今回は、歯磨き粉だけど「第3類医薬品」、つまり医薬品として販売されている佐藤製薬の「アセス」を紹介します。
160グラムで1000円以上して、「クリーンデンタル」や「アパガード」といった高級歯磨き粉と変わらない価格帯ですが、ドラッグストアに勤めていて、一番よく売れる1000円以上の歯磨き粉です。
口コミが凄まじいのでしょうか・・・
実際に使用してみて、歯肉炎、歯槽膿漏などに効果的なのか?味はまずいのか?どうかも含めて、感想を書きます。
ちなみに、筆者はドラッグストアで勤務しており、かなりユニークな歯磨き粉を使っています。レビュー記事を書いているので、よろしければ参考にしてみてください。
アセスの味はまずい?歯槽膿漏に効果はあるのだろうか?
アセスは、研磨剤が使用されておらず、電動歯ブラシでも使用できるため、電動歯ブラシで使用しました。
このように、ピンク色の歯磨き粉になっています。
あまり泡立つ感じはなく、ちょっと塩気のある味わいが口に広がります。清涼感のあるミント・・・とは程遠い印象です。
ネットで調べると「非常にまずい」という意見を強く持っている人もいました。
個人的には、毎日率先して使用したいというほどの味ではありませんね。
まずいと断言できるほどではないですが、癖がある味であることに間違いないです。
使用後に、すっきりさっぱりすると思いましたが、まだ塩気のある味わいが口に残る印象です。
私は、歯が腫れている方ですが、定期検診で歯石は定期的に除去しているので、歯茎のはれが引いたという体験は、できませんでした。
個人的な意見ですが、歯槽膿漏も歯石を放置していることで、隙間が空くという原因があるので、医薬品だからと言って、アセスだけに頼るのは、危険だと感じます。
例えば、風邪薬も体質を改善するのではなく、出ている症状を抑えることが基本です。アセスだけを使用するということは、風邪の時に薬をのみながら、裸で外にいるのと変わらないことではないか・・・・?と個人的に考えています。
デントヘルスなど、歯茎の腫れを引く医薬品は、いくつか存在しますが、いずれも一時的な腫れだったり、痛みを緩和するという役割が多く、根本治癒は、日ごろの歯磨きや、定期検診が重要なのです。
定期検診については、いくつかブログをあげています。よろしければ参考にしてみてください。
アセスが売れているのは、口コミだけではない?アセスならではの要素がたくさんあるから
アセスは、アセスとアセスLに2種類が販売されており、アセスLは軽いミント味で、女性向けといわれています。
ドラッグストアで販売していますが、男性だから青がよく選ばれるとか、女性だから緑がよく選ばれるというのは、ないですね。
目薬のクールかマイルドかというように、お客様の趣向で選ばれている感じです。
薬用成分は、カミツレ、ミルラ、ラタニアといった、抗炎症や殺菌効果のある天然ハーブが使用されています。
個人的に、味わいに癖がありすぎて、これを2~3本購入したり、リピートしたりする理由はどこにあるのかな・・・と考えています。
購入される世代は、50代以降の高齢層が多いです。男女比は、そこまで偏りはないですね。購入されるときは、まとめて2~3本大きいサイズを購入されています。
また、アマゾンでも歯槽膿漏向けの歯磨き粉として、ベストセラー1位を記録しています。
いきなり、1000円以上の歯磨き粉を購入する理由としては
- CMをきっかけにはじめようとおもった
- 近所や歯医者から勧められた口コミではじめた
- 自分から率先して始めようと思った
あと、医薬品の歯磨き粉だったり、天然ハーブの使用という点に目を引かれた人も多いかもしれませんね。
研磨剤不使用の歯磨き粉で、ジェルタイプではないというのも、貴重です。
このように、アセスはあらゆる歯磨き粉のマイノリティを集約させたことで、オリジナルな歯磨き粉として、愛されているのかなと、感じます。