念願のビックリマンホロセレクション2のセット品を購入
ホロセレクション1は30周年を記念して2007年に発売され、その翌年に2が発売されました。
1は知人と協力して、コンプリートしたのですが、2は存在を知らず、知ったころにはもう手にはりいませんでした。
入手難易度でいうと、個人サイトでセット品を販売している人もいます。
2の未開封セットの価格は14000~16000円程度です。1が12000円前後なので、1に比べるとやや高いです。
今回も相当もったいないのですが、未開封のフィルムをはがして、シールフィルムにうつしかえて、ファイリングしました。
ビックリマンホロセレクション2とはどのような商品なのか?
ホロセクション2の目玉はなんといっても、大人気シールのヘラクライストの強化、弱体がそれぞれはいっていて、赤ホロと緑ホロという形で発売されています。
誰もやろうとしないのか、それとも技術がすごいのかわかりませんが、あまり自作シールでも見かけない試みです。
写真じゃ全く伝わらないのですが、ホロセレクションの未開封から取り出したときのホロの光沢や、色合いの鮮やかさは感動であり、これのためにお金を払ったんだなと思えるぐらいの内容。
緑プリズムすら少ない中(赤プリズムは自作シールでもそこそこ見かけますが)、緑ホロまでやってのける。
(シャーマンカーンもみたかった…)
前回のホロセレクション1は、12枚中10枚が復刻ホロだったのですが、今回はヤマト爆神以外は、すべて新規ホロになっており、これがホロセレクション1よりホロセレクション2の方が高い要因になっています。
ホロセレクションの盛況ぶりに、ロッテは手ごたえを感じたのか、背景の大胆なチェンジングなどが実装されています。
例えば、ヘラクライスト赤・緑は傾きによって、イナズマエフェクトと、集中線エフェクトに分かれます。1枚のシールで2度おいしいです。
魔スターPのように、オリジナルがエンボスメタルだったシールが、ホロになることで、鮮やかな彩色、キャラ造形の良さを感じることができます。
でも、オリジナルのエンボスメタルにはエンボスメタルの良さがありますね。
そして、このアンドロココの花吹雪の臨場感。
ホログラフィックセレクション1のノアやネロ、ナディアのようなチェンジング、3Dの驚きホロみたいな仕掛けはないものの逆に、職人の技を感じさせる背景とキャラクターのホロの描きこみ、仕掛けが素晴らしく
ホログラフィックシールが好きな人は唸る一品にどれも仕上がっています。
ネットでは、ヘラクライストなどは単品でも高めです。3000~6000円するかもしれません。逆に16弾以降のシールは、当時公正取引委員会の影響で、ヘッドの増殖や、品質をあえて落とさざるをえなかったため、あまり知名度は高くなく、単品もそこまで高くない傾向です。
ビックリマンホロセレクション1と2どちらを買えばいい?
身もふたもないことを言えば、どっちも買って12枚シールファイルに飾って、1面ホロにするのが、最高の楽しみ方といえます。
(ビックリマンの歴史を感じることができるとともに、圧巻の迫力…)
これからビックリマンを集めるという人にとっては、1のほうが価格も安いですし、もともとホロだったヘッドの復刻でもあり、ビックリマンの歴史を感じることができます。
難しいのは、リセールを考えるなら未開封のままとっておくのがいいのですが、ホログラフィックの輝きは未開封フィルムの先にあるので、あなたがホログラフィックシールに思い入れや、愛情があるなら、はがしてみるのもいいと思います。
しかし、これが3,4と続かんかなかったことが本当にもったいなく感じます。
現代のように自作シール職人が乱立しているわけでもありませんでしたし
ビックリマンのクリエイターの中には、コラボを連発するのではなく、自分たちのシールのクオリティを限られた条件の中で目いっぱい出すという意志を感じます。