しょぼい起業で生きていく 感想・書評 人とつながるという最高の資産を活かして生きていく

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YOUTUBEで宗教動画投稿家?として有名の「えらいてんちょう」さんの著書

しょぼい企業で生きていく

の書評を書きま~~~~す

しょぼいブログを運営している司真と申します。

(えらてんさんの代表作)

現在は、商売繁盛で手が回らなくなり、リサイクルショップや学習塾は事業譲渡し、私はアドバイザーという位置におります。現在は、私が立ち上げたバーのフランチャイザー兼会長としての活動に加え、「しょぼい起業」という概念を提唱し、事業のプロデュースやコンサルタント、その他あいまいに儲かるもの、儲からないもの、などを手広くやっています(p18)

しょぼい起業というタイトルの通り、最低限、自分と家族の食べられる成功や、人を雇用するわけではなく、協力できる仲間を作ったり、商売と生活をリンクさせるなどの処世術が詰め込まれた一冊になっています。

よく言われる、壮大な事業計画を練るとか、銀行で資金調達をするといった準備をするのではなく、とりあえず身の回りのできることから行動して、そこで得たノウハウや利益から次の一歩を進むという考え方です。

事業は、アイデアから入るというより、人とのつながりや置かれている環境などの条件から、自分ができそうなことを発券して事業化していくものだと思います。(p61)

自分のやりたいことを計画したり、現在の生活と結び付けて考えている人は実は少ないのではないでしょうか?

しょぼい起業は、言い換えると「地に足の着いた起業」といえるでしょう。

このしょぼい企業が広がると、現在多くの、「自分の才能や得意分野を社会にいかせていない層」がそれぞれの強みを披露できる社会になって、効率がよくなるのでは?と思います。

僕も、時給や月給ではたらいている経験がありますが、究極「そこに立っていて給料が発生する」というもので、自分の力で金銭を勝ち取ったっていう快感が少ないです。

ブログの収益の方が、「なんか手に入れたな~」って達成感が強いです。

生活の資本化

「しょぼい起業」の骨格の一つ。「いつもやっている行為をお金に変える」。

現物商売をしていく考え方

田舎の農家の考えに近く、自分の畑で獲れた野菜をまず自分で食べることで、食費などの支出がそこに当たる。そして、余った分を販売したり、近所におすそ分けするコネクションにより、金銭や人間関係のつながりができる。

えらてん氏は、リサイクルショップと飲食店を同時に経営していた時期に、飲食店で使う家電などをリサイクルショップで仕入れた商品から賄う。

飲食店で多めに作ったものの一部を自分の食事にあてて、残りは振る舞う。たくさん作ったほうが材料費は抑えられる。

正しいやりがい搾取

えらてん氏にとってバーは、空間であり、人が出入りする場所で会いたい人に会う。

店が開いていれば、商品が回転するという、すべての資本を動かして、眠らせないことの方が、「○○を何本うって利益を得る」という儲け優先の考えより大切。

店を開け、しゃべり場として提供したり、無料で「使用済みボールペン」「コピー用紙」を提供することで、居心地の良い居場所として認識、さらには口コミをしてもらう。

店の居心地が良ければ、滞在している人も増える。それは外部から見ると

「なんか繁盛しているよね?」っていうように見える。

いわゆるサラリーマンやアルバイトの人たちが「自分の時間を直接資本化(金銭化)しているのに対して、「しょぼい企業」においては「生活や資本を提供する→提供した以上の技術や労働力が返ってくる→結果として資本化

p84

これを「正しいやりがい搾取」とえらてん氏は命名しています。

提供側は、周りから見て、低賃金だろうが、利益が少なかろうが、自分がやりたいと思っていることを、提供しています。

実は、僕も間接的に?えらてん氏に正しいやりがい搾取をさせられています。その理由は、また別の記事にて・・・(意味深)

(えらてんさんは、金銭を集める以上に「信頼」を集めることに長けた人で、それをいかに集めていくかを突き詰めて考えることができる人みたいですね)

SNSを店舗にする

店の情報をSNSに投稿していくと、その店の特徴や、界隈の人間しか関心を持ちません。

逆に順番が逆で、SNSでバズった人やSNSでの活動が契機で店を持った人は、それが一つのストーリーとなって、開店から特定のファンがついたりします。

本書で紹介されている「えもいてんちょう」さんのブログ

えらてんさんも、ツイッター、ブログ、YOUTUBE経由で、バーを訪れるお客さんが増えたみたいです。

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3分の1ほど使用された対談コーナー

残り3分の1を使って、シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」のphaさんと、起業されている借金玉さんとの対談記事ががっつりのせられています。

phaさんとは、シェアハウス、バーという同じコミュニティを作っていく企画に対して、両者の考え方がのせられています。

借金玉さんとは、日本の労働システムに関する考えがのせられています。

店の形態が広がれば広がるほど、その人のできることや、苦でないことで、価値になるところが最大公約数に見つかっていくのかなと。働くというのは社会に価値を与えることで、その中でも自分が気楽にできることを見つけていきたいですよね。(p169)

でもいちばんは、「現世なんて遊び」、みたいな考えですかね。現世なんてちょっとした遊びなんだからコケても大したことなんですよ。コケてもコケなくてもいずれはどうせ死ぬわけで。ただ、遊びだからこそ、てきとうにやらずに全力でやんないとつまんないですよね。どっちの選択肢を選んでもいずれ死ぬわけだから、選択肢を迷う意味はあんまりなくて、雑にやろうよ、みたいな。そのかわり全力で遊ぼう、という。そういう外部規範はありますよね。

(p181)

やっぱりねー、定額働かせ放題プランって言うけど、時給を払っちゃうと、その時間ぶんできるだけ働かせようと思っちゃうんだよね、起業家としての立場上。生産性向上だとか働き方改革だとかってそういうことだから。お金払ったらMAXの出力を出せなきゃいけないわけだから。(p219)

胸の内を披露できる間柄だからこそ出てくる、えらてんさんの人生観や、ビジネスに対して、もう少し踏み込んだ言葉がいろいろ記載されています。

以上が、えらてんさんのデビュー作

しょぼい起業で生きていく

でした。

一応、本書で得られるノウハウを僕なりにまとめて、圧縮しましたが、実際にえらてんさんがどのようなアクションを起こしたのか?えもてんさんがしょぼい喫茶店を立ち上げる経緯などなど

中身の詰まった、実体験やエピソードはカットしています。それは実際に本書を買って、読んでいただいて、楽しんでいただければと思います。

ちなみに僕は、会社員でぬるいブログを運営して、ぬるい承認欲求が得られたらな~程度に考えています。

本書の購入のきっかけも、えらてんさんをチャンネル登録していて、ブログの題材としても面白いからという軽いきっかけです。

ただ、ブログの閲覧者が増え、ツイッターのフォロワーが増えて、すごい楽しいネット生活を送らせていただいています。

正確に友達が増えた、仲間が増えたという間隔とは異なりますが、つながりが増えていることへの喜びは大きく、そういったコミュニティを一杯作っていくことに、えらてんさんなどはやりがいを感じているのではないでしょうか。

起業を考えている人はもちろんですが、やりたいことが見つからない、新しいことをはじめたい人のきっかけ作りにもなると思います。

最後にえらいてんちょうさんの口癖を引用して、この本の評価をまとめたいとおもいます

しょぼい起業で生きていく

いい話だよな~~~~~

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