連日、ネットをにぎわせ、発売中止の署名まであつまっている。しかも56000人以上も
UBIソフトのAAAタイトル、アサシンクリードシリーズの最新作シャドウズについて、ちょっとまとめていく。
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アサシンクリードシャドウズはフィクションだが、歴史に基づいたという発言が物議を呼ぶ
問題の解決はシンプルで、UBI側が、歴史に基づいた、監修してという、あたかもノンフィクションでつづられる話ではなく、16世紀の時代考証はしたが、弥助の侍や、そのほかもろもろは、大胆にフィクションとして描いている
と声明をあげれば、誰も文句を言わない。
そもそも、歴史考証をものすごくしましたというゲームにしても、本当に史実に忠実で再現されているかどうかというのは、誰も調べようがないし、本当に忠実に再現されたら、つまらないものになる可能性がある。
日本人だけでなく、海外ファンからしても、このUBIの発言や振る舞いに疑問をなげかけるゲームファンが数多くいる。
また、我々はゴーストオブツシマという侍を題材とした、非常にテーマ性に富んだ作品をすでに遊んでいる。
もちろん、ゴーストオブツシマのスタッフは、日本に対して多大なリスペクトと、わびさびや四季の風景などもしっかり表現されているから、全世界に絶賛されたわけだ。
おそらく、ゴーストオブツシマなどの素晴らしい前例がなければ、アサシンクリードシャドウズがここまで大事にならなかった可能性はある。
しかしながら、アサシンクリードというIPは、発売直後のみならず、速いペースでお得な価格で販売され、PSプラスなどのサブスクリプションゲームで遊べるため、オープンワールド作品の中でも注目度が極めて高い。
他のゲームはやらないけど、アサクリの新作が出たら買うというゲーマーも多いぐらいだ。
ゲームというのは3Dになり、HDになり、リアリティや背景に対して、より説得力や内容が求められるようになっている。これがファミコン時代などであれば、「まぁ仕方ないな」と看過されなくなってきている。
アサシンクリード シャドウズ 黒人主人公 弥助
この黒人の弥助という主人公。本当に侍だったのか?というエビデンスがない。信長の首をもって本能寺から出たのか?とかいろいろと考察はされている。
この弥助に関しては、海外で二次創作などが発展しているらしく、仮にスパルタの中に日本人が混ざって活躍していましたなんて話があったら、我々は思いをはせるのだろうかと考えてみた。
ここで問題になるのは、いままでのアサシンクリードシリーズの操作キャラが現地人、同じ国籍のキャラクターだったとされている。当然、ゴーストオブツシマと同じく、日本の侍、史実でもいいし、フィクションでもいいから我々は大いに期待した。
にもかかわらず、この結果は少し残念だった。
UBI作品の主人公は、キャラクリエイトなどはなく、固定されている。
正直、こうなるぐらいなら、名前は弥助で固定されていたとしても、キャラクリエイトでプレイヤーの好きな人種、性別にかえられたほうが、よっぽどポリコレに配慮しているといえるのではないだろうか。
あと、黒人の侍が、日本人にひざまずかれたり、日本人の侍をかなり殺めることについて、正直、アジア人よりも、黒人の方がいい気はしないのではないだろうか。
例えば、GTAの主人公が日本人だったら、設定にもよるが、僕は少し不快感を覚えるかもしれない。それがトレバーみたいな役ならなおさら。(GTAもイギリス人から見たアメリカという世界になっている)
もちろんUBI側も、黒人を主人公にすればいいという短絡的な思考ではなく、海外の弥助人気に乗じて、主人公に抜擢したものだと思いたい。
それでもアサシンクリードシャドウズを遊ぶかどうか?
筆者のアサシンクリード歴は
初代アサシンクリード、アサシンクリード2、アサシンクリードヴァルハラ(途中でやめる)だ。
近年のアサシンクリードはレベリングなどを導入し、単なるアクションだけでなく、キャラクターを育成する楽しさを加えている。
昔は、ステルス色が強かったものの、近年はアクション性もかなり高くなり、かなりボリューミーなアクションアドベンチャーになっている。
今回のシャドウズも正面突破で、敵を豪快に倒していく弥助と、忍者として隠密行動でプレイする奈緒美の2人を選んでプレイする。
局面ごとに2人を選択して、好きな方のプレイスタイルで遊ぶことが可能らしい。
うーん、ただでさえボリュームがすごいアサシンクリードだが、シャドウズは実質2周プレイ推奨なのだろうか…だとすればちょっとプレイが億劫になる。
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