爪が皮膚に喰いこんでしまう陥入爪の痛みにお悩みの方へ 個人的な対策 テーピング治療

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

スポンサーリンク

つい最近、足指の爪の皮膚の間が化膿したことで、6~7年前の悪夢である陥入爪を思い出しました。

陥入爪(かんにゅうそう)という言葉は症状に陥った人しか耳に残らないでしょう。一般には巻き爪と混同されますが、巻き爪は痛みを伴わないケースがあり、矯正などの特別な処置もありますが、陥入爪は爪がトゲとなって、肌を傷つけ傷口が化膿することで爪を覆うような肉芽種があらわれ、角にぶつかるたびに言いようのない痛みがあらわれます。

「陥入爪」で検索してみるとウィキペディアをはじめ画像で症例が覗けるが、ご飯中に見られるものではないので検索する際はご注意いただきたい

個人的体験から導いた陥入爪の対策は主に三つあります。

①深爪をしない
ネットで調べれば一番に検索される有効的な対策。では逆になぜ深爪をしてはならないのか?

私は肉芽種があらわれてから事の深刻さにおびえ、皮膚科に通いレーザーで焼き切るような強引な治療もされたが症状は改善されずその皮膚科の紹介によって駅前の形成外科(整形外科ではないのでご注意を)で治療していただきました。

治療は至ってシンプルで症状が出ている足の指先を麻酔し、皮膚を傷つけている爪を根本からざっくりと縦に切る。
ものすごいシンプルな考えです。皮膚を内部から傷つける爪を切る。ただそのためには指先に麻酔を注射してもらう必要があり、当時は2~3本陥入爪に陥っていたので立て続けの麻酔は精神を多大に消耗させました。

その治療を担当していただいた医者からなぜ深爪してはならないかを懇切丁寧に説明されました。

これが正常な爪と仮定しましょう。

皮膚が化膿すれば当然患部には痛みが走ります。これが一時期なら無視できるが、繰り返し起こると素人はこう思う「もしかして爪が皮膚を傷つけているのではないか?」と

その原因をばっさりと切る。切った瞬間はかゆみをおさえるために掻くのと同様に楽になる。しかし、この時点で切られた部分がそのまま新しい爪として生える保証はなく、縦にではなく横に成長して生えなかったところは肉芽種でガードされて皮膚を痛めつけるようにしか爪が生えなくなるリスクがあります

爪は見えている場所のみならず、こうして皮膚に根付くように生えているため、無理やり小さな鋏などで切ってしまうと鋭い角ができてしまい、余計に皮膚を傷つける。

きっかけは爪を切り落としてなんてことない深爪から始まるものです。逆に爪を切らな過ぎてもいびつな形になって皮膚を傷つける場合もあります。こればかりは体質としかいいようがありませんが、自分で爪を切りすぎると余計に悪化してしまうのです。

②初期段階はガーゼやコットンよりテーピングが有効

陥入爪の初期段階(肉芽種があまり見られず自分から爪を皮膚にあてないと痛みが発生しない場合)では主に爪と皮膚の間に細かく切ったコットンやガーゼを詰め込み接触させない方法と逆にテープをらせん状にまいて皮膚を引っ張って爪と接触させない全く逆の二つの対策法があります。

私個人の経験ですが、コットンやガーゼを詰め込む方法は素人がやると失敗してより症状が悪化する可能性があります。

一言でいえば爪はとても硬く、鋭いからです。

綿の詰め込みが甘過ぎると爪は皮膚に喰い込んだまま(激しい運動をともなえばすぐに綿やガーゼはとれてしまう)、逆に多めに詰め込みすぎると楕円の爪が平行になって逆に皮膚に接触しやすくなるという可能性があります。この方法によって逆に化膿範囲が増えたりしたという経験があるため、コットンガードはお勧めできません。初期症状なら効果があるかもしれませんが、症状が悪化しきってしまうと傷口を広げかねません。

逆にテーピングはコットンやガーゼのように詰め込む量を都度考える必要はなくただ皮膚を爪から離すようにテープで強く引っ張るだけ。爪に負荷を加えるわけではないので、もともと正常に爪が伸びる人ならばすくすくと元の形に爪が伸びてくれます。

よってテーピングのほうが優れた初期段階の対策になります。(ちなみにこれも形成外科の先生から強く勧められた方法)

③痩せる

これは陥入爪を受けて、個人的に心がけたこと。ようは爪が皮膚に簡単に尖った部分が喰いこむような状況を作らなければいいということ

事実、体重をピークから10キロ程度落としたことで(もとがかなり太っていたもので…)ここ数年は不衛生さによって化膿することはあっても、陥入爪によって化膿がひどくなって肉芽種が登場する機会には遭遇していません。

これもまぁ個人差があるとしかいいようがないのですが、もともと爪が過度に変形しているわけではなく、相次ぐ深爪によって陥入爪になる人には有効な対策だと思います。それに一度肉芽種を目の当たりにしたり、注射を足の指に刺す事態に遭遇した人なら痩せる努力も少しは身が入りますよ。

現在ではありがたいことに再発していないが、いつまた遭遇するかは分かりません。いきなり爪が欠けてそれが急激に喰いこんで化膿して肉芽種が出てくるなんて可能性は十分にある。ちなみに肉芽種が出たら迷わずに近所の皮膚科か形成外科に行くべきだ。その時点で爪は深く皮膚に傷を与えている

しかし、何本も併発するリスクや頻度をおさえる方法ならいくつか存在する。このブログを通して陥入爪への不安が少しでも払拭されたら幸いです。


追記

この記事から2カ月余りたって、7~8年ぶりに親指の爪が皮膚にささり、ひどく膿むことになった。

仕事の休憩時間に膿んだことを確認して、帰ったらテーピングしようと甘く見た結果、皮膚の神経をナイフでえぐられるような痛みが幾度も訪れた。歩くたびにその衝撃で爪が皮膚に喰いこんで激痛が発生する。

家について靴下を脱ぐころには皮膚の表面がめくれて、ささくれだっていた。神経がむき出しになったような形でそこがこすれるだけでも痛みが走る。とりあえずテーピングを信じてやってみよう。

バトルウィン 手で切れるセラポアテープ 25mmX5.5m SEFX25Fバトルウィン 手で切れるセラポアテープ 25mmX5.5m SEFX25F
()
ニチバン

商品詳細を見る

色々と浮気を繰り返し、たどりついたのがニチバンから出ている「手で切れるセラポアテープ」だ。この商品の魅力は場所を選ばないこと。爪をたてて縦にひけば綺麗にテープがきれて、はくり紙がないためゴミも出ない。テープの中にはしっかりとしたはさみを使わなければ切れないものも多くこれはとてもありがたい。

またテープそのものに伸縮性があって、らせん状に貼る時も重宝する。気持ち短めにきりとってテープの伸縮作用を利用して皮膚をひっぱると長時間皮膚を爪にふれないようにできる。

テーピング療法はやや辛抱が必要。一日中テープをはれば皮膚が弱いとポロポロと皮膚はめくれる。痛みも爪に傷つけられた部分が靴下に触れるだけで激痛をともなう。だが、はりつづけることで一週間ないし5日ほどで確実に効果が実感できる。爪というのははえたり形が硬化する過程が異様にはやいようだ。

やはり現状では、初期段階がどのような痛みをともない症状が起こるかを理解し、即座にテーピングできるように職場用の救急箱に常備したり、身近な薬局屋を把握することが医者にやっかいにならないための防衛手段であることに変わりない。