2021年プロ野球ペナントレースを振り返る オリックスとヤクルトはなぜ優勝できたのか? セリーグの復讐 日本シリーズでのヤクルトとオリックスの差

ゲーム温故知新(ゲームレビュー+考察)
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野球ファンにとっては、つらいオフシーズンがやってきました。しかしながら、東京オリンピックの金メダルと、毎試合激戦だったここ数年で最も白熱した日本シリーズと、野球ファンにとっては、間違いなく幸運な1年だった2021年プロ野球ペナントレース
今回は、野球ゲームファン、野球ファンの筆者が、2021年のプロ野球を最速で、勝手に総括するという内容です。

 

 

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巨人8連敗後のパリーグ・セリーグ徹底比較によるセリーグ各球団のリベンジ精神

2020年のペナントはコロナの影響を受け、無観客試合と試合数が減らされたという異例のシーズンでした。

そのシーズンの終幕は、ソフトバンクが巨人に対して2019年とあわせて8連勝という誰もが予想できない結果で幕を閉じました。

また、同時期に野球解説者や元プロ野球選手が相次いで、youtuberとして参戦して、パリーグとセリーグの違い、選手の質について議論が交わされることになりました。

私は幼少期から父の影響で、近鉄ファンでパリーグが好きだったので、パリーグが脚光を浴びるのは歓迎でしたが、一方で、ここ近年強いのは、パリーグではなく「ソフトバンク」なのです。

ここ10年で日本一になったのは、ほぼ「ソフトバンクホークス」なのです。

巨人がソフトバンクに手も足も出なかったように、2018年、2019年と連覇した西武はクライマックスで、ソフトバンクに全く歯が立ちませんでした。

もちろん、ソフトバンクの育成システム、選手層について語る解説者も多く見られましたが、NHKの調査により、投手の平均球速はパリーグより、セリーグの方が上回っていたという結果が出ました。

この謎のパリーグ上げ、セリーグ下げを受け、闘志を燃やしたセリーグが、勝利数でパリーグを上回りました。

 

 

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なぜ2020年最下位のオリックスとヤクルトが優勝できたのか? イレギュラーな結果はイレギュラーな事態によって招かれる

2021年のペナントといえば、昨年最下位だったオリックスとヤクルトがリーグ優勝、そしてその勢いのままにクライマックスも優勝しました。

おそらく、オリックスとヤクルトを首位予想した解説者は誰一人としておらず、依然として最下位の判定を下していました。

なぜ最下位だったチームが優勝できたか?それは中島監督、高津監督の両監督の采配や人望、さらにオリックスは杉本、ヤクルトは奥川、高橋といった新しい戦力、上積みがあったというポジティブな理由もあります。

一方で、コロナの影響で9回打ち切りがワンシーズン続いたということ。オリンピックによりソフトバンクなどは、キューバ人選手が長期間抜けるという不測の事態だったということ。

特にオリンピックの影響は大きく、オリンピックがあることによって、ペナントを1年戦い抜いていない若手にとっては、絶好の休養期間になりました。

ヤクルトは優勝から6年、オリックスは20年以上遠ざかっていますが、仮にオリンピックがなくて、1年通してペナントを戦っていた場合、阪神、巨人、楽天といった戦力が豊富にあるチームに分があったかもしれません。

日本シリーズを見れば、両チームがペナント覇者にふさわしい結果でしたが、昨年最下位だったチームが、両リーグとも首位というあまりにもイレギュラーな事態は、イレギュラーな要素が複数絡んだからこそといえるでしょう。

 

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日本の野球ファン全員が知ることになった山本由伸

(フリマサイトで2万円ほどで購入したサインカード。購入した当時は、父からやや嘲笑されましたが、間違いなく買ってよかったと思っています)

今年は、満場一致で沢村賞に輝き、投手4冠を手にし、まさに圧巻のピッチングを見せた山本由伸。

デビュー当時は、高速のカットボール、先発転向時は、150キロにせまるフォーク(SFFではなく落差を伴いながらも150キロという化け物ぶり)、そして今年はカウントも空振りもとれるカーブ。

年々、新しい決め球を覚え、どれもが実践級という恐ろしい選手です。

2021年までは、二けた勝利を経験したことのない山本投手。ネットではオリックス打線の無援護ぶりが、ネタにされていましたが、今年はしっかりと援護を受けることで、勝利数が伴いました。

投手としての圧倒ぶりばかりが目立つ山本由伸ですが、今年は降板以降も、手をたたき、声を出してベンチを鼓舞する姿がよく見られました。東京五輪後は、チームを引っ張るリーダーとして率先して、声出しを行っていました。

日本シリーズ最終戦も、9回1失点、141球という文句のつけようのない内容です。味方のエラーに対しても、励まし、声掛けを忘れていませんでした。

まさしく、球界を代表するエースであり、メジャーで活躍する姿が見たい一方で、オリックスに残って200勝を目指してほしいというジレンマを感じています。

 

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ヤクルトがオリックスに勝利した要因 先制点を着実にあげたこと パワーピッチャーの台頭

日本シリーズは、結果的にロースコアが続きましたが、6戦中5戦がヤクルトが先制点をあげており、投手戦だからこそ先制点をあげたチームの方が、プレッシャーをかけることができたといえます。

投手陣はどちらも若手の活躍が目立っていましたが、オリックスは山崎福、富山、吉田、比嘉といった球速140キロ台や変化球主体のピッチャーがいる一方、ヤクルトは奥川、高橋、清水を筆頭にパワーピッチャーが多くいる印象でした。

 

これは、あくまで傾向であり、どちらのチームのピッチャーが優れているという話ではありません。皆さん、ご存じのとおり、近年屈指の投手戦が展開されました。

私はオリックスファンの立場で見てましたが、衝撃的だったのは、ヤクルトのどの投手に対しても、オリックスはストレートを狙ってうちにいったにもかかわらず、ど真ん中を空振りしたり、ファールにしかできない場面が多く見られました。

 

冒頭で記載した、「パリーグはパワーピッチャーが多い」というのは、完全な誤りで、日本シリーズだけ見ると、ヤクルトは将来有望なストレートで勝負できるピッチャーが複数いました。

特に2戦目の高橋選手の133球の完封勝利は圧巻でした。

私がテレビ観戦したときは、阪神戦で、ストレートと落差の激しいカーブを使い分け、球速差も大きく素晴らしいピッチャーでした。

カーブピッチャーというイメージが強かったのですが、日本シリーズの高橋は、カーブの落ちが弱く、ボールからボールと制球も欠いていました。先んじて、MVPの中村捕手が、チェンジアップとストレートの緩急主体で組み立てることで、オリックス打線を翻弄。

 

カーブとストレートよりも、ストレートとチェンジアップの方が途中までの軌道が似通っている分、余計にとらえづらかったでしょう。

 

以上が、浅いながらも激動の2021年ペナントレースの感想でした。

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