AGAWAのランダムシールシリーズの走りで、5弾まで発売され、AGAWAさんの様々なシール加工とバリエーションのみせつけた
トキメキ!妖怪鬼退治
私も何枚かのシールが欲しいのですが、すでに絶版になっており、たまにヤフオクでコンプリート販売されているのですが、結構な金額するのですね。
というわけで2024年7月時点でも購入できるホログラムコレクションの
逢魔刻(おうまがとき)を手に入れたので、レビューしていきます。
私が触れてきたホログラフィックシールの中でも、おそらくトップクラスにデザイン性にすぐれ、絵画的な感動を与えるシールです。なぜいまだに発売中になっているのかが不思議なぐらいすごいシールですが、定価で買える間に買いたい人は買いましょう。
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逢魔刻(おうまがとき)とはなに?
おうまがときとは、18時以降、夕方から夜になって、なにやら魔物や妖怪に出会いそうな時間をさす。
そのいわゆる概念のようなものを、実際に真ん中に時計、スロットのようなモニュメントと、周囲に妖怪をちりばめて表現されている。
元となっているシールも2種類の箔押しのような色合いとなっており、明確に「この色合いでデザインされているキャラクター」と決まっているわけではなく、見た人の想像力をかきたてるような造形になっている。
逢魔刻のレビュー 封筒、台紙、シールすべてにつぎ込まれた絵画的な技術の数々
AGAWA氏の作品といえば、シールだけでなく台紙と封筒も作品の一部になっている。
封筒は赤封筒になっており、どこか血の気を感じさせる恐ろしさも抱かせる。
金と銀で刻印された下部分が非常に幻想的で恐ろしくも見える。
台紙そのものも、ホログラム加工されており、七色に発色して、シールから放たれる発色がそのまま台紙にも反映されているように見える。シールとのつながりを考えたデザインになっている。
私はシールはファイリングして壮観したいという性格なのだが、この逢魔刻だけは、封筒に入れてそこから台紙ごしにホログラムを堪能することを楽しみにしている。
立体加工に関しては、これはもう現物をみないと感動は味わえないのだが
各妖怪それぞれに立体にすべきポイントが明確になっており、メリハリのついた立体を堪能することができる。
チェンジングも多彩で、中央は天女とどくろマークが浮き出たりするし、周囲もキャラクターが見え隠れする。
文字の立体視もこっており、48ミリにこれだけの世界を詰め込んでいるのは脱帽としか言いようがない。
フィルムを装着しているときの立体感もすごいが、生身で見たときの立体はまさに女妖怪の肌が手で触れられそうなぐらいの立体効果が出ている。
(写真でぼやけている箇所はほぼ立体になっていると思っていただいて間違いないです)
1枚、送料などいろいろこみこみで4500円ぐらいという、自作シールのなかではトップクラスの価格になっているが、それだけの作品的な価値のある1枚だといえる。
私はビックリマンや自作シールをあわせても30枚以上のホログラム作品を見てきているわけだが、その中でもトップクラスに素晴らしい作品だと思う。
究極のホログラムの1枚だと思うし、自作シールが、ビックリマンのホログラムの技術を超えようとしている瞬間がここに濃縮されている。
できれば現実を見てほしい…
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