シェンムー3 ひどいとも神ゲーともいわれる本作について第一印象評価

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今回は、シェンムー3の序盤5時間をプレイしたうえでのレビュー。発売日から1日経過して、早くもネット上で「ひどい、古臭いゲームだ」という声と、「1、2が神ゲーだから3も面白い」という意見が真っ二つに分かれています。
私は、シェンムーシリーズは本作初体験です。今回は開発の経緯などを考えず、ほかのフルプライス作品と同様の評価軸で、本作をレビューします。果たしてその出来はひどいのか、神げーなのかの評論。購入の参考にしてほしいです。

オープンワールド、関連する龍が如くに関するレビューもブログに記載しているので、よろしければ参考にしてみてください。

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神ゲーのシリーズを継承するスローライフを味わう世界

神ゲーと絶賛され、大規模な宣伝と開発費がかけられた初代「シェンムー」を「ライフシュミレーター」と称するレビュワーがいて、いい得て妙だと感じました。

シェンムー3は非常にスローライフなゲームです

「人に聞く」ことが非常に重要なゲームで、目的地に到着してフラグが解放される、最近のオープンワールドゲームとは全く異なります。(どちらかといえば、箱庭ゲーム)

例えば、ある石彫師が、ゴロツキに襲われたという情報を聴いて、村にたどり着きます。

主人公の涼は、手当たり次第に村人にゴロツキのことを聴きます。

「ゴロツキのことはしりませんか?」

「山田さんなら知っているんじゃない?」

すると、山田さんを見つけることが新しい目的になります。次に涼は山田さんの場所を村人に聞こうとします。

「山田さんはどこですか?」

すると

「わかりません」

「近くにいますよ」

「あの家の裏側にいますよ」

村人によって、全くわからない人、おおまかな情報だけを伝える人、そして詳細な場所を教えてくれる人と別れます。

(なかには冷たくあしらわれることも)

普通のRPGなら、答えを教えてくれる村人を明確に設定して、あとは別の情報を伝える村人という役割を与えますが、シェンムー3はすべての村人が一つの情報について、あらゆる回答を示してきます。

また、村人はひとりひとり、名前が割り当てられており、名前をしっかり覚えておくことで、ストーリーを進めやすくなるという利点があります。

(フラグはマップ上ではなく更新されるメモ帳から、どうやって解いていくかをプレイヤーにゆだねています)

世界観を深くするうえでは、神ゲーという印象ですが、中国人ばかりなので、おぼえにくくて、ひどいな・・・と思うこともありますが。

グラフィックは、現行の作品に劣るものの、その膨大なリアクションとセリフの数が、ライフシュミレーターと称賛され、神ゲーといわれた一作目を彷彿とさせます。

一方で、セリフが膨大すぎるためか、シリーズ初経験者への配慮か、説明的なセリフが多く、そのセリフがカットできないため、ストレスはたまります。

(そうか、覚えておくよの嵐です)

スローライフを密度が濃くて、心地よいと感じるか不親切と感じるか

冒頭で記載したように、シェンムー3は非常にスローライフなゲームです。

いわれた場所、時間までジャンプできる機能がありますが、ジャンプできない場面もあり、時間をつぶしたり、走って現地まで直接行かざるを得ない場面もあります。

ファストトラベルやスキップ機能はもう少し充実したほうが、最近のゲームに慣れているプレイヤーからすれば、「ひどい」と思える箇所が多いのではないでしょうか。

ただ、主観で様々な場所を練り歩いたり、村人の反応の細やかな変化を目の当たりにすることで、古き良き箱庭ゲームの面白さと、中国の架空の村に対して愛着がわくのも事実です。

長い捜索から帰って、ヒロインのシェンファに「お帰り」と声をかけてもらったり、出かけるときにいちいちムービーが挿入されて「いってらっしゃい」といわれます。

これは、面倒で煩雑に感じる一方で、献身的に中国に来た涼を支えてくれる、シェンファに愛らしさと情がわきます。

「デス・ストランディング」同様に不自由さによって、ゲームへの没入感や親しみがわくというのも事実です。

引き出しのあけられる量が膨大ではありますが、意味のあるセリフやアイテムが取得できることも稀ですが、この作りこみが世界に命を吹き込んでいます。

ただ、肯定的というわけではなく「ひどい」と感じる部分もあります。

最たる要因は、体力が移動とともに失われるという基本ルールです。

涼は走ったり、戦闘してダメージを受けたり、修行すると体力を消費します。体力は食材を食べることで、回復します。ただ、序盤だとお金を簡単に溜めることが難しいです。

道で生えている生薬を採取して、漢方薬として売ると多少の金策になりますが、生薬を探すポイントを見つけるのも面倒ですし、一定時間たたないと生薬がはえてこないです。

体力が減った状態だと、気軽に戦闘をすることもできず、移動にも制約がかかります。この面倒さはさすがに「リアルだ」「管理が面白い」とは思えず、ひどく面倒だなと感じました。

シェンムー3は探索するのが楽しいゲームですから、それに制限をかけるのはどうかな?と個人的に思ったからです。

戦闘は爽快感が薄く、ひどく退屈な内容 ミニゲームの一種としてとらえたほうがいい

シェンムーといえば、過去作はバーチャファイターのシステムを利用した、戦闘も評価の一つでした。

ただ、本作はワンボタンで派手なアクションが繰り出せるようになりました。

戦闘システムは大雑把なものになっており、コマンドによって技が出せたりしますが、攻撃か防御というもの。

敵の隙を見つけて、そこに攻撃を叩き込むというぐらいです。

こうしたアクション要素がありながらも、ヒット時のエフェクトが非常にわかりづらく、ダメージを与えたのかどうかわかりません。

また、修行を重ねて攻撃力や体力をあげていくのですが、ノーマルでも涼の被ダメージが多めに感じました。

唯一、戦闘中に使用できる回復アイテムもかなり高額・・・・

(竜巻キック連打で押し切ります)

(各種修行は地味の一言)

メインシナリオにおける戦闘シーンは非常に少なく、戦闘もミニゲームの一つぐらいの位置づけになっています。

戦闘については、ひどいという声が非常に多くみられました。私も戦闘はもっと洗練してほしいという意見を持っています。

シェンムー3はあくまで、人と人のかかわりでフラグを解決していく、アドベンチャーが根幹にあると感じられました。

序盤をプレイしながら、かなり粗の目立つ作品に感じられました。不親切である部分が味になっているところもありますが、ストレートに「ひどい不親切さだな」と思える箇所も出ています。

意外と、フラグにうるさい作品で少しでもストーリーから離れようとすると、もどされる箇所も多かったです。(逆にどこでもいけたら迷子になる可能性大ですが)

しかし、久しぶりにこだわりが強く、遊びがいのあるミニチュアな箱庭ゲームを触れたなと感じています。

おそらく、クリア後になってもこの評価が大きく覆らないと思いますが、引き続き中国に世界にどっぷりとつかっていきたいと思います。

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