登録販売者試験 合格のためのピンポイント対策講座 第3章 主な医薬品とその作用 part4

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貧血、婦人役、目薬関連を取り上げます。

どちらもピンポイントで出題されるので、7割以上を目指すならしっかりカバーしたいところです。

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貧血用薬(鉄製剤)

鉄欠乏症貧血に対して、不足している鉄分を補充し、造血機能の回復を図る医薬品

ただちに貧血の症状は現れない

体の成長が著しい年長乳児や幼児、月経血損失のある女性、鉄要求量の増加する妊婦・母乳を与える女性では、鉄欠乏状態を生じやすい。

代表的な配合成分、主な副作用

鉄分

鉄分は、赤血球が酸素を運搬するうえで重要なヘモグロビンの産生に不可欠なミネラル。

フマル酸第一鉄、溶性ピロリン酸第二鉄、可溶性含糖酸化鉄、クエン酸鉄

鉄製剤は使用すると便が黒くなることがある。

(エミネトンはフマル酸第一鉄、マスチゲンは溶性ピロリン酸第二鉄。鉄としての容量はエミネトンの方が多く、ともにビタミンCにより鉄の吸収が早い。フマル酸の方が、胃から腸にかけて徐々に溶けていくので、胃への負担が軽いといわれています)

(マスチゲン同様に溶性ピロリン酸第二鉄ですが、腸でとけるようにフィルムコーティングされている特徴があります)

鉄以外の金属成分

ヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ。硫酸銅が配合されている場合がある

コバルト

赤血球ができる過程で必要なビタミンB12の構成成分。骨髄での造血機能を高める目的で硫酸コバルトが配合されている場合がある

マンガン

糖質・資質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の抗生物質。

※これらの正誤がよく出題されます。それぞれの役割を把握しましょう。

ビタミンB6

ヘモグロビン産生に必要

ビタミンB12

赤血球の形成に働き、葉酸が配合

ビタミンC

鉄が吸収されやすい状態に保つ

循環器用薬

コウカ

末梢の血行を促して鬱血を除く

ユビデカレノン(コエンザイムQ10)

肝臓や心臓などの臓器に多く存在し、エネルギー代謝に関与する酵素の働きを助ける成分。ビタミンB群とともに働く。

心筋の酸素利用効率を高めて収縮力を高めることによって血液循環の改善効果を示す

15歳未満の小児向け製品はない

ヘプロニカート、イノシトールヘキサニコチネート

ニコチン酸の働きによって末梢の血液循環を改善する

ルチン

ビタミン用物質の一種で、高血圧等における毛細血管の補強、強化の効果を期待

※コウカとルチンが同じ3文字か逆になって出題されることがあります

婦人薬

更年期において、月経周期が不規則になるほか、不定愁訴として、血の道症の症状などが起こる。こうした症候群を更年期障害という。

血の道症

月経、妊娠、分娩、更年期などの生理現象や、流産、人工妊娠中絶、避妊手術などを原因とする異常生理によって起こるとされ、範囲が更年期障害よりも広く、更年期障害に限らない

月経前症候群

月経の約10~3日前にあらわれ、月経開始とともに消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、興奮、抑うつなどの精神症状を主体とする

婦人薬

月経及び月経周期に伴って起こる症状を中心として、女性に現れる特有な諸症状の緩和と保険を主たる目的とする。

女性ホルモン成分

人工的に合成された女性ホルモンの一種である

エチニルエストラジオールを補充するもので、膣粘膜または、外陰部に適用

妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって胎児の先天性異常の発生が報告されており、妊婦、または妊娠していると思われる女性では使用を避ける必要がある。

生薬成分

鎮静、鎮痛のほか、サフラン、コウブシが配合されている場合がある

眼科用薬 重要

目の疲れやかすみ、かゆみなどの症状を目的

人口涙液

涙液成分を補うことを目的とするもので、目の疲れや渇き、コンタクトレンズ装着時の不快感

一般点眼薬

目の疲れ、かゆみ、結膜充血などの症状を抑える成分が配合されているものである

アレルギー用点眼薬

花粉、ハウスダスト等のアレルゲンによる目のアレルギー症状の緩和を目的とし、抗ヒスタミン成分や抗アレルギー成分が配合されているものがある

抗菌性点眼薬

結膜炎やものもらい、眼瞼炎(まぶたのただれ)などに用いられるものである。

洗眼薬

目の洗浄、がん病予防に用いられるもの

コンタクトレンズ装着液

配合成分としてあらかじめ定められた範囲内の成分のみを含む等の基準にあてはまる製品については、医薬部外品として認められている。

点眼方法

まぶたやまつげに触れると、雑菌が薬液に混入して汚染を生じる原因になるため、触れないように注意しながら一滴ずつ正確に点眼する。

何滴点眼しても効果が増すわけではなく、むしろ薬液が鼻腔内へ流れ込み、副作用が起こしやすくなる。

点眼後は、目頭をおさえると、薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぎ、効果的。

共用は避ける

ソフトコンタクトレンズは水分を含みやすく、防腐剤などの配合成分がレンズに吸着されて、角膜に障害を引き起こす原因となる恐れがあるため、装着したままの点眼は避ける。

※ほかの薬と違い、使い方がことなる目薬なので、点眼方法は意外に出題されます。

ネオスチグミンメチル硫酸塩

コリンエステラーゼの働きを抑える作用を示し、毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、眼の調節機能を改善する。

(目の疲れや、PCに向いた目薬の主成分として配合されていることが多いです)

目の充血、炎症を抑える

アドレナリン作動成分

結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を除去する

ナファゾリン、エフェドリン、テトラヒドロゾリン

抗炎症成分

リゾチーム、グリチルリチン、ベルベリン

リゾチームは、鶏卵アレルギーは使用を避ける

イプシロンーアミノカプロン酸

炎症の原因となる物質の生成を抑える

プラノプロフェン

非ステロイド性抗炎症性成分。炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示す。

組織修復成分

アズレンスルホン酸ナトリウム、アラントイン

収斂成分

硫化亜鉛水和物

目のかゆみ抑える配合

抗ヒスタミン

ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミンマレイン、ケトチフェン

鼻炎用点鼻薬と併用した場合は、眠気があらわれることがある。

抗アレルギー成分

クロモグリク酸ナトリウム

肥満細胞からヒスタミンの有利を抑える作用

抗ヒスタミン成分と組み合わせて配合される

アレルギー性でない結膜炎などに対して無効。

抗菌作用を有する配合成分

サルファ剤

細菌感染による結膜炎やものもらいなどの可能性の症状の改善を目的

スルファメトキサゾールなど

ウイルスや真菌の感染に対する効果はないので、3~4日使用しても症状の改善が見られない場合には、診察勧奨。

ビタミン成分

ビタミンA

視力調節などの反応を改善

ビタミンB2

角膜の酸素消費脳を増加させ組織呼吸を亢進

パンテノール

目の調節機能の回復

ビタミンB6

アミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成。目の疲れなどの症状を改善

ビタミンB12

目の調節機能を助ける

ビタミンE

結膜充血、疲れ目などの症状を改善

アミノ酸成分

新陳代謝を促し、眼の疲れを改善する効果を期待して、アスパラギン酸カリウム、アスパラギン酸マグネシウム。

※目薬の成分は、これまでの成分がオールスターで出場するように盛りだくさんなので、問題も作りやすく、出題されやすいです。

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