今回は、switchで体験版が配信されているブレイブリーデフォルト2について感想、評価、レビューを述べていきます。
発売日は2020年を予定、この体験版はベータ版的な位置づけとなっていて、難易度が難しいように調整されていますが、それが逆に攻略性を高め面白い味付けになっています。
フルボイスで声優による演技を楽しむこともできます。
このブログでは、他にRPGのレビューをいくつか行っています。よろしければ参考にしてみてください。
YOUTUBEでは、おすすめのRPGを機種ごとに紹介した動画を作りました。
ブレイブリーデフォルト2 温故知新 ジョブシステムの仕組み
ブレイブリーデフォルトは、FF(ファイナルファンタジー)初期のテイストを再現し、ターン制やジョブシステムといった古き良きRPGを現代のグラフィックで再現した作品です。
ジョブシステムは、メインジョブ、サブジョブと設定ができ、サブジョブは覚えた技を引き継ぎ、メインジョブは能力や基本アビリティが反映されます。
例えば、メインジョブが黒魔導士でサブジョブが白魔導士だと、攻撃魔法も回復魔法も両刀で使いこなせます。
また、ジョブには共有できるアビリティなどもあります。白魔導士のジョブレベルを最後まであげると、MPの消費を抑えるアビリティを装着できます。黒魔導士だと魔法しか覚えないため、両方育てることで、ゲームを有利に進められます。
このジョブの組み合わせ、思わぬ特性を見つける楽しさがあります。
ジョブの性能はメリハリがあります。例えば黒魔導士の魔法は、敵の弱点をつけば大ダメージを与えられます。
また、格闘家のモンクは体力の成長が著しく、両手をすでにすることで、圧倒的な火力をたたき出せるようになります。このあたりもどこか懐かしさを感じます。
あと、ダンジョン内の宝箱をとると、かなり強い装備品がゲットできたり、この感覚もすごく懐かしい感じがしますね。現代のRPGは、ダンジョンより武器屋で装備を整える方が強い武器がそろいやすいですから。
ブレイブリーデフォルト2 戦闘システム ブレイブとデフォルトによるターン攻防 雑魚でもいきなり攻められる難しさ
ブレイブリーデフォルト2体験版は、あえて難しい難易度にしています。レベルやジョブレベル、装備がままならないと、少し先に進んだ敵でも全滅させられます。
ブレイブリーデフォルトオリジナルのシステムとして、ブレイブとデフォルトというシステムがあります。
- ブレイブ 消費して、1ターンに複数行動ができる
- デフォルト 防御しつつブレイブをためる
ブレイブは前借りすることができ、最大4回行動ができます。例えば戦闘開始時にブレイブポイントが0の状態で、一気に4回行動すると、ブレイブポイントがマイナス3となって、3ターン無防備の状態になります。
ブレイブを増やせるアビリティがあったり、防御しつつブレイブをためられるデフォルトを駆使して、戦略的に戦う必要があります。
主人公のみならず、敵もブレイブとデフォルトのシステムが適用されており、出会いがしらの雑魚専であっても、いきなりブレイブを2~3消費して、一気に主人公側のHPが削られて、パーティ半壊させられました。
ボス戦では、ブレイブをため続けて最後に一気に攻めるという戦い方もありますし、初戦ではあえてブレイブを前借して、ボスの弱点をあぶりだすという戦い方もできます。
ブレイブリーデフォルト グラフィック 絵本の世界観と充実のサブクエスト 古い=つまらないではない
ブレイブリーデフォルトは、人形のようなサイズのキャラが、絵本のようなグラフィックの街並みや広大な3Dグラフィックの砂漠を歩きます。
キャラクターの表示はかなり小さく、switchでプレイする場合は携帯モードの方がプレイしやすいかもしれません。
システム周りはまだまだ改善点が必要だと思います。アビリティの特性をみるためにいちいち+ボタンを押し込むのが面倒でした。
レトロな感触のRPGですが、サブクエストなども用意されています。また体験版であるにも関わらず、隠しボスやサブクエスト専用の強敵が用意されていたり、体験版ですがかなりボリュームがあって、満足感が得られます。
普通にクリアを目指すだけでも2時間、隠しボスやジョブの特性を堪能しようとおもったら5時間近くは遊べるのではないでしょうか。
以上が、体験版ブレイブリーデフォルト2の感想になります。最初は敵の強さが理不尽に感じて、つまらないなぁ・・・と思ってしまったのですが、レベルアップもジョブレベルもすぐにあがって、主人公たちの強さを簡単に実感することができます。
また、ブレイブとデフォルトのシステムも面白く、こちらに有利になりすぎず、適度な緊張感のある戦闘が楽しめます。
時間のない人やお金にちょっと余裕のない人でも楽しめる良い体験版になっています。ほかに遊びたい作品がなければ、製品版もチェックしようか考えています。