AGAWAさん トキメキ!妖怪鬼退治ホログラムコレクション「デビルデ陰摩羅鬼」 自作シールレビュー アニメーションのコンセプトの技術の結晶

投資とお金
スポンサーリンク

スポンサーリンク

久しぶりの自作シールレビュー、AGAWAさんの「デビルデ陰摩羅鬼」がようやく到着したので、レビューしていく。

デビルデ陰摩羅鬼はトキメキ!妖怪鬼退治ホログラムコレクションの第4弾にあたる作品。

今回は、AGAWA氏のホログラム作品をいくつも写真にのせているが、結局この手のホログラムシールは、直接手に取って堪能しないと良さが伝わらないのが、心苦しい。

 

 

トキメキ!妖怪鬼退治ホログラムコレクションは、自作シール業界で品質面においてトップレベルを誇るAGAWA氏が、現代の技術を活用して、ホログラムシールを造ったらどのような作品ができるか?という挑戦的なシリーズだと筆者は認識している。

8弾まで発売されているが、どれも基本的に初回限定生産で、再販されることはない。

今回の「デビルデ陰摩羅鬼」はSNSでバズっていたことと、フリマアプリでも2倍ぐらいの1万前後で取引されていたので、再販されて真っ先に注文した。

トラブルが生じ、ホログラムを作り直しということをされて、注文から3か月ほどかかって、購入者の手元に届いた。

 

この「デビルデ陰摩羅鬼」は、リップマンホログラムという技術が使われており

奥行やアニメーションをつけることが可能になっているまさに新時代のホログラム。

後発の作品に比べると「デビルデ陰摩羅鬼」は2色のみで、平面ということもあり、技術的には極まっているわけではないらしいが、自作シールファンからの評価は高い。

傾きによってアニメーションが変わり、キャラクターの見た目も派手にかわるというのは、AGAWA作品でいえばレンチキュラーの「サリエルコ」が新しい。

あれも素晴らしい作品だったが、「デビルデ陰摩羅鬼」は一般人のような女性が、いきなり妖艶な妖怪に切り替わるという点と、緑と赤の2色がその妖艶者に拍車をかけているように見える。

(ぐにょぐにょと変化するアニメーションは何度見ても気持ちいいもので、こだわりを感じられる)

技術のすごさ以上に、絵柄とアニメーションが融合することによって生まれる美しさが素晴らしいのだ。

(フィルムから出さないとフレーバーテキストはみれないが、ここもこだわりを感じる)

絶賛もできるが、あえて問題点を挙げると、逢魔刻(おうがまとき)のように台紙とシールがつながったような、1本の作品になっておらず、ダイナミックさに欠ける。

AGAWA氏のサイトでは、素材上傷がつきやすいという注意書きがあったが、一見して気になる傷はみられなかった。

シールと台紙を収納する封筒にダイナミックな銀と赤箔が使われて、その箔が微妙にこぼれているというのはあったが、自作シールあるあるだ。

(封筒から作品は始まっている)

傷は見られなかったが、指紋はかなりつきやすいので、購入された方はなるべくフィルム越しで楽しむことに限定したほうがよさそう。しかしフィルムを外したほうが、光を受けやすく絵柄も見やすくなるので葛藤する(笑)

今回の受注生産を逃して、中古を購入される場合は、傷よりも指紋を気にされて写真などをみることをお勧めする。

同じ太陽光などで浮かび上がるフルパララックスの最新作と比べうと、最近は緑単色でなく、フルカラーのフルパララックスが実現されており、フィギュアのように左右に角度を傾けて堪能することが可能になっている。

技術革新なのか、部屋の中の少量の光りであっても絵柄がくっきりと映りやすくなっている。チェンジング技術も備わっている。

しかし、2Dのアニメーションを徹底的に細かくかつ滑らかに描写されている「デビルデ陰摩羅鬼」は他のシール作家はもちろん、AGAWA氏ですら同類の作品が見当たらず、現在制作中のシールは、クオリティは高いものの、オール国内企業と品質では作れないらしい(コスト面の問題で)

AGAWA氏ほどの知名度と技術力への信頼があれば、1枚2万ぐらいの自作シールであっても、私も含めて買い手はつくと思うが、

投資とお金
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ツカサ マコトをフォローする
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました