすすめなのが、1日に3~4杯コーヒーを飲むのであれば、そのうちの1杯、夜だけをノンカフェインコーヒーを飲むという代替がおすすめ。
ノンカフェインコーヒーは味もおいしいです。ただ完全に0になっているわけではないので、ノンカフェインであっても深夜、寝る前に飲むのは控えたほうがいいかもしれません。
カフェイン制限5日目の体調と頭痛について
カフェイン制限して、5日目ぐらいに突入しています。
まず目に見えて眠りの質が改善していました。ノンカフェインコーヒーで代替していたものの、缶コーヒーを昼や20時ぐらいに飲むこともあったので、寝るときのカフェインが残っていたかもしれません。
12時半ぐらいに寝て、8時ぐらいに起きるのですが7時間半ぐらいは睡眠を確保できる日が増えましたね。
次に最も期待していたメンタルですが、これはよくはなっていると思うけどどっちつかずというところです。
喜怒哀楽の感情がちょっと緩やかになったかな?ぐらいの変化は感じます。
懸念していた頭痛に関しては、これは想像どおり発生。片頭痛が緩やかに発生しています。
いまこうしてブログを書いている間も頭痛が発生しています。確実によくなっていくんだと自分の中で自己暗示をかけないとつらいです…
頭痛でなにも作業が手につかないというレベルではないものの、ずっと微量の頭痛が発生している状態です。
カフェインで血行を収縮し続けた結果ということなのですが、どうなるのでしょうか…
カフェインで無理やり脳を覚醒状態にしていたため、日中は頭がぼーっとする時間帯が発生しますが、一方でADHDのようにふと意識が途絶えるということも少なくなったかもしれません。
あと副次的なものですが、喫茶店やファストフード店による頻度が減りました。コンビニではお菓子×コーヒーから黒豆茶に変わりましたが
(黒豆茶はコーヒーに近いコクがあって、個人的にかなり好きです)
飲食店による機会が減ったことで、消費も改善されたかもしれません。
カフェイン制限を円滑に進めるために重要なハーブティーの存在
思えば小学校高学年から私のコーヒー生活は始まり、冷蔵庫や押し入れには常にコーヒーが飲めるような状態でした。家族全員がコーヒーが好きだったのです。
食後、休憩、作業前と完全にルーティンに組み込まれていたコーヒーですが、制限してみるとそこまでコーヒーを飲みたいという願望がなかったんだなということに気づかされます。
現在はハーブティーを主力に飲んでいるのですが、成城石井などによるとハーブティーコーナーがしっかりあって、目まぐるしいほどラインナップがあって、脱コーヒーになったとしても人生楽しめそうです。
Amazonでもハーブティーは充実しています。
最初はコーヒーに比べて味が薄めで物足りなくなるかもしれませんが、そのうち慣れると思います。
コンビニに行けば、ファミマなどはハーブティーペットボトルが充実しています。ルイボスティーあたりを選べばいいと思います。