転職エージェントを活用した20代終盤の就職日誌 part5 そして退職 今働いている会社を辞めるということ

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今まで、綴ってきたことは「自分は20代後半だけど、転職エージェントを活用して正社員になれたぜ!!」という自慢話に聞こえるかもしれませんが、淡々と自分の落ち度、やってよかったことを日記として残して、同世代のフリーター、就職を考える人へのエールの一つになればという気持ちで書いています。

今回は、内定をいただいてから、働いていた会社に退職願を提出して、退職するまでの流れです。

内定が告げられたのは、夕方の休憩時でした。僕は周りをそわそわして、明らかに挙動不審な面持ちで外へ出ました。

そして、面接を受けているときは、気持ちに攻めの姿勢が色濃く出ていましたが、内定を告げられると、「本当に全く違う環境で続けられるのかな」「期待を裏切らないのかな」という不安と使命感が重くのしかかりました。

最初は、勤務地が京都ではなかったのですが、転職エージェントの方を通して、なんとか京都で働けるように交渉していただきました。これは、非常にありがたいことです。本来は、そうした交渉事も一人で、採用してくださった企業と行うことが労働者として、社会人としてのマナーであり、義務であると思います。

ネットでは、就職までのマッチアップを強調されていますが、勤務地や条件への交渉後や就職後の相談にも乗っていただけるようです。

もちろん、企業とつながりのあるエージェントだからこそ、労働条件で、交渉ができるという側面もあるでしょう。しかし、この交渉をエージェントにまかせっきりだった体質により、結果的にしっぺ返しを食らうことになります。

採用が決まって、いの一番に部内でナンバー2の4年ほどの付き合いの上司に告げました。

(段取りや過程にこだわる日本なので、このような本が存在しているのでしょう)

上司は、重く受け止めるというより軽く相手の言葉を受け流しているようで、守秘義務は必ず守る方でした。

「そう、本当に辞めるの?」

軽い笑顔を作りながら、その言葉はどこか重く感じられました。

「もうここで社員になるって選択肢も・・・」

「はい、新しい環境に挑戦します」

本心から出た言葉なのか、すがすがしい気分で吐き出した言葉か、わかりませんでした。

勤務地のすり合わせで内定通知が遅れたため(僕の責任です)、退職日は、7月の繁忙期の下旬までになりました。スピーディーに決まっていれば6月までに終わっていたでしょうが、僕の中では繁忙期まで勤め上げることが、せめてもの恩返しという風に感じていました。

転職願いについて

転職願の一般的な様式は、少しネットサーフィンすれば見つけられます。

しかしながら、年休消化や縦書き、横書きの書式、誰にあてるかという点については、会社の指示通りに書くことが前提であり、マナーです。

ちなみに私の会社は、「一身上の都合により」は通用せず、具体的な理由(どこをもって具体的な理由とするか・・・)を記載しなければなりませんでした。

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会社と感謝

同じ担務につくことが多い、同僚、上司に喫煙室の中で、重苦しい雰囲気を作りながら話しました。

「俺も20代後半だから、そういう気持ちはわかるよ」

「後の始末は、社員が考えることだからそう重く考えるな。でも、ケツを拭く人間はいないぞ」

「そんな話、今聞きたくなかった」

どの言葉も彼らの混じりけのない本心でした。たとえ辞める1か月前に告げたとしても、8時間の人間が職場から消えるわけです。

社員の異動以外は、補充が効かないのが当たり前です。非正規が退職する場合は、完全に自己理由によってのみの退職で、職場はその「マイナス1」を受け止めます。

さらに、その直前に同様の理由で、社員となって職場を抜けた非正規がいました。その喪失感の中、辞めたということです。

「これは、人から見たらひどい裏切りだよな・・・でも自分は、ここに居続けることができない」

自己都合で抜けるので、2週間~1か月前に告げて、働ききるのは、社会人として責務です。

しかし、その期間、自分は去り行くものであることを意識しながら職場に居続けるということは、想像以上に神経をすり減らします。

その場合、他部署の少し仲の良い方に「こういう理由で辞めます」と告げるだけで少し気分は楽になります。

また「自分はなぜ就職したいと思ったか」「今の仕事を辞めたいと思ったか」その理由の骨子をしっかり固めることで、不安になった時の気持ちを抑えることもできます。

自分の将来のためといえ、自己都合で辞めてしまい、さらに一部の方に辞意を表明することができないまま、勤め上げてしまいました。これは交渉事をエージェントに放り投げたことと変わらず、社会人としてどうなの?という対応です。(のちに年齢の近い上司にこっぴどく叱られましたが)

「いろいろお世話になったのに、いなくなって寂しくなる」

「字が汚いから気をつけろよ」

「自分は思い悩みすぎるから、もう少し楽に考えた方がいいよ」

「石の上にも三年って言葉があるから、精進してください」

温かいエール、そして働いているときには、かけていただけなかった自分の弱み、強み。いざこうなると、自分は周りからいろいろ見られていたり、評価されていたんだなと・・・今この文章を書いて、目頭が熱くなるところです。

それに引き換え僕は、「ブログでアクセスをいただいて、ツイッターでいいねされたり、アマゾンで買ってもらえることに喜びを感じる」ってすげぇ自分勝手ですね・・・・・

僕はブログでもそうですが、どうにもネガティブに物事を捉えすぎです・・・・

本当は、「新しい就職先が決まりました!!ようやく社員になれます。これもここで社会人としてのマナー、仕事への態度を皆様に教えていただいたからです。この恩に報いるためにも、次の職場も頑張りたいとおもいます」(なんか堅いな・・・・)ぐらい言えたらよかったのですが、辞める、新しい職場を探すということは、ここへ不満や、文句があったからという後ろめたさを拭うことができませんでした。

後に同僚の計らいで、送迎会を行っていただきました。本当に感謝しきれないほど、感謝しています。

就職・転職活動が成功する最大の要因は、今働いている会社で社会人としてのマナー、スキル、心構えを磨いたからにほかなりません。

転職とは、今いる職場から離れることと連結して取られる行為です。新しい職場が決まった場合、その就職先の人間関係、お客様、取引相手の方に期待を裏切らないよう、友好な関係を築けるように善処したいところですが、過去の職場でお世話になった方の想いや、乱れた仕事をしてしまうことは、過去の職場への最大の侮辱であると心に留めて、新天地に臨みたいと思います。

ただ、いろいろ後悔は残りますが、今まで話せなかった同僚の方と1対1でお会いして会食したり、いろいろ話込めたりしたことは財産になっています。それを次の職場で思う存分いかしたいところです。

転職エージェントを活用した20代終盤の就職日誌アーカイブス

part1 導入編

part2 準備編

part3 既卒面接前半

part4 既卒面接後半

part5 退職

last 総括

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