現役ドラッグストア店員が、新ビオフェルミンSの携帯用である45錠を実際に使用した感想と評価になります。どのようなお客様が購入されて、どのような使用感なのか?最も有名な整腸剤のビオフェルミンの携帯用を購入するメリットについて、しっかり切り込んでいきます。
このブログでは、現役ドラッグストア店員の筆者が、ドラッグストアで購入できる商品の感想、口コミ、評価をわかりやすく解説しています。よろしければ参考にしてください。
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新ビオフェルミンSについて なぜドラッグストアで最も売れているのか? 人気の医薬品の見分け方
新ビオフェルミンSは、大正製薬の看板商品の一つです。蒼井優さんがCMキャラを務められ、最も知名度が高く、売れている整腸剤になります。
ドラッグストアで勤めていても、必ず毎日、新ビオフェルミンSをお求めになるお客様がいらっしゃいます。
一番購入層が多いのが、最も量の多く割安な、540錠の大びんになります。
(友人の家にいても、この瓶が置かれているのをよく目にします)
新ビオフェルミンSがよく売れる背景として、副作用が少なく、医者も気兼ねなく勧められ、常備薬として優秀であることから、家族で共有する常備薬というイメージがついているからです。
売れている医薬品を簡単に見分ける方法
売れている医薬品、医薬部外品というのは
- 継続的に使用できるもの
- 知名度が高い
- 病院でも勧められて、安心感がある
- 自分が使用して、効果を実感した経験がある
以上が主な理由です。
また、自分が購入したい医薬品が売れているか?これを知る簡単な目安として
複数の錠数、サイズで商品展開がされているか?
ビオフェルミンの場合は、130、350、540、そして今回紹介する45錠のように4種類ものサイズで展開されています。
ほとんどの医薬品が、大小の2種類が多く、様子見で売れなければワンサイズで展開、ほどよく売れていたら継続している傾向にあります。
しかしながら、売れている商品だけあって、ドラッグストア店舗間で値下げ合戦が横行している商品です。
みなまでいいませんが、ドラッグストア店員の中には、この商品が売れてもうれしくない人もいるでしょう・・・
新ビオフェルミンS45錠 実際に使用した感想 携帯できて、個包装であるメリットはあるのか?
さて、今回紹介する新ビオフェルミンSは、個包装タイプになっていて、持ち運びに便利で、トラベル用として販売されていることがわかる形態になっています。
実際に、ご年配のお客様で、「携帯用のビオフェルミンが欲しい」というリクエストもされる方がいます。
実際に使用した感想ですが
これなら130錠の小瓶のほうがよくないかな?という残念な結果になりました。
そもそも、旅行や携帯用として持つ薬というのは、頓服とか緊急時に使用できるもので、同じカテゴリーなら、下痢止めや胃薬なら喜ばれる形態になります。
一方で、新ビオフェルミンSは、速効性というよりは、日常的に服用して、腸を整える薬になるため、携帯性である理由やありがたみが薄いのです。
個包装であるメリットがあまり感じられない
さらにいえば、使用感もよくないです。
個包装の袋が硬めにできていてます。さらに開けると錠剤がびっしりとつまった状態になっていて、指でかきださないと出ません。
短時間で即座に飲みたいという要求にこたえてくれません。できればPTP包装で販売してほしかったです。
もともと新ビオフェルミンSは、水も飲まずそのままかみ砕いて服用できるという素晴らしいメリットがあります。
そのため、カバンの中に瓶をいれて、その場で3錠ぐらい出して、服用するだけで事足ります。
唯一のメリットは、個包装のため、瓶と違って、使用期限が記載の日にちまで使用できるという点です。
ただ、これも胃薬や下痢止めのように、緊急時だけ使用して、普段は使用しない医薬品ならうれしいのですが、新ビオフェルミンSのように日常的に服用する薬となると、瓶でも使いきれますね。
(携帯性も高く、使い道も多い胃薬)
今回は、やや不評が強い感想になりました。ただ、このようなバリエーションがあり、販売され続けているというのは、需要の高さの証明になります。
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